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新人無名作家が重版するまでやったこと。

この度、初書籍が重版になった。
知らせを受けた時、ひとり飛び跳ねて喜んでいた。今年1番嬉しかった。

電話を受けたのは職場

発行されたのは24年5月1日。
重版の連絡受けたのは25年9月3日。
1年と4ヶ月。
私としては長い長----い戦いだった。

重版の条件。初版で刷ったものが倉庫からなくなること。
(かからない場合もある)
さぁ倉庫にあるものを全て売るぞ!と息込んだものの、
全然、簡単ではなかった。

まだ出版前の話。
「初版、XXXX部になりましたよ!」と担当さんから連絡を受けたとき自分には、その果てしない数字に対して
「これ、重版かかんないんじゃない?」と直感で思ってしまった。
今までは無料で公開していたので、急に値段がついた本で、
コミックとしてはそんなに安い価格ではないのに、売れるの?



暗黙の了解を知らず、やらかした。

世間知らずの私が訳もわからず、まず思いついて行動したのは、
地元の本屋でPRしていこう!と一人で乗り込み店員さんにお願いするという…今思うとやらかしがあった。

あかんで

その後、出版社から言われたのは「作者が独自に動くのはNG」
この暗黙の了解も全く知らなかった。
その時は、なぜ?と思ったが、ゆっくり考えてみると理由はよくわかった。
皆さんも書店に行ったら見てもらいたいのだが、ポップを飾っていたり、ガッツリ販促を組まれているのって、いわゆる売れ筋のスター作家しかいないこと。
あのスペースは、他社のスター作家がひしめく中、出版社が書店さんに営業を重ねに重ねて勝ち取ったものであって、ノコノコと新人作家である私が横からぶんどってはいけない、聖域なのだ。(私の憶測も入ってます)
ここら辺の事情は、書籍を販売するまで知らなかった。…勉強になった。




新人無名作家にPR費がつくわけがない。

でも、何とかして一冊でも多く売りたい!と提案したのは下記

・ギャラリーで絵画展の傍ら、書籍を販売
・書店でのポップなど販促
・サイン会(あまり前向きではない)…など。

色々提案してみたけど、結局「SNSでのPRが一番効果的」とのこと。

…よくよく考えたら、当たり前じゃん。何言ってんの?俺。
何をするにもお金がかかるんだからさ。
実績も何もない新人作家にPR費がつくわけないよね(それでも角川の関連サイトで何回か記事として紹介された。ありがたい)
お金がかからない作家自身のSNSでのPRがコストがかからないし、効果的。
とにかく盲目的にXを中心に1年以上やり続けた。

私はそれくらいしか、できないのだから。


大きくバズんないと、本は動かない。

さぁPR頑張ろうと投稿を続けたが、結論、投稿は伸びても本は全く動かなかった。価格は1430円。そう簡単ではない。
例えば「1000~3000いいね」くらいだと体感1~10冊くらいしか購入されない。「1万以上~」でようやく少し動く感覚。
つまりバズを狙っていかないといけない。
SNSで活動している作家さんはわかると思うが、バズは狙っても簡単には起きない。
常に研究。どうすれば伸びるのか、本が動くのか。

…結局何がバズるか、よくわからなかったし、今もわかっていない(多少のノウハウは残ったが)
たまたまバズった漫画が十何回かあって、運よく本が多くの人に買われていったということだ。

でも、しぶとくしぶとく続けていくことに関しては、よく頑張ったなと自分を褒めてあげたい。



これから。

まだまだ書きたいが、長くなるので報告としてはここで一旦止める。
一つ書いておきたいのは、自分からなにか提案していかないと、誰も動いてくれないし、手を貸してくれないということは痛いほどよくわかった。
SNSでも「重版めざしてます!」と何度も発信したし、担当さんや会う人会う人に伝えまくった。
過去に漫画で描いたが、しつこくアピールしていかないと他人のことなんてすぐ忘れ去られてしまうので、しつこい、鬱陶しいと思われてもアピールを続ける。
自分は何者でもないのだから。

今後は変わらず、漫画は描いていくし、
3刷目も目指していくし、
2巻目も出したいと担当さんに伝えているし、
他からオファーがあれば応えていきたい。

夏目にーにはまだまだこれから。でっかくなります。見ててください。

◯お願い
「重版記念でなにかできないか?」今準備を進めていることもありますが
読者の皆さんから「こういうことやってみては?」の提案があれば嬉しいです。コメントなりメールで教えてください。shao5522@gmail.com

ついでに文中で触れた決して待ってはいけないと言う漫画も読んでください↓


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