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【体験会レポ】Insta360 Luna Ultraは本当にDJIの対抗馬になったのか?OsmoPocketユーザーが感じた正直な違和感

6月13日に開催されたInsta360 Luna Ultra体験会へ行ってきました。

正直、かなり期待していました。

  • Leica監修のデュアルレンズ

  • 8K撮影

  • 着脱式モニター

そして話題のPOVヘッドトラッカー。

スペックだけを見ると、
ここ数年で初めてDJI Pocketシリーズを脅かす存在になるかもしれないと思っていたからです。

実際、体験会前に私自身も予習記事を書き、
「ここだけは確認したい」というポイントをいくつか挙げていました。

その結果から先に言うと、
Luna Ultraは間違いなく面白いカメラでした。

ただ、私が期待していた
「DJIの対抗馬がついに来た」
という感覚にはなりませんでした。

むしろPocketシリーズの完成度を再認識する結果になった気がしています。



一番驚いたのは分離スクリーンだった

まず良かった点から。

体験会前に一番心配していたのは、着脱式モニターの遅延です。

正直なところ、
「外したらタイムラグありそう」
と思っていました。

ところが実際に触ってみると、ここはかなり優秀でした。
モニターを外した状態でも映像の遅延はほとんど感じません。
少なくとも私が試した手の届く範囲では、
実用上問題になるレベルではありませんでした。

分離スクリーンは単なる話題作りのギミックではなく、
ちゃんと使える機能になっていると思います。


サイズ感

OsmoPocket3と並べてみました。
見てわかるようにコンパクトです。
pocket系も下にバッテリーパック付けることを考えたら同サイズくらいです。
この点はよかったです。
いままでpocket系を使っていた人が次の一台とした考えたとき、
難なく乗り換えできるかな?とは思いました。


発熱は少し気になった

体験会の会場では多くの来場者が常時触っていたので、
純粋な検証とは言えません。

それでも、1.5時間ほど稼働していた展示機はそれなりに熱を持っていました。

スタッフの方に色々と質問し、
排熱の話になったので夏場の使用について聞いてみました。

すると、
「40℃程度の環境でも使用できる設計です」
とのことでした。
ただ、昨今の日本は場所によっては40℃を超える日もあります。

その流れで、
「真夏の車載撮影は少し厳しいかもしれませんね」
という話も出ました。

車内は直射日光の影響で外気温以上に高温になります。

iPhoneですら高温警告が表示されて停止することがありますし、
これはLuna Ultraだけの問題ではありません。

もちろん真夏の車内という特殊環境ではありますが、
車載Vlogを撮る人にとっては少し気になるポイントかもしれません。

※追記

X上では、30度の室内・4K30Pの撮影で約55分後に熱停止したという報告も確認しています。
ただし現時点では報告数が少なく、再現性については判断できません。

私自身も体験会では長時間の実撮影までは確認できていないため、
この部分については今後の実機レビューやユーザー報告を見守りたいと思います。

特に夏場の車載撮影や長時間撮影を考えている人は、
発売後の検証結果を確認してから判断しても遅くないでしょう。


一番気になったのはジョイスティックの操作感

そして、私が最も気になったのはここです。

画質でもありません。
Leicaでもありません。
ジョイスティックです。

Pocketシリーズを使ったことがある人なら分かると思います。
DJIのジンバルはジョイスティックを倒した瞬間にスッと動きます。

止めたいところで止まる。向けたい方向へ自然に向く。

あの操作感がとても気持ち良いですよね。
DJIOsmoPocket4の体験会で触った時に良いなと思ったポイントはここでした。
ところがLuna Ultraは少し違いました。

ジョイスティックを倒してからジンバルが反応するまでに、
ワンテンポの遅れを感じます。
あれ?と思うくらい。

決して操作できないわけではありません。
ただ、「気持ち良く動く」という感覚ではありませんでした。

ズーム操作も同様です。
滑らかというより、どこかぎこちない。

言葉にするのは難しいのですが、

「機械を操作している感覚」

が最後まで残りました。

実は私だけの印象ではなく、
海外レビューでも
『分離スクリーン使用時は操作がやや遅れる。
特にズーム操作時に感じやすい』という指摘がありました。
ただしレビュアー自身は初期ファームウェアの影響の可能性も示唆しています。

私が感じた違和感もその延長線上にあるのかもしれません。

これも、多くの人が触り
熱暴走寸前の展示機だったという理由なら仕方ないのかもしれません。
といってもそれだと、
1.5時間の撮影には耐えられないということにもなります。

こうなると耐久性への不安が残ります。


POVヘッドトラッカーへの期待は残ったまま

もうひとつ残念だったのは、
POVヘッドトラッカーを体験できなかったことです。

今回、個人的に一番期待していた機能でした。

係員の方曰く、体験会の間に合わせたかったけど残念ながら。。という感じでした。

ただ、ジョイスティック操作で感じたジンバルの反応速度を見る限り、

「頭の動きにどこまで自然に追従できるのか?」

という疑問は残りました。
もちろん実際に試していない以上、ここは断定できません。

ただ、私の中では期待よりも不安の方が少し大きくなったのは事実です。


結論:私はDJI OsmoPocket 4Pを待ちたい

ネットではすでに

「DJI終了」
「化け物スペック」

といった声も見かけます。

確かにスペックは凄いのは間違いありません。
スペックだけ見るとDJI終了と思ってしまいます。

でも実際に触ってみると、私は少し違う印象を持ちました。

ジンバルカメラは立ち止まって撮るカメラではありません。

歩きながら撮る。
旅行先でサッと取り出して撮る。
動きながら撮る。

だからこそ、

操作レスポンス
ジンバルの追従性
撮影時の気持ち良さ

がとても重要だと思っています。

今回の体験会では、その部分を十分に体験できませんでした。

そして体験できた範囲では、

「DJIの牙城を崩した」

という印象にはなりませんでした。

少なくとも現時点の私なら、
Luna Ultraを急いで買うよりも、
噂されているPocket 4Pの発表を待ちたいと思います。

Luna Ultraは期待外れだったわけではありません。

ただ、私が期待していた

「DJIを本気で焦らせる存在」

かと言われると、まだ答えは保留です。

ちなみに噂だと6/15にOsmo pocket 4p発売だとか。
こっちの体験会も待ってます。。。

※記事内で触れている「DJI Osmo Pocket 4P」は、
DJIが公式ティザーで予告しているPocketシリーズの上位モデルです。
現時点で判明しているのは、
1インチメインカメラと3倍望遠カメラを組み合わせた
デュアルレンズ構成等であることです。

詳しく知りたい方は、
リーク情報をまとめた記事を下に貼っておくのでご覧ください。


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