大谷翔平30歳と比較したニート30歳の命の重さは卵2個分─という話
【はじめに】
命に重さはあるのか —— 比較不可能なものを、あえて数値で測る試み
人の命は平等である。
この言葉は、倫理や道徳、法のもとで語られるべき「建前」であり、我々が日々接する現実世界において、それが一貫して守られているわけではない。
病院の緊急治療室では、救命優先順位(トリアージ)によって命の価値に“重み”がつけられる。保険、教育、雇用、政治、あらゆる場面で「この人の命をどう扱うべきか」という問いは、暗黙のうちに“差”を前提として処理されている。
では、私たちはその命の重さを、どのような尺度で、どのように評価しているのか?
その問いを、極端な対比構造をもとに可視化する思考実験として本稿は構成されている。
【対象設定:同じ年齢、まったく異なる命のかたち】
■ A:大谷翔平(30歳)
言わずと知れたメジャーリーガー。
二刀流で世界の頂点に立ち、800億円以上の契約金を獲得し、日米で熱狂的な支持を受け、数々の記録と記憶を残す稀代のアスリート。
所属:ロサンゼルス・ドジャース。SNSフォロワー数:数百万。
※2025年現在の実在情報に基づく。
■ B:山田太郎(仮名・30歳)
神奈川県在住、実家暮らし。大学中退後、10年以上職歴なし。
両親(70代)の年金と貯金で生活し、日中はスマートフォンで動画を視聴、深夜にSNSで時折社会批判をつぶやく。
BMI:32(軽度肥満)、睡眠リズムは昼夜逆転、就労意欲は「特になし」と回答。
対人関係は主にオンラインゲーム内で完結し、外出頻度は週1回のコンビニのみ。
本人の言葉:「働く意味がわからない。世界は腐っている。」
【思考実験の枠組み】
この2人の命に、社会がどう価値を見出し、またどう消費しているのかを以下の6分類における指標群によって徹底的に比較・数値化する。
そして最終的に、「命の重さ」という抽象的概念を、統計と科学、皮肉と現実のあいだで体重(kg)という直感的な比喩スケールに落とし込むことを目指す。
【評価項目】
経済的指標
社会貢献・影響指標
象徴性・心理的価値指標
生物学的・将来性指標
文化・エンタメ的存在感
周囲への負荷・迷惑指標
結論(総合スコアと命の比喩的体重換算)
1. 経済的指標 ——「金を生む命」と「金を食う命」
経済は、最も冷酷かつ明快な指標である。
貨幣は命の重さを等価に変換し、誰にとっても共通言語となりうる。ここでは以下の5項目について、明確な数値に落とし込んで比較する。
■ 1-1. 生涯年収
● 大谷翔平
契約収入:約10年で約700億円(※契約ベース・税引前)
スポンサー・広告収入:約年間50億円(想定)
生涯年収見込み:約1000億円
● 山田太郎
職歴なし。過去のアルバイト経験なし。
両親の年金+仕送りで生活(月8万円相当)
生涯受け取る想定額:8万円 × 12ヶ月 × 60年 = 約5760万円(※受益ベース)
👉 比率:約1:17,000
※補足:「受け取る側」としてカウントされた山田は、経済的には"支出項目"に近い存在とも言える。
■ 1-2. 納税額
● 大谷翔平
米国所得税(約50%)+日本での間接税等
仮に700億円のうち半額が税金とすると:350億円超
● 山田太郎
納税履歴:ほぼゼロ
むしろ消費税以外の税を納めた記録なし
推定納税額:0円
👉 比率:無限大(割り算不可)
※補足:この国で一部の国民が1人で国の小都市を養っている一方、他の国民はコンビニで「税高くね?」とつぶやくだけである。
■ 1-3. 経済波及効果(メディア・雇用・消費)
● 大谷翔平
関連雇用:チーム/トレーナー/広告代理店/翻訳者/メディア記者/グッズ販売など
