【インド旅トラブル】謎の食中毒で嘔吐・発熱の巻
やあ、旅するパンです。
今回は旅のトラブル体験談シリーズ(?)ということで、またも旅のパートナー・家人をネタに一本書きたいと思います。
なお初めてのインドでハイデラバード警察のお世話になった時の記事はこちらです👇️家人への励ましの「いいね」お待ちしています。
推しの映画が延期になり、イラン攻撃でもろもろのリスクがあるなか、インドについてきてくれた家人に先に謝っておくよ。またしてもネタにしてごめんな
ケララ州初上陸でくいだおれ
今回で3度目となるインド旅。ティルヴァナンタプラムのコヴァラム・ビーチなどでコ〜ズィ〜(cozy)🏝️🍹な時間を過ごし、タミル・ナードゥ州のカンニヤークマリへ足を伸ばしてありがたい朝日を拝み、再びティルヴァナンタプラムを経て、ケララ州のコチへ。
ここからしばらくインド飯のご紹介となります。いつも通り、脱線につぐ脱線と余談のオンパレードで進行してまいりましょう。「旅の教訓」を早く読みたい方は目次からどうぞ!

中東情勢を受け、屋台やレストランで使うLPガスの供給が不安定だったので、パロタなどの火をたくさん使いそうな料理は食べられないかもなと覚悟してたんですが……なんとかセーフ!ケララ州で、念願のビーフ・パロタを食べることができました。右下のドリンクはタミルのカンニヤークマリご当地ドリンク。
カンニヤークマリではインド最南端の日の出をなんとか写真に収めることに成功。幸先のよいスタートを切りました。

👇️これはケララのマラバールビリヤニ。初めて食べたんですが本当においしかった。ビリヤニと言うより、牛肉出汁ごはんって感じでした。野菜不足になりがちな道中、付け合わせの塩もみ野菜がしみる〜。

おかゆにHorlicks(栄養ドリンク)でご自愛晩さん会。発酵したおかゆも食べてみたかったなあ。歩き疲れてショッピングモールのフードコートで飲むスイカジュースって、なんであんなにおいしいんだろう。
電車の中で食べた旅情あふれる駅弁ビリヤニ、おじさんが股に挟んで高さを出しつつ注いでくれた泡々のチャイ。

無事にコチに着き、名物の「プットゥ」(米粉とココナッツを蒸した主食)を食べようとGoogleマップを頼りに探すも店が見当たらず、その場所にあった教育機関にお勤めのみなさんに聞いてみる。仕事終わりの時間なのに、店に電話をかけて確認してくれる。やさしい。
確認の結果店はなかったのですが(笑)なんと、そのなかの一人の紳士が、プットゥを食べられる店まで案内してくださいました。みなさん本当におやさしい。ありがとうミスタークマール!
クマール氏のやさしさに癒され、おいしいプットゥとおしゃべり好きの地元おじと楽しい時間を過ごし、いよいよ明日はアレッピーのバックウォーター(水郷地帯)でボート体験だ!と早めに眠りにつきました。
夜中のSOS……からのリバース
夜中の2時ごろ、ふと目が覚めると家人がベッドのふちで頭を抱えていました。
「気持ち悪い……。胃腸薬もってる?🤢😩」
お〜っと~!突然のSOS〜!
普段家人は大の医者嫌いで、薬も滅多に飲まないので、これはよっぽど具合が悪いんだなと内心焦りました。夜中に吐いて、そのあと熱まで出てしまいました。
何を食べたから食中毒になったのか、正直原因は全くわからず……。なぜなら、同じものを食べていたはずのわたくしはピンピンしていたからです。夜淹れたお茶を翌朝チンして飲むなどのズボラ生活がまさかこんなところで生きてくるとはな
インド旅行中におなかがゆるくなるのはデフォルトなので、われわれも環境に順応しようとしている段階ではあったと思うんですが……。ここまで本格的にダウンしたのは初めてで、本人も相当つらそうでした。
ホームステイで助かった
翌日のアレッピー行きの予定は泣く泣くキャンセル。幸いだったのは、滞在先がホテルではなくホームステイだったことです。地元の人が作るホームメイドの朝ごはんを食べてみたい!ということで、ホームステイにしていたのですが、結果的に大正解。
なんとホームステイ先経由で予約したバックウォーターのツアーも、当日キャンセルにも関わらずキャンセル料不要とのこと。通常なら全額支払いでもおかしくないのに、ご配慮ありがとうございます……。
ホストのラクシュミさんと旦那さんが、それはもう信じられないほどよくしてくれました。何かあったらWhatsUppで連絡してほしいと言われており、とりあえずツアーのキャンセルは朝一に連絡してもらわなきゃと思って5時ごろにメッセージを送ったのですが、なんと経口補水塩とスポーツドリンクの素をすぐに持ってきてくれました。。。朝早くに叩き起こしてしまい申し訳ない。
その後も寝込んでいる家人のためにお粥を作ってくれただけでなく、わたくしには絶品のプットゥとエッグカレーを振る舞ってくれました。

このエッグカレーの味はいろんな意味で忘れられません。バナナもおいしくて、気がつけば1日に4本も食べちゃった。ラクシュミさんが淹れてくれたチャイも五臓六腑に染み渡りました。ホンマに女神に見えてきた

