脳は“耳“で感動する
私には、お気に入りの大型書店を、ただ…ぷらぷらと無心で歩くという時間があります。
気になった本を手に取って立ち読みしたり。目に留まった言葉をメモして、後でじっくり分析したり。
そんな時間は、まるで“歩く瞑想”のよう。
いつも読む本とは違う広い世界を、出来るだけ覗くようにしています。
この日、突然!
私の目に飛び込んできたフレーズ。
「脳は耳で感動する」
へ?耳?視覚じゃなくて?
いつもと同じように無心でぼーーっと歩いていた中、頭が混乱したのを覚えています。
養老孟司×久石譲 対談集!
脳科学と音楽が織りなす驚きの世界へ、あなたを誘います!
解剖学者・養老孟司と作曲家・久石譲が、脳と音楽の不思議な関係を紐解く画期的な一冊。なぜ人は音楽に感動するのか? 映像と音楽のシンクロはどのように起こるのか? 脳科学の視点から音楽の魅力に迫ります。
私たちは普段、目から入る情報に意識を奪われがちです。
映像、写真、SNSのタイムライン。
脳の半分近くが視覚情報の処理に使われるほど、私たちは“見たもの”で世界を判断しています。
でも、
実は脳が深く感動するのは「耳」からの情報です。
たとえば、映画のワンシーン。
映像は素晴らしいけれど、心に残るのは音楽や声のトーン、効果音の響きではありませんか?
涙が出るほど感動したり、鳥肌が立ったりする瞬間。
それは視覚ではなく、耳から入った情報が脳で共鳴しているのです。
脳科学でも、音楽や声、環境音が記憶や感情に強く影響することがわかっています。
同じ言葉でも、声のトーンやリズム、強弱で受け取る印象はまったく違う。
耳は微細な音の変化を感じ取り、無意識のうちに脳を共鳴させます。
耳で感じる情報は、脳に直接「感動の信号」を送っているのです。
視覚に頼りすぎず、耳からの情報に敏感になると、日々の感動体験はぐっと豊かになります。
見た目だけでなく、声や音、空気の響きに耳を澄ませることで、世界の見え方は変わります。
感情を揺さぶるのは目ではなく耳。
私たちは知らず知らずのうちに、耳で世界を感じ、心で共鳴しているのです。
話は変わりますが…。
『環世界』というのがあります。
その生き物が主観的に体験している世界のことで、生物ごとに異なります。
ダニは「匂い」
イヌは「嗅覚」
人間は「視覚」が中心に色や形、言語による意味づけで世界を理解しています。
客観的な「同じ環境」にいても、体験している世界はそれぞれの感覚や意味づけによって全く違うということになります。
これは、人間同士にも当てはめられます。
文化や価値観が違えば、同じ出来事を体験しても見えている世界が違ってきます。
視覚が「分析・理解」に強いのに対し、聴覚は「共鳴・感動」に強いといえます。
人間の環世界は基本的に視覚中心です。
しかし、人の心を揺さぶり、共感や感動を呼び起こすのは聴覚が優位。
「人は視覚で世界を理解し、聴覚で世界とつながる」
日常生活でも、視覚で「環境を整える」。聴覚で「心を動かす」。
ことを意識すると感情の質がぐっと上がるのです。
懐かしい音楽を聴くと、「その時の感情や景色が鮮明によみがえる」ことはありませんか?
「人間の脳は音で感動する。」
言葉にすると新鮮で驚きますが…。
きっと誰もが、自分の中で。
そのことを、すでに証明しているのかもしれませんね。
あなたも…?
つぶやきでした。
いつもありがとう!
明日も素敵な1日を🍀
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