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【印刷推奨】英語の文型をわかりやすく且つ徹底的に整理!

高校生になると英語の授業でいきなり文型の話が始まり、よくわからず嫌になりますよね笑。今では文型についてある程度頭の中で整理がつけられていますが、最初は私もつまづきました。

私の場合、文型を理解して実際に文がどのような構造をしているか判別できるようになるまでに1~2年かかったと思います。おそらく他の人もそれくらいかかるのではないでしょうか。一朝一夕で身につくものではありません。

習得するのに時間はかかりますが、習得できればあなたの英語学習を次の段階に進めることができます。いままでお決まりのフレーズを丸暗記していたのが、文の組み立て方を知り自分で文を作り出すことができるようになります。自分で文を作ることができるというのは、自分の言いたいことを英語で表現できるということです。また作り方を知っていれば、文全部の丸暗記に比べて、暗記量は少なくて済みます。

英語が苦手でこの記事を読んでくださっている方に文の構造について理解してもらいたく、今回は私が一番気に入っている文型のまとめ方を書いていきたいと思います。

実は学校によっては8文型に分けて教えているところもあり、「5文型」という分け方は絶対ではありません。よく考えればすべての文を5つのパターンに集約するというのも無理がありますもんね笑。

今回はあくまで私が「このくらいわかっていれば英文を読む際に困らないだろう」と思っている最低限の知識を簡潔に書いていきます。自分ではわかりやすく書いているつもりですが、わかりにくかったらすみません笑。

では始めていきましょう。
以後、英文中の[   ]は名詞のまとまりを、(   )は形容詞のまとまりを、<  >は副詞のまとまりを表します。


文要素(S,V,C,O)

S:主語

Sはsubject「主語」のことでその名の通り文の主語となるものを指します。
名詞のみがSになることができます。

V:動詞

Vはverb「動詞」のことで動作を指します。
動詞のみがVになることができます。
Vの部分は現在形、三人称単数のs、助動詞付き、現在進行形(be doing)、現在完了形(have done )、受動態(be done)など様々に変化するので注意しましょう。

C:補語

Cはcomplement「補語」のことでSやOの状態や様子を説明します。第2文型では「S=C」の関係になり、第5文型では「O=C」の関係になります。
名詞と形容詞がCになることができます。

O:目的語

Oはobject「目的語」のことで他動詞の動作対象を指します。例えば他動詞make「~をつくる」の「~」にあたるのが目的語であり、She made a cake. 「彼女はケーキを作った」という文では、a cakeがmadeの目的語ということになります。
名詞のみOになることができます。

まとめると

文要素

同じようなことを「品詞のまとめ」の動詞のところでも書いてあるので、合わせて確認してみてください。

そしてこれらの文要素をもちいて文型を大きく以下のように6つに分類したいと思います。

文型の分類

第1文型(S V)

「SがVする」という関係の文型です。Vにはarrive「到着する」、go「行く」、live「生きる、住む」、fly「飛ぶ」といった自動詞を用います。

目的語(O)をとらないため、「~に、~を」と目的語をとらせたい場合は前置詞をつけることで後ろに目的語(名詞)を持ってくることができます。
例 arrive at~「~に到着する」, go to~「~へ行く」

第1文型の例文をみていきましょう。

I live <in Tokyo>. 「私は東京に住んでいる」(現在形)
The meeting ended <at three> <in the afternoon>. 「会議は午後の三時に終わった」(過去形)
The sun is shining <brightly>. 「太陽は明るく輝いている」(進行形)

構造はこんな感じ。

どの文も<副詞>を無視すればSとVで出来ているのがわかるでしょう。

(これは覚えなくてよいが、副詞が重要だとする考えもある。例えば上の文で副詞を取り除いて、I live.「私は住んでいる」とした場合、文は成立しているが意味的に「どこに?」と突っ込みたくなる。だから副詞の<in Tokyo>は意味的にはマストで付いていなければならずこの文は「S V 副詞」という新しい文型として分けるべきという考え方もある。私は分けるとめんどくさいから分けたくないけど笑)

あと、「~がある、いる」を表すThere be ~も第1文型が倒置したかたち。

be動詞には第1文型で「ある」の意味があり、もともとは上の文のかたちをしていた。しかしこの「大きな建物がある」という文で言いたいメインはa large bildingだから、上の文だと一番大事な情報が先に出てきて後は尻すぼみとなってしまう。なのでbe動詞の前後を入れ替えて大事な情報を後半に持ってきたのがThere be ~の構文である。この構文ではbe動詞の主語はその後に来るので、後ろの主語に合わせてbe動詞は変化する。

