削って磨く | noteセルフ編集の面白さ
noteを書く時は、自分の文章を何度も読み返してセルフ編集をする。
時には投稿してからも読み返し、大幅に手直しすることもある。
同じ話でも、耳で聴くのと文字で読むのとでは、求められる展開が違う。
例えば音声配信アプリ。
聴衆の耳に細かい情報を入れ、場面を想像させる。
話し手の声の調子や"間"が感情を運んでくる。
聴く側はじっくり耳を傾け、話し手のペースに身を委ねる。
一方、読み手主導の「文字で読む話」の場合、
成り行きの説明や場面描写が長いと、読者は飽きてしまう。
で。結局何の話?
と、途中で読むのを止めてしまうことすらある。
はい、私のようなせっかちな読者です。
書き手が何日もかけて言いたいことをまとめ、紡ぎ出した言葉が
たった数秒の画面スクロールで弾き飛ばされてしまう。
だったら、世に出す前に自分で削ってしまえばいい。
セルフ編集もまた、note執筆の面白さのひとつ。
場面や事の成り行きを細かく説明するのをやめる。
人物を描く時に、読者の先入観を極力誘発しない。
事実を基に書く話は、長々と説明したくなる。
映画や本の感想は、ついつい自分語りをしたくなる。
そこをグッと堪えて削り、磨き上げる。
すると、埋もれていた言葉が立体感を帯びる。
読み上手なnote読者は、そこを見逃さないはずだから。
弾き飛ばさず読んでくださった方、
お待たせしました。ここで終わりです。
573文字。
