【読書感想文】『編集歴20年のプロ編集者が教える 人気小説家になる方法』あいこ(著)、感想
7月のセールでKindle Unlimitedが3ヶ月無料キャンペーンをやってたのに加入して、現在、色々、読んでいるところです。主に空き時間にマンガ――なんですが、以前より相当、マンガを読むようになった気がします。
それと、なんかAmazonが勧めてくるんで(※アマゾンアソシエイトです:工学的ストーリー創作入門を買ったせい?)、小説の書き方本も何冊か読んでいまして、なかなか参考になっています。たとえば、(※アマゾンアソシエイトです):
……これ、本当によい本でした。あいこ@小説編集者様、ありがとうございました。
まあ、「……」「――」(三点リーダーやスラッシュは2個単位)、段落の最初は一マス空ける、台詞の「」では最後に“。”をつけない、「?」「!」の後も一マス空ける、という基本的な書き方は大分昔に小説講座に通った時に習った訳ですが(ウェブ上では、そういう“ルール”を守っていない方も、まだ多すぎる訳ですが)――そういったレベルはすっ飛ばして、「何故、賞に通らないか」「どうデビューするか」について、現代的な視点から、色々と編集者目線で完結且つ論理的に書かれているのが素晴らしいです。
なんとなく聞いていたことは、いくつか、あったんですが、改めてまとまって読むと、目からウロコな感じでしたね。
第一章の目次だけでも:
第1章 プロ作家を目指すには プロ作家とはどういうものか
すぐプロ作家になれる人と、なれない人の違い
書く技術だけでは足りない時代に
プロ作家を目指す上で、一番大切なこと
プロ作家を目指すなら知っておきたい現実
フィードバックをもらうことがなにより大事
補足コラム1 商業デビューにこだわるべきか
また本書は、「公募であと一歩届かない人」「ウェブではそこそこ人気があるのに、なかなか商業出版に結びつかない人」など、すでにある程度書いてきた人にこそ、深く届く内容になっています。
実際にその通りで……読んでいて、かなり胸が痛くなる感じでした(苦笑)。
その上で、「別の道」で作品を発表するのも現代では容易になってきているとか、「そうだよなあ」と思いつつも、やっぱりKDPの結果等を見ると中々、無名個人アマチュアの難しさを思ってしまいます。
他も色々と、一人でコツコツ小説を書いていて躓いている方には凄く示唆的なコメントが多いので、参考になると思われます。
特に「誰が読む小説なのか?」を明確にするべきということを編集者目線で熱く語られていて――そういえば、これまでのことを鑑みると、私についても、アメリカのRRでもエージェントらしき方のコメントで「どんなターゲット向けか分からない」と書かれておりましたが、まさにその通りだったかな、と――自分の小説では、マーケティングでいうところのターゲティングができてなかったなあ、と……例の入り口問題といい、ちょっとブレが大きかったかな?と、反省しきりでした。
そして、最後の:
「続ける人」だけが結果を手にする 小説の世界において、才能よりも、経験よりも、最終的にものを言うのは「続ける力」です。
新人賞を受賞した人も、商業デビューを果たした人も、その陰には「続けてきた時間」が必ずあります。
1作目がダメでも2作目で受かる。5年書き続けてようやく評価される。そんな例は枚挙にいとまがありません。
書けなくなる時期もあります。自信を失うこともあります。
でも、それでも「やめなかった人」だけが、結果を手にするのです。
……は、かなりエモーションを揺さぶられました(泣)。。
まあ、私の場合、十ン年以上、本業が忙しいのにかまけて小説書き(長編)をしていなかった訳なんですが。最近は、AIさんもいる訳ですし、しっかり傾向&対策をして面白い長編を書こうと改めて思った次第です!
ともかく、昔の用語でいうところの「なろう」とか「ワナビ」な感じな方には、特にお勧めです! 短いですが、ぎゅっとエッセンスが詰まっていて、本当にタメになる本でした。
というわけで、それでは、また!
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