🎹【番外編】ピアノ月謝は新札で渡すべき?深夜のATM難民とアイロン事件
ピティナシーズン、開幕しました。
娘のピアノ漬けの毎日が始まりました。
そんな中、月一回程訪れる聖なる時間。
ママ友、パパ友と言う名の、戦友たちとの酒盛りです。
↓↓いつもの面々はこちら↓
🍺最高の息抜きタイム、そして衝撃の一言
フルタイム勤務に家事育児、最近では親の介護まで議題に上がるようになった私たち。
その日も職場の愚痴、子どもたちの話、親の介護あるある……と他愛もない話に花が咲いていました。


そんな中、一人のママ友がぽつりと言いました。
「うるるんちゃん、ピアノの月謝って新札で渡してる?」
新札。
……なんのこっちゃ。
「私が子供の頃ちょっとピアノ習ってたんだけど。うちのお母さん、今週月謝の日だから新札用意しなきゃって言ってたのよ」
「えー! 知らなかった! そんなマナーがあるの!?」
全員スマホを取り出しました。
Google先生、教えて。
「ピアノ教室の月謝は手渡しの場合、新札(ピン札)を用意するのが伝統的なマナーとされています。これは『準備していた』という感謝の気持ちや礼儀を表すためです。」
知らんかった。
完全に、知らんかった。
これまでお世話になったすべての先生方へ。
本当に申し訳ございませんでした。

その翌月から、新札をきちんと用意してお月謝をお渡しするようになりました。

💦事件発生、新札、切らした💦
……そして事件は起きました。
明日、月謝の日。
新札ストックの封筒を開けたら。
空。
先週仕事が立て込んで、昼休みの両替を忘れていました。
時刻は金曜深夜。レッスンは翌朝。
やばい。やばいやばいやばい。
Google先生、また頼みます。
急遽新札が必要な場合、どうしたらいい?
「銀行ATMの両替機、ゆうちょATM、ホテルのフロント、百貨店の総合案内……それでも手に入らない場合、アイロンをかける」
アイロン!?
「霧吹きで少し濡らして、当て布をして低温でアイロンをかけると、シワが伸びて新札のようになります」
🏧 深夜のATM難民、そして最終手段
先ずは、財布を握りしめて深夜のATMへ。
1件目。新しいお札、出ない。
2件目。出ない。
3件目。出ない!!
こんな時に限って、なぜ。

よし。アイロンだ。🔥
霧吹きをシュッ。当て布をして。低温で。そっと。じっくり。

「……ねえ、新札に見える? 見える? どっち!?」
深夜に叩き起こされた夫、半目で一言。
「そもそも先生、新札で渡せって言ったの?」
「……言ってない」
「じゃあ正直に謝れば?」
「でも、マナーわかってない母親だと思われたくないんだもん!」
「でもアイロンかけて新札のふりをする方が、正直じゃなくない?」
図星。
沈黙。
「……そうする。正直に謝る」
アイロンをそっとしまいました。
(でも一応、アイロン済みのお札を封筒に入れました。保険です。)

🎹 翌朝、エルサ先生の慈悲
翌朝。
エルサ先生に封筒を差し出しながら、深呼吸して言いました。
「先生、今月は新札の用意が間に合いませんでした。本当に申し訳ございません」
先生は、あの美しい微笑みで。
「いつもお気遣いありがとうございます。お忙しいのは承知していますので、どうかお気遣いなく」

🌸 小さな手間に込められた、大切な気持ち
キャッシュレスの時代に、現金を持ち歩くことも減った今の世の中。
それでも、新札を用意するという小さな手間の中に、言葉にならない何かが宿っていると思うのです。
「準備していました」という敬意。
「いつもありがとうございます」という感謝。
封筒一枚に込められた、小さくて大切な気持ち。
私はこのマナー、素敵だと思っています。
これからもうっかりすることはあるかもしれないけれど。
娘を導いてくださる先生への感謝を、こんな形でも伝え続けていきたいと思います。
……次こそは。アイロンのお世話にはならないように。
新札補充、カレンダーに書きました。

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