第2文型(S V C)

「主語(S)=補語(C)」の関係をもつ文型です。Vには、be動詞、look「~に見える」, sound「~に聞こえる」, remain「~のままである」, get「~になる」などbe動詞型の動詞が用いられます。

be動詞型の動詞とは、「主語(S)=補語(C)」の関係を持っていて、Cなので形容詞を伴うことができる動詞のことです(C←名詞と形容詞)。

第2文型の例文をみていきましょう。

I am a teacher. 「私は先生です」(現在形)
You look <very> tired. 「あなたはとても疲れているように見える」(現在形)
The milk has gone bad. 「その牛乳は腐ってしまった」(現在完了形)

I am a teacher.「私は先生です」の文では「私=先生」という関係になっています。同じように、You look very tired.「あなたはとても疲れているように見える」の文では、「あなた=疲れている」の関係にlook「~にみえる」の意味がプラスされています。このように訳す際は「S=C」に動詞の意味を付け加えればよいのです。
そしてもう一つ着目すべきなのは、tiredという形容詞を取れることです。目的語(O)は名詞しか成れないのに対して、補語(C)は名詞と形容詞両方が成ることができますから、be動詞型動詞のあとには形容詞が来れます。


ここでもうひとつ言っておきたいのは、1つの動詞が複数の文型をとり得るということです。
例えばbe動詞は「Sがいる、ある」の意味では第1文型で使いますが、もちろん「S=C」の意味で第2文型でも用います。同じくlookもlook「見る」の意味で第1文型で使い、「SはCにみえる」の意味で第2文型でも使います。
このように、1つの動詞に1つの文型というわけではないので注意しましょう。

第3文型(S V O)

「SがOをVする」という関係の文型です。

動詞の後には目的語(O)が必要であり、このような動詞を他動詞と言います。Oがあれば他動詞ですから、Oを1つともなう第3文型(SVO)、Oを2つともなう第4文型(SVOO)、OとCをともなう第5文型(SVOC)、Oとその他をともなうその他型(SVOα)、これらいずれもVは他動詞ということになります。

第3文型の例文をみていきましょう。

I like ramen. 「私はラーメンが好きだ」
He wants to give a present for you. 「彼はあなたにプレゼントをあげたがっている」
She said that Tom didn't attend the meeting. 「トムはその会議に出席していないと彼女は言った」

1つの例文では、ramenという名詞が他動詞likeの目的語となっています。
2つ目の例文では、[to give a present for you]という名詞のまとまり(名詞句、不定詞の名詞的用法)が他動詞wantsの目的語となっています。もっと言えば、不定詞句内も第3文型であり、a presentはgiveの目的語となっています。
3つ目の文では、[that Tom didn't attend the meeting]という名詞のまとまり(名詞節、従属接続詞that)がsaidの目的語となっています。もっと言えば、that節内も第3文型であり、the meetingはattendの目的語となっています。

動詞によって目的語に取ることができる名詞の形や種類は変わってきます。例えばsayはthat節を目的語に取ることができますが、giveはできません。giveは第3文型では目的語に物をとります。第4文型では人と物をとります。provideは第3文型では目的語に人をとります。

このように動詞によって使い方が異なります。このように書くと暗記量が多すぎて英語のやる気を無くすかもしれません笑。しかし安心してください。基本的に他動詞はモノを目的語にとるので、人を目的語にとれるprovideなどの少数派を覚えれば済みます。
また覚えると言っても、動詞の使い方を丸暗記する必要はありません。そうではなくて、多くの文章や問題を解いてなんとなくこの動詞このように使われていることが多いなと思える経験を貯めていくことが大事です。なので私が今回書いていることも暗記しようとはせずに1,2回読んで文型理解に役立てるくらいで気軽に読んでいただけたらと思います。

第4文型(S V O1 O2)

「SがO1にO2をVする」という関係をもつ文型です。
Vに当てはまる動詞は、give「与える」, lend「貸す」, teach「教える」, tell「言う、伝える」, offer「与える、提供する」などの「与える系」の動詞と、buy「買う」, make「作る」, cook「料理する」, save「とっておく、節約する」などの「してあげる系」の動詞に大きく分けられます。

第4文型の例文を見てみましょう。

He gave her a present. 「彼は彼女にプレゼントをあげた」
He bought her a present. 「彼は彼女にプレゼントを買った」