ひとかけらのプットゥと1本のバナナをようやく口にする家人。家人もホームメイドのごはんを楽しみにしていたのに、食べられなくて本当にかわいそうでした。
一方そのころ暇を持て余したパンは
どうしてこんなに元気なんだろ……?(白昼ベッドに寝そべりながら)
ラクシュミ様にいただいた経口補水塩をペットボトルの水に溶かして飲ませつつ、追加の経口補水塩や水、自分が夕飯として食べるパンやヨーグルトを買いに近所の食料品店へ。

ちょうどラマダン明け(イード)とヒンドゥーの新年(ウガディ)が重なる時期だったようで、近所のお肉屋さんはバイクで買い物に来たお客さんで賑わっていました。ローカルな空気を感じながら買い出し。

午後、家人の熱が少し下がってきたのを見計らい、ひとりで徒歩圏内のアーユルヴェーダスパに行ってきました。都内だと2~3万円かかりそうなコースが8000円くらいで受けられました。家人よ、こころよく送り出してくれてありがとう。


👆️は近所のベーカリーで調達したわたしの夕飯。「このパンなに?」って聞いたらお店の人は「なんとかパロタ」って言ったけど、パイだと思う。そして「これはヨーグルト?」って聞いたら「違う!カード」って言われたけど、ヨーグルトでもあると思う。
旅の教訓:これだけは持っていく
さて、今回のトラブルを通して痛感した、実用的なアドバイスをまとめます。これからインドに行かれる方は、ぜひ参考にしてください。
体温計
「3度目のインドだし」と油断して体温計を置いてきたことを猛省。触った感覚では38度以上ありそうでしたが、正確な熱がわからないと「40度超えたから病院へ行こう」みたいな判断ができません。
インドで病院にかかったときの費用
ラクシュミさんに伺ったところ、近くにある24時間受け入れの救急病院で500ルピーとのこと。もしかしたらそれは初診料で、点滴とか投薬でもう少しかかるのかもしれません。あと観光客も多く訪れるフォート・コチかつケララだったから(映画で刷り込まれたケララ=医療のイメージ)なのかも。とりあえず、費用感がわかって一安心。
経口補水塩(ORS)・ポカリの粉末
脱水症状を防ぐために、水に溶かせるパウダー系の飲料は荷物に余裕があれば1〜2パック持っていくと安心かも。粉末みそ汁も持ってきたらよかったなと思いました。OSRやスポーツドリンクの粉末については、都市部であれば徒歩圏内にスーパーや薬局、ちょっとしたストール(雑貨屋)があるので、おそらく現地調達も可能です。
正露丸・整腸剤
われわれは胃腸が弱い方ではないため、「食べすぎ・飲み過ぎ用の胃薬」しか持っていなかったという。下痢になっても下痢止めは使ったことがなく、下痢を許容して落ち着くのを待つスタイルでしたが、本格的な食あたり対策として正露丸や整腸剤はもっていたほうが安心かもと思いました。
家人は帰国、パンはバカンス継続
翌日には熱も下がり、食欲も出てきた家人。フォート・コチの海岸を歩いてリハビリしつつ、ベンガルールへのフライトまでのあいだユダヤ人街などを観光。そのあとの数日はベンガルールで過ごしたのですが、一応なんとなくローカル食堂や屋台は避けて、有名なレストランを中心に攻めました。
ベンガルールで3日ほど過ごし、ケンペゴウダ国際空港から、二手に分かれます。1週間しか休みが取れなかった家人はそのままベトナム経由で羽田へ帰国。一方、年度末に2週間も会社を休んで「お前仕事辞めるんか?」と実父をあきれさせたわたくしはひとり、シンガポール&マレーシアへと向かいました。




インドでちょっと胃が疲れたかも〜!と思いながらも、カヤトーストに蝦麺、チキンライスにナシレマ……マンゴーもおいしいしニョニャクエとかいうマレーシアのデザートめちゃうまい!好き!たくさん食べなきゃ!と、おいしいローカルフードを1週間かけてじっくり堪能。
久しぶりの気ままな一人旅をエンジョイして、日曜日の深夜に無事帰宅したわけなのですが
遅れて帰国したパンを待っていたまさかの展開
ガチャッと家のドアを開けると、奥の部屋からゴホゴホと咳き込む音と、か細い声が。
「……実は言ってなかったんだけど……日本に帰ってきてから風邪引いて寝込んでて……🥲」
思わず「なんでぇ〜?!😩😩😩」と言いながら、膝から崩れ落ちました。ほんとになんで?(笑)
なんと、日本に帰り着いた家人はまたしても風邪を引いて寝込んでいたのでした。しかし、わたしが旅行を心置きなく満喫できるようにと、自分が再び寝込んでいることを黙っていてくれたのでした。いいやつ……
「全然返事来ないじゃん!またわたしがいないのをいいことに家系ラーメンばっか食べてんだろ😡」とか思っててごめんな……病床で、わたしから送られてくる数々の飯テロ写真を見て気を失ってたらしい。
熱があり、咳も出て、鼻水は黄緑色。明らかになにかの菌をもらっている模様です。血液検査の結果、医師に「なんかの細菌感染だね〜!ヤバい菌だったら明日朝イチで連絡するね!」と言われて帰ってくる始末。なんだよヤバい菌って
結果的に電話はなく、最強の抗菌薬を飲み始めたその日から徐々に体調も回復しましたが、咳や鼻水は1週間くらい残りました。ヤバい菌じゃなくてよかったけど、インドの食中毒で、ありきたりな菌にも太刀打ちできないくらい弱ってたんだね。かわいそうに……。
みなさんも旅の疲れが出るころには無理しないよう、気をつけてください!この1年風邪一つひいていないパンより
ここまで読んでくださってありがとうございました!ではまた👋
