「静かな人が、世界をよく見ている」第2回「経験は、振り返った人だけの財産になる」
皆さんの周りに、こんな人いないですか??
年齢を重ねて、経験も豊富なのに
なぜかいつも、同じところでつまずく人。
逆に、まだ若いのに
不思議と落ち着いていて、
人の気持ちをよく分かっている人。
この差って、何だろう…
年数じゃない。
経験の量でもない。
医療の現場で、患者さんを見てきて
じわじわとそう思うようになりました。
📍経験は、自動的に財産にはならない
同じ年数でも
積み重なっていく人と、そうじゃない人がいる。
認知心理学に
**「メタ認知」**
という
言葉があります。
※メタ認知とは…
**「自分の思考や行動を、
少し離れたところから眺める力」**
のこと。
自分が今、何を感じているか?
どんな癖で動いているか?
相手にどう見えているか?
それをもう一人の自分が、
静かに観察している感覚✨✨
この力がある人は
経験のたびに、何かを受け取って帰る。
この力が育っていない人は
同じ経験を何度重ねても
生きてきた分の思い込みが、
強化されるだけになる。
📍**「年齢を重ねても変わらない人」の正体**
医療現場で見ていると、
こんな患者さんがいらっしゃいます。
何度説明しても、同じ質問を繰り返す方。
「先生には言わなくていい」と情報を隠す方。
自分のペースを崩せない方。
悪い人じゃない。
でも、自分が周りにどう見えているかが、
少し見えにくくなっている…
これはその人の性格じゃなくて
第1話でお伝えした**「脳の余白」**と、
深く繋がっている。
自分のことでいっぱいな状態では
他者からのフィードバックが、
そもそも入ってこない。
入ってこないから、気づけない⤵️⤵️
気づけないから、変わらない⤵️⤵️
年齢を重ねるほど
その回路が、静かに固まっていく…
📍じゃあ、
どうして「柔らかくなっていく人」がいるのか
同じ年齢でも
経験を重ねるほど、
しなやかになっていく人がいる。
その人たちに共通しているのは
**「振り返る習慣」**がある、ということ😌
今日うまくいかなかったのは、なぜだろう?
あの人は、どんな気持ちだったんだろう?
自分は今、どんな顔をしていたかな?
大げさなことじゃなくていい。
寝る前の5分でも、お茶を飲みながらでも。
その小さな問いかけが
経験をただの「出来事」から
自分だけの財産に変えていく。
♦️東洋医学的に言うなら
東洋医学では
**「気が外に開いている状態」**と
**「気が自分の内側に閉じている状態」**という見方をする。
メタ認知が育っている人は
自分の内側を感じながら、
外にも気が流れている。
自分にいっぱいいっぱいな人は
気が内側でぐるぐると循環している状態。
体の不調も、人間関係の詰まりも
実はここから来ていることが、少なくない気がします。
気を外に開くとは
難しいことじゃなくて
「今ここにある自分」を、
少し客観的に眺めることから始まる🌿🌿
🌠🌠スピリチュアルな言葉で言うなら
瞑想や古代の叡智の中に
**「witness consciousness(証人意識)」**という概念がある。
体験している自分と
それをただ静かに見ている自分。
その両方を同時に持てるとき
人は、経験から本当の意味で学べるようになる。
エジプトの神官たちが瞑想を重んじたのも
ただの精神修養じゃなくて
自分という観察者を育てるためだったのかもしれない、と私ネフェルティティは思います😊✨
🔹経験は、振り返った人だけの財産になる。
あなたは今日一日
どんな自分でしたか?
うまくいかなかったこと、あってもいい。
気づけなかったこと、あってもいい。
ただ少しだけ
もう一人の自分の目で、
今日を眺めてみてほしい✨✨
それだけで、明日の脳の余白は
今日より少し、広くなるから😊🌿🌿
第3話「余白のつくり方——脳と気と、呼吸の話」へ続きます。
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