全身クールミントの女
実家でお風呂上がり、母に娘・ちび雲(2歳)の保湿と着替えをお願いした。
しばらくすると――
脱衣所から、母の絶叫。
「ぎゃああああ!!ごめん!!!」
なにが起きた!?と思ってドアを開けると、
ミントの香りが暴力的に立ち込めていた。
お風呂上がりなのに、風呂場より清潔な匂いがする。
どうやら母、保湿クリームと間違えて
歯磨き粉を全身に塗ったくっていたらしい。
ちび雲はというと――
スースーしながら、なぜかご満悦の笑み。
……もしかして、歯の気持ちを体で理解した瞬間なのか?
母曰く、塗っている最中もまったく違和感がなかったという。
しかも途中でちび雲が
「こっち(保湿剤)を塗りたい」と正解を指差したらしい。
※2歳児の方が冷静である。
そのまま放置していたら、たぶん今ごろ――
全身クールミント味の女児が誕生していた。
おそらく「寝返りのたびにスースーする生き物」。
ちなみに前回は、風呂上がりに間違えて日焼け止めを塗られていた。
このあと寝るだけなんだが?
きっと母の中でチューブは全て保湿クリームに見えているんだと思う。
このペースで行けば、次はヘアワックスあたりが候補だろう。
ちび雲の肌はもう実験台。
もはや祖母の手による人体実験シリーズ:保湿編である。
――頼む、ちび雲。
そのうち“光沢仕上げ”になっても、生き延びてくれ。

日常の違和感を吐き出しシリーズ是非見てね〜
おしっこに救われたりする日常まとめ
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育児と創作の合間に現実逃避して書いてます。チップは現実世界への帰還料です。