推定:年間1000人以上に直接・間接雇用を創出
経済効果(観光・商品・放映権等含む):年間2000億円規模
● 山田太郎
影響範囲:親の年金、近隣住民(ゴミ出し頻度)
間接消費:光熱費・カップ麺など
経済への貢献:年間約96万円程度
👉 比率:約1:2,000,000(年間経済効果換算)
※補足:山田氏が唯一経済に影響を及ぼすとすれば「引きこもり支援団体」の存続理由としての存在かもしれない。
■ 1-4. 公共コスト(生活保護・医療・年金)
● 大谷翔平
公共コスト:ゼロ(保険適用医療なし・公的扶助対象外)
むしろ社会保険料等を大量に支払っている
● 山田太郎
年金:月6万円(親からの間接補助含む)
医療費:精神科+生活習慣病対応で年間10万円相当
長期で考えると、医療費+福祉支出総額で約2000万円相当の国家負担
👉 経済的には**“国家の赤字項目”としてカウント可能**
■ 1-5. 資産保有額
● 大谷翔平
不動産、現金、金融資産等、推定:数百億円超
● 山田太郎
資産なし。本人名義の貯金口座は残高数千円
総資産:0円(±数千円)
👉 比率:想定不能。個人と国家予算ほどの差

2. 社会貢献・影響指標 —— その人がいなくなったら誰が困る?
経済と違って金銭に換算できない価値がある。
それは、「その人が社会に与える影響力」や「いなくなった場合に失われる影響範囲」とも言える。
この章では以下の項目に分け、定量可能な形で**可視化された“存在価値”**を描出していく。
■ 2-1. 被扶養者・依存人口
● 大谷翔平
両親・兄弟・親族を経済的に援助(していると仮定)
所属球団スタッフ、通訳、スポンサーなど多数の“間接扶養”
概算:約150人以上の生活が大谷に経済的・精神的に依存
● 山田太郎
両親が太郎に扶養されるどころか、彼を扶養している
実質的には扶養者ではなく**“被扶養者”**
👉 スコア差:+150 vs -2(※親)
※補足:この国では「養う者」より「養われる者」の方が長生きする場合もある。
■ 2-2. ボランティア・社会活動参加歴
● 大谷翔平
寄付実績:東日本大震災、小児病院などに億単位の支援
社会貢献活動(子供向け施設訪問、慈善試合など):年10回以上
プロスポーツ選手会等にも所属し政策提言経験あり
● 山田太郎
SNS上で「社会は終わってる」「俺は働かない」などの投稿あり
それ以外の社会的な活動参加歴:ゼロ
👉 実質:年間社会貢献回数 約10回 vs 0回
※注記:「社会に対して何かをしない自由」もまた人権の一つではある。
■ 2-3. 周囲へのポジティブ影響人数(直接・間接)
● 大谷翔平
子供の夢・目標になっている割合:国内小中学生の約25%が名前を挙げる(※ベネッセ教育総合研究所調査より)
野球人口維持、スポーツ市場拡大、健康増進への動機付け
影響範囲:数千万人
● 山田太郎
家族への精神的負担、近隣への印象悪化、親族内での話題のネガティブ要素
影響範囲:半径数メートル以内
精神科医・生活保護相談員にとっては「業務」の一環としてカウントされる可能性あり
👉 社会的“正の影響範囲”:数千万人 vs 3人
■ 2-4. 税金以外で社会に「還元」した行動数
● 大谷翔平
取材対応、署名協力、公共イベント参加など、年間数十件
実名報道・公人としての自覚に基づく行動あり
● 山田太郎
年間ゴミ出し回数:約52回(週1想定)
ただし、分別ミスや遅延もあり「迷惑」カウントの可能性も
還元行動:おそらくマイナス成績

合計スコア:
大谷翔平:38 / 40
山田太郎:2 / 40(内1点は誤差の可能性)
3. 象徴性・心理的価値指標 —— 「いなくなったら、物語が消える命」