覚えなくてもいいのですが、O1を間接目的語、O2を直接目的語と言います。動詞gaveやboughtの間接的な対象になっているか直接的な対象になっているかの違いです。上の文でいうと、her「彼女」とa present「プレゼント」のどちらをgive「あげる」のかを考えると、あげるのはプレゼントですよね。だからa presentはgiveの直接目的語です。同じく2つ目の文では、herとa presentのどちらをbuy「買う」のか考えると、買うのはプレゼントですよね。なのでa presentが直接目的語だとわかります。

よく「間接目的語には人を、直接目的語にはモノをとる」と聞きますが、これは直接目的語にモノをとる動詞が多いからです。

第4文型を第3文型に書き換えるときは、直接目的語を動詞に取らせます。


「与える系」の動詞の書き換え
「してあげる系」の動詞の書き換え

書き換える際に注意したいのは、動詞が「与える系」なのか「してあげる系」なのかの区別です。give「与える」, lend「貸す」, teach「教える」, tell「言う、伝える」, offer「与える、提供する」などの「与える系」の動詞は何かをその人のところまで届ける、移動させるニュアンスがあり、前置詞to
を用います。
逆にbuy「買う」, make「作る」, cook「料理する」, save「とっておく、節約する」などの「してあげる系」の動詞はその人の利益のために何かをしてあげるニュアンスがあり、前置詞forを用います。

第5文型(S V O C)

「SがO=CにVする」という関係を持つ文型です。
make O C「OをCにする」,
consider O C「OをCとみなす」,
think O C「OをCと考える」,
find O C「OをCと思う、OがCとわかる」,
name O C「OにCと名づける」,
keep O C「OをCに保つ」、
leave O C「OをCのまま放っておく」、
drive O C「OをCにする、駆り立てる」
などがあります。
どれも「O=C」にVするという関係があります。

第5文型の例文をみていきましょう。

He always makes me happy. 「彼はいつも私を幸せにしてくれる」
Every student in the school considers him smartest. 「その学校のどの生徒も彼が最も頭がいいとみなしている」
She named the cat Coco. 「彼女はその猫にココと名付けた」

Cには名詞と形容詞のどちらでも成れます。

<注意>補語(C)の前にasがつくこともあります。
regard O as C「OをCとみなす」
think of O as C「OをCとおもう」
view O as C 「OをCとみなす」
see O as C「OをCとみる」
consider O as C「OをCとみなす」
define O as C「OをCと定義する」
recognize O as C「OをCとわかる、認識する」
describe O as C「OをCと述べる」
など
Cには名詞だけでなく形容詞も来ますので前置詞のasとは言えません(前置詞の後には名詞が来るから、「品詞のまとめ」をチェック)。特殊なasなので「補語のas」とでも覚えておきましょう。

その他型(S V O Α)

「OがAするようにSがVする」という関係があります。その他型は以下の4つのことです。

この4つには「OがAの主語みたい」という共通点があります。それぞれ見ていきましょう。

S Vα O V(原形不定詞)

この形をとるVαは使役動詞系(make, let, have)と知覚動詞系(see, watch, hear, listen to, feel, noticeなど)があります。

ちなみに、seeがぼーっと「見る、見える」なのに対して、watchは集中して「観る」です。同じくhearが「聞く、聞こえる」なのに対して、listen to は意識を傾けて「聴く」です。バードウォッチングやリスニングテストは集中してやりますもんね~

例文を見てみましょう。
My mother made me study English. 「私の母親は私に英語を勉強させた」
I had my secretary send emails to my clients. 「私は秘書に顧客に対するメールを送らせた」
I heard someone sing a song in the street. 「私は誰かが道端で1曲歌うのを聞いた」

どの文もOがVの主語的であるのがわかります。

ちなみに同じ使役「~させる」でもmake, let, haveはニュアンスが違います。
make: 強制的、やらせる
let: させたいようにする、許可する
have: やるべき人にやってもらう 例)美容師に髪を切ってもらう、部下に書類をつくってもらう

S Vα O to V(不定詞)

Vαには、
want O to V「OにVして欲しい」,
ask O to V「OにVするように頼む」,
tell O to V「OにVするように言う」,
advise O to V「OがVするようにアドバイスする」,
allow O to V「OがVするのを許可する」,
cause O to V「OがVするように引き起こす」,
get O to V「OがVするようにする、させる」,
force O to V「OがVするように強いる」,
warn O to V「OにVするように警告する」,
enable O to V「OがVするのを可能にする」
などがあります。

