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AviUtl強化合宿(2025年5月) 3日目 エイリアス

5日間にわたり、AviUtlについて学習した内容を記事にします。3日目は、動画編集を効率化するエイリアスについてです。


参考にしたサイト

エイリアスとオブジェクトファイル

エイリアスとは、オブジェクトの設定を保存していつでも使用できるようにする機能です。
字幕、フィルタ、シーンチェンジといった何度も使うオブジェクトをすぐに追加できるので、作業効率が上がります。
個別のファイルとしてAviUtlから出力されるため、別のプロジェクトで使用できるほか、ユーザー間で共有することも可能です。

オブジェクトの設定を保存する方法には、「エイリアス(.exa)」と「オブジェクトファイル(.exo)」があります。(オブジェクトファイルは、厳密にはエイリアスではありません)

二つの違いは、保存できるオブジェクト数です。エイリアスは1つのみが保存でき、オブジェクトファイルは複数オブジェクトが保存できます。
オブジェクトファイルが完全な上位互換のように思えますが、エイリアスに比べるとタイムラインへの追加がわずかに手間取るので、使い分けするのがよいでしょう。

エイリアスの使い方

エイリアスの作成方法

方法は2通りあります。
1つ目は、設定ダイアログから保存する方法です。設定ダイアログにある情報が保存の対象です。
タイムラインの情報(長さ・中間点)は保存されません。
保存したいオブジェクトの設定ダイアログの上で右クリックします。

2つ目は、タイムラインから保存する方法です。タイムラインにある情報を含め、全ての設定が保存の対象です。
タイムライン上で保存したいオブジェクトを右クリックします。

以降の操作は共通です。
エイリアスの名前と格納するフォルダを入力します。(ここで存在しないフォルダ名を入力すると、そのフォルダが作成されます)
通常は格納フォルダを手入力する必要がありますが、エイリアスフォルダ選択というプラグインを使うとコンボボックスで格納フォルダを選択できます。
OKを押せば指定したフォルダにexaファイルが作成されます。

エイリアスの使用方法

タイムラインで右クリックすると、通常のオブジェクトのように追加できます。
また、D&Dも可能です。
※フィルタオブジェクトをエイリアスにした場合、「フィルタオブジェクトの追加」のほうに同じように表示されます。

他のエイリアスは初心者時代に作った粗雑品なので参考にする必要はありません。

exaファイルはどんな場所に保存しても使用可能ですが、AviUtlと同じ階層のフォルダ=格納フォルダに保存すると上の画像のような仕様になります。
AviUtlと同じ階層に単体で保存すると、「動画ファイル」などと同じ場所に表示されますが、メニューが見づらくなるので非推奨です。
これら以外の場所に保存した場合、タイムラインに追加する手段はD&Dのみになります。
(要するに、エイリアスは作成したら下手にいじらなくてよいということです。格納フォルダ間の移動は問題ありません。)

オブジェクトファイルの作成方法

タイムライン上のオブジェクトが無い所で右クリックし、「オブジェクトファイルのエクスポート」を選びます。
オブジェクトファイルは選択中のシーン全体を保存するため、特定のオブジェクト群を保存する場合は保存したいものだけを使用していないシーンにコピペします。(下画像)

ファイル名と保存場所を決めて保存します。
保存場所は完全に自由です。

オブジェクトファイルの使用方法

タイムライン上のオブジェクトが無い所で右クリックし、「オブジェクトファイルのインポート」を選びます。
exoファイルを選択すると、保存していたオブジェクト群が追加されます。
エイリアスと同様に、D&Dも可能です。

また、AviUtlと同じ階層にフォルダを作り(エイリアスの格納フォルダと同様)、そこにexoファイルを保存すると、エイリアスのように表示されます。
この方法を使うとオブジェクトファイルはシーンとして追加され、一つのオブジェクトとして扱うことができます。
シーン一覧にファイル名が追加されるので、そこから中身の編集が可能です。

余談ですが、exaファイルとexoファイルはタイムラインに追加するとTDNただのオブジェクトになるため、ファイルの保存場所の変更は既存のプロジェクトに影響しません。(ただし、参照ファイルなどの情報は通常通り絶対パスで記録しているので、素材のファイルは相変わらず移動できません。)

エイリアスの作成

BB劇場制作に役立つエイリアスをいくつか作成しました。
配布データがあるので、ダウンロードする場合は注意事項を確認してください。
※オブジェクトが長すぎる、フィルタ効果がかからない等の問題が起こる可能性があります。不具合があった場合は、AviUtlにファイルを読み込み、設定を変更した後に同じファイルへ上書きエクスポートしてください。
設定をカスタムしたい場合も同様です。

字幕セット
字幕を作るエイリアスは以前からありましたが、枠・名前・台詞の3つに別れていました。
そのため、オブジェクトファイルを使いまとめて追加できるようにしました。

※台詞枠の参照ファイルは指定されていません。また、字幕の表示速度と待機時間は、「バカすぎるUDKと先輩(春の学園淫ク☆リレー企画2024)」と同じになっています。
AviUtlにオブジェクトファイルを読み込み、参照ファイルを指定してからexoファイルに上書きエクスポートしてください。
台詞枠の画像は、「台詞枠(スマート)」(640×150)です。ニコニ・コモンズ淫夢アルティメットスターターパック2024、以下の配布データのいずれかから入手してください。

GBB抜き
グループ制御下に素材を置くと、クロマキーで自動的にBBとGBが抜かれます。
エイリアスにすることで素早く追加できます。

カメレオン効果+GBB抜き
素材を置くだけでカメレオン効果が適用され、さらにBBとGBが抜かれます。

※スクリプト「カメレオン効果」が必要です。
※バッファとグループの違いは、背景をまとめる方法です。画像をいくつか重ねるだけの単純な背景なら、バッファのほうが使いやすいかと思います。
※一部BB素材は色がおかしくなる場合があります。カメレオン効果の仕様上仕方がないので、適応率を下げるか、「同じグループのオブジェクトを対象にする」などでグループ制御から除外してください。

GBB抜きは素材自体にクロマキーがかかるわけではないので、フィルタ効果を使うと影響が出る場合があります。
そのため、高度な編集をする場合は使えない可能性がありますが、簡単な動画を作る分には活躍すると思います。

まとめ

エイリアスはまだ使いこなせていませんが、本記事の作成にあたって機能を復習することができました。
今後の動画制作で、エイリアスは作業の効率化に役立つでしょう。