貨幣でもなく、制度でもなく、人々の記憶や文化に刻まれる価値。
つまりその人が「意味」になるかどうか。
この項目では、大谷翔平と山田太郎が持つ象徴的価値を5つの観点で比較する。
■ 3-1. 国民的認知度(名前を知っている人の割合)
● 大谷翔平
NHK、共同通信、Yahoo! Japanなど主要メディアで年間1,000件以上の露出
小中学生の95%、成人の98%以上が名前と顔を認知(※2024年調査)
認知度:98%
● 山田太郎
実在しないため認知度ゼロ
現実の引きこもりや無職者は「顔の見えない群像」として統計に埋没
親戚内では話題だが、敬遠される傾向あり
認知度:0.0000001%(親族+担当医)
👉 比率:1:980,000,000
※皮肉:「無名である」ということは、社会からの“実在許可”がないに等しい。
■ 3-2. 希望・目標としての象徴性
● 大谷翔平
「二刀流=常識を超える可能性の象徴」
教育界やビジネス界でも「理想的自己管理」の教材として利用
「大谷ルーティン」「翔平ノート」など模倣される事例多数
象徴性スコア:10 / 10
● 山田太郎
「ああなりたくない人物」としての負の教材として活用可能
ただし名前も顔も知られないため“実用性のない警告”にとどまる
象徴性スコア:1 / 10(負の象徴・限定的)
※補足:「反面教師」は教師ではない。
■ 3-3. メディア・言説空間での再生可能性(名前の“持続力”)
● 大谷翔平
引退後も伝記・映画化・ドキュメンタリーが見込まれる
死後も「日本の誇り」として語り継がれる確率が極めて高い
ブランド・コンセプト・思想としての持続可能性:数十年〜百年単位
● 山田太郎
名前が記録に残る可能性は役所の戸籍のみ
死後1週間以内に存在がネットから消える可能性が高い
“文化的蒸発”の典型例
👉 生存後再利用スコア:大谷 9.5 / 10 vs 太郎 0.1 / 10
■ 3-4. 追悼人数・葬儀参列者数(予想)
● 大谷翔平
仮に事故死すれば、国葬級報道+スタジアム葬可能性あり
SNS追悼ツイート:数百万件
実葬儀参列予想:1万人規模(関係者含む)
式典ライブ視聴数:数千万人規模
● 山田太郎
両親+親戚数名+地域包括ケア担当者
通夜なし、火葬式のみ、香典不要
参列者:3人
👉 比率:10,000人 vs 3人(生花数で比較すればさらに顕著)
※皮肉:「命の終わり」が社会的イベントとなる者と、「始末」として処理される者。
■ 3-5. 二次創作・記号化の可能性
● 大谷翔平
キャラクター化、マンガ化、スタンプ化、教育用図像、ミーム、LINEスタンプ
文化として昇華されうる存在
● 山田太郎
匿名掲示板で数回話題にされる可能性あり
ただし「また一人消えたな」で終わる
象徴的再利用スコア:大谷 9 / 10、太郎 0.5 / 10

合計スコア:
大谷翔平:48 / 50
山田太郎:2.1 / 50
4. 生物学的・将来性指標 —— 命は未来への株式か
「今」何ができるかではなく、「この命が未来に何を残すか」
それを、生物学的・機能的・社会的な視点で定量化します。
本項では、次の5つの観点から比較します。
■ 4-1. 健康寿命・余命
● 大谷翔平(30歳)
アスリートとして健康管理のプロ
栄養士・トレーナー・定期検診あり
推定健康寿命:85歳以上(日本平均より+5年)
→ 残り健康年数:約55年
● 山田太郎(30歳)
運動習慣ゼロ、日光も浴びず、栄養はコンビニとカップ麺
精神疾患・肥満・アルコール・喫煙などの複合要因あり
健康寿命予測:45歳以下
→ 残り健康年数:約15年
👉 寿命スコア差:+40年
■ 4-2. 生殖可能性・子孫繁栄力
● 大谷翔平
