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〔詩〕うつろう
思い出の坂道を行く
今夜は三日月
私の影は見えない
寄り添って歩いたのは
遠い遠い満月の夜
繋いだ手
重なる影
密やかな笑い声
キンモクセイの香り
そんな欠片たちが
まだあちこちに散らばっていて
果たせなかった約束が
届かなかった未来が
思い出を上書きさせてはくれないから
今夜は三日月
影を持たない私は
甘い香りの坂道を行く
茨のように絡みつく過去も
断ち切れないまま
ただ
歩いていく
こんばんは。
こちらに参加させていただきます。
小牧さん、お手数かけますがよろしくお願いいたします。
読んでくださった方、ありがとうございました。
