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私の本紹介のポリシー~本は世界の見方を変えてくれる

みなさんこんにちは。当ブログの管理人の上田隆弘と申します。

私は現在「【日々是読書】僧侶上田隆弘の仏教ブログ」を運営しています。

このブログは2019年、日々の生活の中の様々なことに目を向け言葉を綴ってみようという私の試みから始まりました。

ですがそれから時を経ていつの間にか「旅と読書のブログ」へと変貌を遂げていたのでありました。しかも記事の数も2000を越えようかという分量になり、最近では「何を読んだらよいかわからない」というお声を頂くことも増えてきて参りました。

というわけで今回の記事ではその中でも当ブログにおける本紹介のポリシーと私の読書に対する思いについてお話ししていきたいと思います。

まず大前提として、当ブログでは何も難しい哲学談義をしようとは一切しておりません。当ブログでは基本的に私が読んだ面白い本をご紹介するというスタンスで更新しています。

この本にはどんなことが書かれていて、どこが面白いのか。そしてそれを読むことでどんなことが見えてくるのか、そうしたことを各記事でお話ししています。つまり、まさしく本紹介そのもの。私は学者ではありません。その道の専門家ではない私がある事柄に対してわかったかのようなことをいうことはできません。できるのは「この本面白かったですよ!ぜひ読んでみて下さい!」という案内だけです。

ですが実はこれ、フランスの文豪エミール・ゾラがしていたことでもあります。


エミール・ゾラ(1840-1902)Wikipediaより

彼は作家になる前の出版社勤務時代、編集者として数多くの本を読み、それらを紙面で紹介するという仕事をしていました。エミール・ゾラは私が最も尊敬する作家の一人です。私がゾラにはまるきっかけは以下の記事でお話ししていますのでぜひそちらもご参照頂けたらと思います。ゾラは素晴らしい作品を残しているのはもちろん、人としても尊敬すべき偉大な人間でした。

当ブログではそのゾラに倣って、私が厳選した「面白い本」、「今読むべき名著」を紹介しています。ざらっと覗いて頂くだけでも結構です。もしほんのちょっとでも興味があるタイトルや本があればぜひその記事を覗いてみて下さい。その本に何が書かれていてどこがおすすめのポイントなのかがそこにまとめられています。そしてその記事を読めばその本に関連する別の本も紹介されていますので、より深く広くその事柄について学ぶことができるようになっています。皆様の読書の案内板として当ブログを利用して頂けましたら幸いでございます。

当ブログではドストエフスキーやトルストイ、シェイクスピアなど古典の名作から現代史のノンフィクションまで様々なジャンルの本を紹介しています。

はてはフェルメールやクラシック音楽など一見それぞれバラバラなようにも見えるかもしれませんが、それらは全て私が探求する「親鸞とドストエフスキー」というテーマに直結しています。さらにいえば、そこから仏教、宗教、人間そのものへと繋がっています。私の中ではそれら全てが一体のものであり、それぞれが密接に絡み合って存在しています。

一冊一冊の本はそれ単独で存在しているのではなくすべて繋がっています。そして本を一冊読む度に世界の新たなつながりが見えてきます。読む度に知らない世界が増えていく、それが読書の魅力だと思います。

そして以前の記事でもお話ししましたが、私はその本がただ古典や名著とされているからその本を紹介しているわけではありません。

私が実際に読んでこれは現代人にとっても面白いと自信を持って紹介できるからこそ紹介しています。

上で紹介したゾラも百年以上も前の作家です。今の人たちからすれば古くさくて小難しい古典の範疇に入ってしまうかもしれません。

ですが私は言いたい!古典と言ってしまうから敷居が高くなってしまうのです!

たくさんの人が読んで「これは面白い!素晴らしい作品だ!」と納得した名作が、時を経ても全く色あせずに残り続けているから古典になっただけなのです。

古典だからすごいのではないのです。名作だから古典になったのです。

よく「古典を読め」という話が出ますが、「名作を読め」と言われればそこから受けるニュアンスは全く変わりますよね。

それに、そもそもこれら古典の名作は現代語訳されているので、今新しく作られている本と何ら変わるところはありません。「わかりやすさ」「読みやすさ」を売りにした本とはさすがに違いますが、基本的には今作られている小説などと変わらぬ土俵で読めるのです。

最近出た本でもメディアや口コミなどで「これは面白い!名作!おすすめ!」という言葉を受けてその本を読むのがほとんどではないでしょうか。

ゾラにしても本来は同じ土俵に立ってもいいのではないかとおもいます。しかしそれを阻んでいるのがやはり「古典」という言葉なのではないかなと私は思っております。

もっと「名作」という言葉を推してほしい!そう願っている今日この頃です。

少し話はそれてしまいましたが、私がブログで本を紹介するのは自分の勉強のためであることはもちろんですが、このように私が自信を持っておすすめする作品を紹介したいという思いがあるからこそです。

そして本を読むことで世界の見え方が変わると私は信じています。私は今函館大谷短期大学の非常勤講師をしていますが、学生たちにも読書を強く勧めています。やはり学びの基礎は読書にあります。幅広く思想や世界を学び、大きな視野を持って生きていける力を養えるのが読書だと私は信じています。

読書そのものの効果やメリットについてはここではお話しできませんが、私の本紹介のポリシーは以上のようになります。

基本的には肩肘張らず、こんな面白い本があるんだなと気軽に覗いて頂ければ幸いでございます。きっと素敵な出会いがあることでしょう。

また、私の学びに対しての考え方は以下の記事などでもお話ししていますので興味のある方はぜひこちらもご参照ください。


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