遺伝的魅力:高身長、健康体、知名度、経済力
配偶者希望ランキング常連
子孫への影響:将来のスポーツエリート遺伝子継承の可能性
→ 生殖価:極めて高い(生物学的・社会的選好の両面で)
● 山田太郎
異性交際経験なし、対人回避、精神的不安定さ
遺伝的には平均的でも、社会的選好値が著しく低い
生殖活動の可能性はほぼ0%
👉 子孫繁栄スコア:10 vs 0
■ 4-3. 遺伝子拡散価値(社会的遺伝子論)
これはリチャード・ドーキンスの「ミーム(文化的遺伝子)」に基づく評価。
● 大谷翔平
行動・思考・習慣・発言が“模倣される遺伝子”として広がっている
習慣:早寝早起き、自己管理、礼儀などが全国の教育に影響
→ ミーム拡散力:9 / 10
● 山田太郎
拡散力はほぼ皆無。模倣されるとすれば、ネットスラング的存在(例:「○○ニート」)
ただし、顔・声・言葉が伝わっていないためミーム化も困難
→ ミーム拡散力:0.5 / 10
■ 4-4. 継続的パフォーマンス可能性(将来の生産性)
● 大谷翔平
現役を退いても、指導者・解説者・文化人など多方向にキャリアを広げられる
CM出演、書籍出版、講演など生産価値が生涯続く想定
→ 将来生産可能年数:50年+
● 山田太郎
現在無職、将来的にも就労意欲やスキル向上の兆しなし
精神疾患悪化で就業困難となるリスクが高い
→ 将来生産可能年数:0年
👉 パフォーマンス差:50年 vs 0年
■ 4-5. 純粋な身体的パフォーマンス値(現在時点)
● 大谷翔平
ベンチプレス、スプリント、反射神経、持久力など、全てプロ基準
スポーツ医学的な身体能力指数:上位0.01%
● 山田太郎
基礎代謝低下、筋力低下、BMI 35(肥満)
身体年齢:推定45歳以上
自室の床から立ち上がるのに5秒以上かかる日もある
👉 身体スコア差:100:10(10は“かろうじて生存”の意味)

合計スコア:
大谷翔平:49 / 50
山田太郎:3.5 / 50
5. 文化・エンタメ的存在感
—— 命が「コンテンツ化」する時代の価値とは何か
いまや「生きている」だけでは不十分で、
どれだけ人に見られ、消費され、共有されるかが命の「重さ」を左右する。
この項目では、命が「観られる商品」になった世界での価値を定量化します。
■ 5-1. 動画/SNS再生数・エンゲージメント
● 大谷翔平
MLB公式、NHKスポーツ、YouTube等で登場する映像は毎回ミリオン超
「#大谷翔平」はInstagramで数千万件ヒット
世界中のファン層(多言語対応)あり
→ SNS影響力スコア:10 / 10
● 山田太郎
SNSアカウント未所持、動画投稿・拡散履歴なし
Google検索結果:同姓同名が多数で埋もれる
自分が社会に見られていない自覚すらある
→ SNS影響力スコア:0.1 / 10(匿名掲示板に1スレ程度)
■ 5-2. ファン数・コミュニティ形成力
● 大谷翔平
日本・韓国・台湾・アメリカで熱狂的ファンベースあり
ファンクラブ、グッズ市場、各国に応援グループ
コスプレ・応援歌・祝賀イベントなど生活への浸透力も高い
→ ファンベーススコア:10 / 10
● 山田太郎
身近な人間関係がほぼ無く、孤立
ネット上でも支持コミュニティは形成されない
精神的支援を求める投稿は既読スルー、もしくはスレッド落ち
→ ファンベーススコア:0 / 10
■ 5-3. コンテンツ化可能性(映画・書籍・メディア)
● 大谷翔平
既にドキュメンタリー化済み、映画化・自伝書籍の可能性も濃厚
引退後も「語り継がれる物語」としてブランド継続が確実視される
→ コンテンツ可能性スコア:10 / 10
● 山田太郎
書籍化の対象になるとすれば「絶望系私小説」「孤独死ノンフィクション」枠
