「どろぼうジャンボリ」(阿部 結)
・書籍名 「どろぼうジャンボリ」
・著者 阿部 結
・ネコデコ価格 1300円
・棚主ID 2350
書籍にはさんだ紹介文
ジャンボリは、どろぼうの名前。どろぼうといってもかなり風変わりなジャンボリ。夜になり人々が寝静まった後に彼が盗むのは、街の人たちが書いた「手紙のたね」なのです。どうしてジャンボリは手紙のたねを盗むのか。
そして、ある理由によって街からすべての手紙が消えたとき……?
わたしたちが心にそっとしまっておくはずだった「言葉」、一度は伝えようとした「言葉」を、もう一度ちゃんと届けたくなる。そんな物語です。
追記
ジャンボリの存在や志向は一貫して何も変わらない。ところがジャンボリの行動の余波?によって街の人々の日常が守られてしまう、おまけにそのこと自体にジャンボリは全く気づいてさえおらず、今日もまた、言葉を味わうことを喜びとし、そのことに一途なのだ。
そんな少し滑稽なまでのジャンボリのマイペースさが、なんとも面白いし魅力でもある。
