19.定年後も強い|危険物乙4という現場で頼られる資格
私は38年間の会社員生活を経て、再雇用は選ばずに60歳で定年退職しました。
その後、新たな道として設備管理の仕事に就いています。
現在の職場には、停電時に稼働する非常用発電機が設置されています。
燃料には軽油が使われており、地下タンクに大量に貯蔵されています。
このような設備を安全に維持するためには、
「危険物保安監督者」の選任が必要です。
危険物保安監督者に選任されるためには、危険物取扱者乙種第4類(乙4)の免許、保安講習の受講、そして6か月以上の実務経験が必要です。
私は将来、この役割を任される可能性が高いと判断し、乙4資格の取得を決めました。
設備管理の仕事には待機時間があるため、その時間を無駄にせず勉強に充てることにしたのです。
勉強期間は約3か月です。
特別に詰め込むのではなく、日々の待機時間を積み重ねることで合格に至りました。
働きながら資格が取れる——これは設備管理という仕事の大きな強みです。
資格取得後は保安講習の受講も必要ですが、資格手当が支給されるため、
受験費用や講習費用は十分に回収できます。学びがそのまま収入に繋がる点は、現実的なメリットです。
また、この資格があれば求人の多いセルフガソリンスタンドで働く選択肢が
持てます。
年齢を重ねても「働ける手段」を確保
できることは、大きな安心材料です。
ただし夜勤が前提になる場合も多いため、体力とのバランスは慎重に考える必要があります。
私が使用したテキストは、
向学院発行の「乙4類 危険物取扱者 受験教科書」です。
いわゆる「赤本」と呼ばれる業界の定番教材です。
教科書と問題集が一体になっており、約130ページとコンパクトです。
余計な情報がなく、この一冊を繰り返すだけで合格レベルに到達できます。
この一冊だけで合格しました。
注意としてこのテキストは書店では販売していません。
基本的には直接注文です。
職業訓練校の講師が教えてくれた知っている人だけが使っている教本です。
最後に個人的な感想です。「危険物取扱者乙4類」という資格は、
名前の響きからしてプロらしさがあります。
個人的には、プロらしい名前の資格だと思います。
実務にも役立ち、収入にもつながり、さらに少しの誇りも持てる。
定年後に「何をするか」で迷うのであれば、こうした資格取得は一つの現実的な選択です。
資格は年齢に関係なく、確実に自分の武器になります。
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