ただしそれすらも企画されるには社会的関心が必要
実際には公営住宅の一室でひっそり完結する物語
→ コンテンツ可能性スコア:0.5 / 10
■ 5-4. 商品化・グッズ展開力
● 大谷翔平
ユニフォーム、ボブルヘッド、フィギュア、Tシャツ、サイン色紙
1商品あたり数千万〜億単位の売上を見込める
キャラ性と実績の両立で「買われる人格」を形成
→ グッズ価値:10 / 10
● 山田太郎
キャラクターとして認識されておらず、そもそも“像”がない
商品化すれば「ニートを飼う育成ゲーム」のような悪趣味商品か
市場性皆無。発生すれば炎上か、ギャグ要素
→ グッズ価値:0.2 / 10
■ 5-5. 文化的引用・象徴としての使用頻度
● 大谷翔平
新聞・小説・講演・広告コピーに登場
「夢を諦めない」「二刀流精神」「侍」などの文脈で引用される
文化的アイコンとしての耐久性が非常に高い
→ 文化引用力:10 / 10
● 山田太郎
時折ネット上の自虐ジョークで「俺、山田太郎レベルの無職」として登場
しかしそれは彼個人ではなく“カテゴリの象徴”でしかない
「匿名性」がむしろ文化消費を妨げている
→ 文化引用力:0.5 / 10

合計スコア:
大谷翔平:50 / 50
山田太郎:1.3 / 50
6. 周囲への負荷・迷惑指標
——「生きているだけで迷惑」の定量化
命はすべて平等——建前としてはそう言われる。
だが現実には、命は“他者のリソース”を消費する存在でもある。
このセクションでは、負の側面を具体的に数値で可視化する。
■ 6-1. 公的扶助・社会保障の利用度
● 大谷翔平
納税額は年間数億円、医療保険を使う機会も非常に少ない
社会保障は一方的に“供給”する側
→ 公的コスト:-10(マイナス=社会への貢献)
● 山田太郎
生活保護受給中。国民健康保険で精神科通院、家賃補助
年間コスト:推定約200万円/年(医療+住宅+生活費)
→ 10年で2,000万円以上の「社会的赤字」
→ 公的コスト:+10
■ 6-2. 家族への精神的・経済的負荷
● 大谷翔平
親への仕送り、家族の誇り、地元の名誉
家族のメンタルスコア:上昇要因
→ 家族負荷スコア:-10(幸福要因)
● 山田太郎
同居または実家寄生中。親の年金で生活
就労支援や精神医療のため親が奔走。介護と精神ケアのダブル負担
親族関係もギクシャクし、冠婚葬祭への出席も避けられる傾向
→ 家族負荷スコア:+10(限界介護)
■ 6-3. 他者への見えない負荷(空間・医療資源など)
● 大谷翔平
年間数百万人を動員する試合は、公共交通・宿泊・雇用を活性化
医療資源の占有なし
→ 他者負荷スコア:-5
● 山田太郎
定期的に通院。待合室のリソース、医師の時間を消費
「働けない」ことへの社会的いらだちや、福祉叩きの材料にされる
→ 他者負荷スコア:+5
■ 6-4. 災害・有事時の救助優先度
● 大谷翔平
有事の際には報道や救助リソースが集中(VIP対応)
経済波及の大きさからも“救うべき存在”
→ リソース妥当性:-5(社会的合意)
● 山田太郎
救助リストでは後回しにされがち
もし取り残されてもニュースにはならない
「あの人、生きてても誰にも気づかれない」というリスクあり
→ リソース妥当性:+5(リスク要因)
■ 6-5. 心理的存在圧(周囲が感じる“申し訳なさ”)
● 大谷翔平
存在するだけで人を元気にさせる「太陽」のような心理影響
羨望はあっても“しんどさ”はない
→ 存在圧スコア:-10(喜ばれる存在)
● 山田太郎
家族に「生きててごめん」と言われるレベルの“重さ”
本人もまた「自分が消えた方が」と思い詰め、周囲の空気を重くする
