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兄の障害年金を調べに年金課へ出陣した妹。結果は…納付月数が足りなかった話

兄の障害年金を調べに年金課へ行った。

少しだけ
希望があった。

でも最後に完全にトドメを刺された。


兄が倒れてから、
いろんな制度を調べるようになった。

ある日、障害福祉課の人に言われた。

「障害年金、調べてみましたか?」

正直その時まで、
障害年金のことをよく知らなかった。

もしかしたらもらえるのかもしれない。

そう思い、私は
年金課へ出陣することにした。

兄の年金記録を調べてもらうと、
職員さんがパソコンを見ながら言った。

「納付状況を確認しますね」

ここで少し嫌な予感がした。

というのも、
兄の国民年金の支払い方法は
かなりクセがあったからだ。

基本は――

放置。

そして

督促が来たらまとめて払う。

それ払ってるって言えるのか。

兄らしいといえば
兄らしい。

しばらくして職員さんが言った。

「……納付条件が足りませんね」

どうやら障害年金は

倒れる前までに一定以上の納付月数

が必要らしい。

兄の場合、
その月数が足りなかった。

つまり――

障害年金はもらえない。

さらに職員さんは続けた。

「追加で納めることも出来ますが…」

一瞬、希望が見えた。

しかし次の言葉で
完全にトドメを刺された。

「追加納付は、
倒れた後の日付になるので対象になりません」

終わった。

なるほど。

年金というのは
倒れる前の納付状況がすべてらしい。

もし同じように
障害年金を考えている人がいたら、

倒れる前の納付月数

これがかなり大事らしい。

そして兄よ。

督促が来たら払う
そのスタイルは

年金にはあまり優しくない。

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