映画 選挙と鬱 レビュー感想 選挙は青春か
三又の笑顔、博士の涙、そこにあったのは確かに青春
書いた人/さあ 映画.comレビューより再編
近くの20代の若者達は私なんかよりずっと政治に敏感だ
彼らにとって政治は投資に関わるし、何かとエンタメ性もある。この間はブレイキングダウンと並列に語っているのを見かけた。
そんな中で公開されていた本作を観にwawausoさんとユーロスペースに足を運んでみた。
あ、前置きしておくと私は水道橋博士については名前を聞いたことある程度だし政治に興味もなかったし選挙の投票も行ったことがないです。あ、怒らないでください

選挙活動というものは思っていたものと大きく違い、「劇場版うる星やつら2ビューティフルドリーマー」の冒頭に出てくるような、毎晩遅くまでろくに寝ないであーだこーだ言いながら大掛かり且つ手作り感のある文化祭の準備をずーっと観ているようだった。(水道橋博士チームが特殊例なだけかもしれないが)
水道橋博士は輝いていたし
青春に奮闘する人の姿はおじさんであっても美しい
彼はスタッフとアイディアを出し合って沢山人を笑わせ沢山文字を書いていた
そして選挙とはこんなにパワーがいるものなのかと
とあるシーン、(選挙カーに乗ってマイクを握り皆知ってる元首相達のモノマネをしながら自分の名前ではなく彼らの名前を連呼して人々に手を振るシーン)
何から何までもうめちゃくちゃだ。しかも似てるものだからもう、映画館がどっと沸き上がった
自分もヒャーヒャー笑った
ワゴン1つで若者たちが大胆にヤンチャするロードムービーのようだった
集まってくる知り合い達もキャラがたってる
応援演説をカラオケだと勘違いし、終始適当にかき回しダラダラしていた三又が選挙の終わりが近づくと「ずっとやってたい」みたいな事を言ったのが印象的だった
当選後、映画は第2部へ進む
水道橋博士は議員会館の事務室に書類や仕事道具、彼の心の支えになったであろう沢山の書籍等を持ち込み準備をしていたのだが…
あまりに切ない気持ちにさせられる事件が起こる
人によっては見るのも辛いと思う
実際自分もそう。家族の辛い時期をみてきているから
水道橋博士は利用されていたのかもしれない
選挙自体が、政治自体が、人の青春を利用しているのかもしれない
水道橋博士は確かに輝いていた
水道橋博士の席は同じ党から出馬していた人が座った
この映画を観て政治に興味はもちつつも、尚の事うんちく語る気は起きなくなった
ただ せめて、我が事として 自分の目で
投資でもしようかしら…
