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大目に見る

 多分、猫(犬もかもしれない)を飼った事がある人は思い当たる人が多いのではないかと思いますが、彼らは、相手の状況に応じて大目に見ることがありますね。
 というのは、動画を見ていて、こんなものがあったのです。
 子猫が母猫に思いっきり飛びつく。母猫は、子猫を押さえつけるようにして、舐めてやる。
 これを私よりも猫に詳しい人が見ていて
「子猫は加減ができないから、あれされると、滅茶苦茶痛いんだよな」
 との事。大人の猫は、加減して爪を引っ込めてじゃれるということができるけど、子猫は、それができない……
 ローラは大人になってもおバカさんだったのか(あ、いえ、これは別の話です)。
 人間でも、いい大人が、乗り物で赤ん坊が泣いているのに対して腹を立てたりする人がいますが、幼い子どもが思い通りにならないのは、無理のない事です。しょうがない事……
 しょうがない事を猫は、知っている。
 場合によっては、動物でも、状況を見て、大目に見たりできる者もいる。
 

 それで、子猫が大きくなってきても、まだやるようだと、「フー!」 っと、母猫は威嚇するそうです。硬い言い方をすると、発達段階を見ていて「もう、お前は手加減できるだろうが!」と怒るらしい。
 手加減ということではないかもしれないですが、ハイジという猫と一緒にいたときに、物凄く神経質な猫で、あまり自分の体に触らせないのですが、一回だけ優しさを見せてくれたことがあります。
 それは、私が熱を出した時に、普段は絶対そんなことしないのですが、枕元で丸くなって、一緒に眠ってくれました。なんだか、とても、安心して眠れたのを覚えています。
 何か相手の健康状態とか発達段階とか、彼らなりにわかるらしい……
 あ、でも、ローラは、私の具合が相当、悪くても、私の食事を奪おうとした……(すみません、これも、別の話です)。
 全部が全部ではなくて、頭のいい子だけかもしれませんが、なんか、そういうときは、大目に見てくれたり、普段はしない形で優しく接してくれる事もあるらしい。
 種として、全然違うのに。何か通じてるんじゃないかと思える場合があります。



 動画なんかで見る事がありますが、幼児が犬や猫に近づいてきて、捕まってしまった時、尻尾を引っ張られたり、どうかすると、ハグされたりして目を白黒させながらも、我慢している様子を見ると、なんか、健気でちょっと泣けてきます。
 「ああ、この幼い子なら、しょうがない。手出したらあかん」と、わかっているのか……
 そんなときがあるんですよね。
 もう、うちは動物を飼える環境じゃないのですが、本当に、感情が通じる動物を飼うのは素敵だなと思います。

noteで執筆されている

松本 創さんが

猫と子どもと距離感

というエッセイで猫と発達障害の子との交流でもっと詳しくいろいろな事を紹介されています。
猫や福祉・教育分野に興味がある方は、読んで見られてはどうでしょうか。

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