このように数は限られているとはいえ多いので、ここで暗記するのではなくて多くの英文を読むことで何となく使い方に慣れていってください。

例文をみていきましょう。

I want him to practice harder. 「私は彼にもっと一生懸命練習して欲しい」
The doctor told me not to drink beer. 「その医者は私にビールを飲まないように言った」
This project will enable us to lead more comfortable life. 「この計画により私たちがより快適な生活を送れるようになるだろう」

どれもOとto Vの間に主語・動詞の関係があることがわかります。

S Vα O ~ing(現在分詞)

Vαには
want O ~ing「Oに~していて欲しい」
catch O ~ing「Oが~しているのを見つける」
leave O ~ing「Oを~しているままにしておく」
find O ~ing「Oが~しているのがわかる」
keep O ~ing「Oを~するままに保つ」
see O ~ing「Oが~しているのをみる」
watch O ~ing「Oが~しているのをみる」
hear O ~ing「Oが~しているのを聞く」
notice O ~ing「Oが~しているのに気づく」
などがあります。主に第5文型でも使われている動詞と知覚動詞です。

例文をみてみましょう。
I caught the man stealing the exclusive bag in the shop. 「私はお店で男が高級バックを盗んでいるのを目撃した」
I'm sorry to keep you waiting. 「あなたを待たせてしまっていて申し訳ない」
I heard someone singing a song. 「私は誰かが一曲歌っているのを聞いた」

どの文もOと~ingに主語と動詞の関係があります。

ポイントは現在分詞(~ing)を用いると「進行形感(やっている最中)」がでることです。知覚動詞を例に見てみましょう。知覚動詞はS V O VとS V O ~ingの両方の文型を取ることができますが、両者には若干のニュアンスの違いがあります。

I heard someone sing a song. 
私は誰かが歌い始める前から歌い終わるまでの一部始終すべてを聞いた。
I heard someone singing a song.
私は誰かが歌っているのを聞いた(誰かが歌っている一部しか聞いてない)。
上の例文のように、原形不定詞(V)のときは物事の一部始終すべてを表すのに対し、現在分詞(~ing)のときはその一部や最中を表します。

<注意>
一見、S V O ~ingにみえる構文もあります。それが以下の構文です。
spend O ~ing「(時間やお金)を~することに費やす」
have trouble ~ing「~することに困難がある、~するのに苦労する」
have difficulty ~ing「~することに困難がある、~するのに苦労する」
しかしこれらはS V O ~ingの文型ではありません。

例文を見てみましょう。
I spent an hour finding the missing document.
「私は無くなっている書類を見つけるのに1時間費やした」

この文にはOと~ingに主語と動詞の関係が無いため「その他型の文型」とは言えません。実はこの構文はもともとあったinが省略された形なのです。ゆえに~ingは現在分詞ではなく動名詞です。見た目は同じS V O ~ingなので注意しましょう。

S Vα O -ed(過去分詞)

Vαには
have O -ed「Oが~されるようにしてもらう」
get O -ed「Oが~されるようにする」
need O -ed「Oが~される必要がある」
keep O -ed「Oが~されているように保つ」
leave O -ed「Oを~されたままにしておく」
find O -ed「Oが~されているのに気づく、わかる」
see O -ed「Oが~されるのをみる」
watch O -ed「Oが~されるのをみる」
hear O -ed「Oが~されるのを聞く」
notice O -ed「Oが~されるのに気づく」
などがあります。

ここまでみると、「その他型の文型」は同じような動詞が使われていることがわかります。なので覚えるべき動詞の数は限られています。

例文をみていきましょう。
I had my hair cut in the beauty salon. 「私は美容室で髪を切ってもらった」
Please keep the door closed. 「そのドアは閉めといてください」
I heard my name called. 「私の名前が呼ばれるのを聞いた」


どの文もOと過去分詞(-ed)の間に主語と動詞の関係(受動関係)があります。

ちなみにcutは「cut(現在形)-cut(過去形)-cut(過去分詞形)」と変化する不規則変化動詞です。不規則変化動詞が不安な人はこれを機に確認してみましょう。


終わり


ここまで読んで下さりありがとうございました。
文型について理解できるようになれば、わからない文の和訳を暗記するのではなく、わからない文を自力で理解できるようになります。そして文型についての知識が身についた皆さんは英文読解の土台ができた状態です。あとはぜひ多くの英文を読んでみてください。そしてこの文はどのような文型を持っているのか考えてみてください。それだけで皆さんの英語学習は1つ上のレベルに到達しています。
今回の記事がその一助に成れば幸いです。

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