寝ててもうるさいの、どうかしてる
午前7時。娘が、悪魔に乗り移られた。
その日、私は悪夢を見ていた。
ひたすら漬物石を持ち上げ続ける夢だ。
持ち上げても、持ち上げても、目の前に次の漬物石が出現する。
目が覚めた。
重い……夢の続きかと思った。
誰だ、私に漬物石を乗せたやつは。
薄暗い部屋で目をこすり、お腹の方を見ると、
そこには私の上で眠る娘・ちび雲。
その姿勢は――
エクソシストのワンシーンそのまま。
背筋が反り返って、宙に持ち上がってるやつ。
悪魔に……身体乗っ取られた?
...…寝苦しくないんだろうか。
私も重くて悪夢を見たが、
この子はこの子で悪夢の真っ最中だったのかもしれない。
...…はっ!
ブリッジで歩き出す前に、寝かせ直さないと!
あわてて抱えて布団に寝かせると、
置いた瞬間、浜辺で打ち上げられたエビのように
「ビクゥ!」と跳ねた。
悪魔の次は甲殻類か。
起きてから寝る寸前まで喋り続けるちび雲。
寝てても、うるさいのどうかしてる。

時に般若にもなるちび雲の観察をマガジンにまとめました
おしっこに救われたりする日常まとめ
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育児と創作の合間に現実逃避して書いてます。チップは現実世界への帰還料です。