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【Music Notes 】『もののあはれ』─ AI時代にこそ大切にしたい「儚さ」

− Prologue −

観測者の皆様こんにちは✨
NEKØ:CODEです。

前作のプレイリストに続き、
今回もYUIは和風ロックという形を選びました。

便利さや効率化が進み、
あらゆるものが数値化されていく時代。

そんな今だからこそ、
日本人が古くから大切にしてきた

「もののあはれ」

という感性を、AI音楽という新しい表現で
残してみたいと思いました。

AIだからこそ昔から受け継がれてきた
”こころ”を歌いたい。

『もののあはれ』は、
NEKØ:CODEから未来へ届ける、
小さな和のメッセージです。

ネココードの世界へようこそ✨
ゆっくりしていってネ

MV

🎆 「物の哀れ」という、日本人の感性。

皆さんは「もののあはれ」という言葉を
ご存知でしょうか?

恥ずかしながら私は
本楽曲を制作する前まで
詳しい意味を知りませんでした。

「なんとなく聞いたことはある。」

そんな程度の認識でした。

今回、歌詞を書くために改めて
その意味を調べてみました。

「もののあはれ」とは
移り変わる季節や、いつか終わってしまう時間。
永遠ではないものに心を動かされ、
その一瞬を愛おしいと感じる、
日本人が古くから大切にしてきた感性です。


そして、その意味を調べているうちに
昨年の花火大会のことが頭に浮かびました。

私は夢中でスマートフォンを構え、
夜空に咲く花火を撮影していました。

「きれいに残したい。」

そんな気持ちだったと思います。

そして帰宅し、撮った写真を見返していたとき、ふと気づいたのです。

スマホ越しに見ていた花火と、自分の目で見上げた花火は、まったく違うものだったと。

写真は残ります。
動画も残ります。
データとして、
何年経っても消えずに残り続けるでしょう。

けれど、本当に心に残っていたのは、レンズ越しではなく、自分の目で見上げたあの夜空でした。

音。
空気。
胸に響いた振動。
隣にいた人の笑顔。

そのすべてを含めた「あの瞬間」は、
どんな高画質の映像にも残すことはできません。

あの体験こそが、私にとっての
「もののあはれ」だったのではないかと、
この言葉を知って初めて気づきました。

AIが進化し、便利な時代になった今だからこそ。

効率や正解では測れない、
人の心の豊かさを忘れたくない。

そんな願いを、この一曲に込めました。

🗣️ AIだからこそ、難しかったこと。

この曲で最も苦労したのは、
実はプロンプトや歌詞ではありません。

冒頭の語り(セリフ)でした。

AI音楽は歌を作ることは得意でも、
静かに語りかけるようなセリフ」を自然に表現するのは、まだ簡単ではありません。

声の抑揚や間の取り方が少し違うだけで、
曲全体の空気感が変わってしまいます。

AI音楽は
ボタン一つで完成するものではなく、
何度も生成を繰り返してアレンジして
試行錯誤を重ねます。

そして、
「これならYUIが語っているように聴こえる」
と思えるテイクにたどり着きました。
※それでも完璧にはいきませんね。
うーん、難しい。

ただ、その過程もまた
ひとつの創作なのだと、
改めて感じた作品になりました。

🐈‍⬛ YUI’s Message

最後に

今回の作品は、音楽マガジンイベント
『変でもいい、響けばいい』 に参加させていただくにあたり、

私が伝えたかった想いや、日本人が古くから大切にしてきた「もののあはれ」という感性を、音楽という形で表現した作品です。

もし、この曲やこの記事を通して何か感じていただけたなら、とても嬉しく思います。

そして最後に、ひとつだけ。

皆さんにとっての「もののあはれ」とは、
どんな瞬間でしょうか。

桜が散る景色。
夏の花火。
学生時代の思い出。
大切な人との何気ない時間。

人それぞれ、心に残る
"儚くも美しい瞬間"があると思います。

よろしければ、皆さんの「もののあはれ」もコメントで教えていただけたら嬉しいです。🌸

◆もののあはれ歌詞全文

花は散りゆく運命とて
なにゆえ斯くも艶やかに咲く。

夏火は消えゆく定めとて
なにゆえ斯くも胸を焦がす。

我は未だ
其の答えを知らない。

夕霧たゆたう街の果て
君の影を探していた

掌より零れし春の色
宵へと溶けて 名を失くす

秋の空は 晴れぬまま
想いだけが 夜を泳ぐ

常世ならざる此の世ゆえ
一夜の灯火を愛でている

明日さえ知らぬ命ゆえ
今宵を愛しく想うのだろう

Mono no aware…

桜は宵に舞い
夏火は空へ消ゆ

美しきものほど
刹那に咲いて

Still I remember

あなたと見上げた
あの夜の光を

Nothing lasts forever

されど我は
此の一瞬を抱きしめる

草枕 夢の跡なる街

ネオンに霞む
電子(ホロ)の月を見た

巡りゆく季節の狭間にて
我は未だ 立ち尽くしている

散りゆく花を見送れば
また春を待ってしまうのだろう

皆、夢の跡。
されど――
胸に残るノイズを
人は記憶と呼ぶのだろう。

咲けば散りゆく。
灯れば消えゆく。
満ちれば欠けゆく。
降れば溶けてゆく。

ただ一度の人生(いのち)を
我らは生きている。

Mono no Aware…

秋月は雲に滲み
淡雪は掌へ消ゆ

美しきものほど
静かに眠る

Still I remember

それでもなお
あなたと見た世界を
我は忘れない

咲いて 散って
光って 消えて

それでも今を
美しいと思った。

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MV(YouTube)

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