→ 存在圧スコア:+10

合計スコア:
大谷翔平:-40 / -50(=社会に与える負荷ゼロ、むしろ利得)
山田太郎:+50 / +50(=周囲に与える総合負荷MAX)
7. 結論:ニートの命は卵2個分
■ 命は平等か?という問いへの科学的アプローチ
私たちは「命は平等であるべき」という理念を信じて生きている。
しかしその一方で、現実の社会では、命は“扱い”において平等ではない。
その差を直視するために、本稿では複数の定量・定性指標を総合スコア化し、命の価値を「質量」という直感的な単位で可視化した。
最終的なスコア計算

それぞれの指標に設定したスコアを、**重み(%)**に基づいて加重平均をとります
最終スコア=(経済的指標×0.20)+(社会貢献・影響指標×0.20)+(象徴性・心理的価値指標×0.20)+(生物学的・将来性指標×0.10)+(文化・エンタメ的存在感×0.10)+(周囲への負荷・迷惑指標×0.20)
これにより、山田太郎(仮名)の最終スコアは次の通りです:最終スコア=(1×0.20)+(2×0.20)+(2×0.20)+(5×0.10)+(3×0.10)+(5×0.20)=3.8
■ 質量換算の計算式

95kg:大谷翔平の実体重(スコア100)
スコア:各人物の経済価値・社会貢献・象徴性などを統合した数値(前節にて提示)
この式は「べき乗スケーリング」によって、わずかな差が“爆発的な存在格差”となって現れる現実を反映している。
“命の価値”は直線的には増減しない──それは、富や注目、影響力と同様に指数的に拡大・縮小するからだ。

■ 命の重さ「140g」とは
・鶏卵 2個と少し
・白米 1合弱
・ポケットティッシュ6個分
・レターパック封筒7枚分
・文庫本やスマホの0.8台分
この140gという質量は、**ほとんどの人が気にも留めず、手に取っても何も感じない程度の「軽さ」**である。
カバンの奥に入ってて捨て忘れたティッシュと同レベルの存在感。
■ 命の“軽さ”と無関心の一致
「山田太郎」が死んでも、おそらく報道はされない。
近隣住民は異臭で通報し、行政が淡々と処理を進める。
葬儀は行われず、骨壺は市営の合祀墓に納められる。
何の物語も残さず、社会に与えた影響は、“ゼロ”どころかマイナスかもしれない。
一方、大谷翔平が命を落とした場合──
速報が世界中に流れ、球場では追悼のセレモニーが行われ、ドキュメンタリーが制作される。
彼の死は「時代の喪失」として記録され、語り継がれる。
番外編:ニートの価値 ― 臓器移植編
卵2個ではあまりに救いがないので、臓器移植の観点でニートの価値の最大化を目指しました。
この番外編では、30歳の「ニート男性」から提供される臓器によって、どれほどの人命が救えるのか、また、その臓器が金銭的にどれほどの価値を持つのかを探ります。また、臓器の金額については昨今の途上国からの供給の増加やニートの健康状態を鑑みて途上国レベルでのブラックマーケットでの金額を想定しています。
ニート男性の臓器提供の価値(途上国を考慮した価格)
腎臓(2つ)
命を救える人数: 2人
金銭的価値:
発展途上国におけるブラックマーケットの価格:1つあたり約5万~10万ドル(やや低め)
日本円換算: 約700,000円~1,400,000円(1ドル=140円換算)
合計価値: 約10万~20万ドル(1,400,000円~2,800,000円)
肝臓(部分提供)
命を救える人数: 1人
金銭的価値:
発展途上国における価格:約4万~7万ドル
日本円換算: 約560,000円~980,000円
合計価値: 約4万~7万ドル(560,000円~980,000円)
肺(片方)
