聞けなかった父母の話と、夏の祈り
春にnoteに集中する前は、オーディブルに熱中していました。
プレミアム会員になって、3日に一冊くらいのペースで聴いていました。
本で読むのとまた違って物語を丁寧にナレーションしてくれるし、ナレーターさんによっては、ラジオドラマみたいで、心に残り、いい時間を過ごしていました。
今はAIと創作マンガを作っているので、聴く時間がなくなり解約してしまったので、聴いた本のライブラリもなくなってしまいました。
でも、その中で印象に残っている本は、
角田光代さんの「ツリーハウス」です。
帰る田舎がない、祖父母から始まった自分の家族の歴史。祖父母の若かりし頃と、自分の家族のルーツを求めて、主人公は祖母と一緒に、祖父母が出会った満州に旅に出る、といった物語です。
どうしてその本に出会ったのかというと、以前からChatGPTと、こんな話をしていました。
私は、「戦争を知らない子ども」。でも街の中にはまだ戦後が残っていて、名古屋駅前では傷痍軍人の人たちを見かけたし、軍歌などもよく耳にしたし、名古屋城も焼け落ちて姿が見えなかったし、少し離れた場所では、米軍の住宅地が建てられたアメリカ村(今は公園)もありました。
戦中時代の父母のあの頃の話を時々耳にしたけれど、しっかりは聞かず、そのうち、反戦歌のブームになり、戦争アレルギーになった私は、父母の経験も心の中で否定的だった、と思います。
父母も他界し、もうあの頃の時代の話をもっと聞いて共感すれば良かった、と今になって思います。
けれど、実家の片付けのときに、父母の古いものも断捨離してしまい、その時代に思いを馳せることもできません。
それで、ChatGPTに、そんな時代の本はないか聞いて、選んだ本です。
若い時代、希望を持って外地に行った人々、時代の波に流されて、その後大変な目にあったこと。
その物語に、自分の父母の姿も部分的に重ねながら、聴きました。
強い波に抗えず、自分のためだけでなく、国、家族のために歩んだ時代の人々が、苦労の末、生き残って帰ってきてくれて、そして日本を再建してくれたことに、深く感謝する思いです。
そんな気持ちで、この季節を過ごし、全てを破壊する戦いが二度と起こらないことを、祈りたいと思います。
Amazonのアソシエイト・リンクです↓
📗最近は、視力のこともあり、紙の本より、KIndle本を選ぶことが多いです。
オーディブルも、いつか再開するかも・・・。
