【建築関係者向け】オーバーハングする木造住宅で、柱頭・柱脚金物はどう選ぶべきか?
木造軸組構法住宅 構造シリーズ(20)(建築関係者向け)
建築実務で迷いやすい「出隅柱」の接合部設計
木造2階建て住宅の設計や耐震診断をしていると、意外と判断に迷いやすいのが、建物の一部がオーバーハングしている場合の柱頭・柱脚金物の選定です。
2階部分が1階よりも外側に張り出している住宅があります。
このような建物では、1階の柱と2階の柱が上下でそろわなかったり、1階の柱が2階部分を受ける位置にあったりします。
一見すると、通常の2階建て住宅と同じように金物を選べそうに見えます。
しかし、オーバーハング部分では、柱にかかる力の流れが通常とは少し異なります。
そのため、柱頭・柱脚の接合方法を安易に選んでしまうと、地震時や強風時に必要な引抜き耐力を確保できない可能性があります。
1. オーバーハング部分は「出隅柱」として扱う場面がある
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