命を救える人数: 1人
金銭的価値:
発展途上国における価格:約3万~6万ドル
日本円換算: 約420,000円~840,000円
合計価値: 約3万~6万ドル(420,000円~840,000円)
骨髄
命を救える人数: 1人
金銭的価値:
発展途上国における価格:約5,000ドル
日本円換算: 約700,000円
合計価値: 約5,000ドル(700,000円)
心臓
命を救える人数: 1人
金銭的価値:
発展途上国における価格:約15万~30万ドル
日本円換算: 約2,100,000円~4,200,000円
合計価値: 約15万~30万ドル(2,100,000円~4,200,000円)
角膜(2枚)
命を救える人数: 2人
金銭的価値:
発展途上国における価格:1枚あたり約1,500ドル
日本円換算: 約210,000円
合計価値: 3,000ドル(420,000円)
脾臓
命を救える人数: 免疫機能の改善には貢献しますが、直接的な命の救済には繋がりません。
金銭的価値:
発展途上国における価格:約5,000~10,000ドル
日本円換算: 約700,000円~1,400,000円
合計価値: 約5,000~10,000ドル(700,000円~1,400,000円)
髪の毛や皮膚、精子等の価値
髪の毛
金銭的価値:
1グラムあたりの取引価格が約1~2ドルの市場で、30歳男性の髪の毛の量が100gと仮定すると、金銭的には**100~200ドル(14,000円~28,000円)**程度となります。
皮膚
金銭的価値:
皮膚移植に関しては、特にやけどや外傷患者にとって重要ですが、商業的な取引はほとんどありません。価値を具体的に定義するのは難しいですが、皮膚提供が商業的に行われる場合、数千ドル(約500,000円前後)となる場合があります。
精子
金銭的価値:
健康な精子提供者からは、**約100ドル(14,000円)**程度の収益が得られます。ただし、精子の市場は規模が小さいため、これ以上の金額にはならないことがほとんどです。というかニートの精子の価値なんてゼロに等しいと思われます。
命を救える人数の総合計
命を救える人数(直接的)
腎臓(2つ): 2人
肝臓(部分提供): 1人
肺(片方): 1人
骨髄: 1人
心臓: 1人
合計: 6人
病気から解放される人数(視力回復や生活の質向上)
角膜(2枚): 2人
合計: 2人
免疫機能の改善(脾臓):
免疫機能改善に貢献するが、命を直接的に救うわけではない。
総合的な命を救える人数は、約 8人 となります。
金銭的価値の合計
腎臓(2つ): 10万~20万ドル(1,400,000円~2,800,000円)
肝臓(部分提供): 4万~7万ドル(560,000円~980,000円)
肺(片方): 3万~6万ドル(420,000円~840,000円)
骨髄: 約5,000ドル(700,000円)
心臓: 15万~30万ドル(2,100,000円~4,200,000円)
角膜(2枚): 3,000ドル(420,000円)
脾臓: 約5,000~10,000ドル(700,000円~1,400,000円)
総合的な金銭的価値は、約 180,000~380,000ドル(25,200,000円~53,200,000円)となります。
まとめ
30歳の「ニート男性」から提供される臓器によって、約 8人 の命が救われ、金銭的に換算すると 180,000~380,000ドル(約25,200,000円~53,200,000円) の価値が生まれることが分かりました。
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