耳管狭窄症で飛行機に乗れない?
娘が耳管狭窄症と診断されました。飛行機に乗ることもドクターストップまではいかあたがリスクが非常に高いと言われました。リンパアクティベーションで鼓膜の凹に効果はありますでしょうか?ご教示頂けますと幸いです。
ご質問ありがとうございます。まず大前提として、耳管狭窄症と診断されているのであれば、診断や治療については耳鼻科の先生の指示を最優先に考えてください。
私は、「リンパアクティベーションで耳管狭窄症が治ります」とはお答えしません。
また、鼓膜の陥凹そのものを改善できるとも言えません。
耳管狭窄症は、鼻と耳をつなぐ耳管の働きが低下し、中耳の換気がうまくできなくなることで起こります。
その結果として、
耳閉感
聞こえにくさ
鼓膜の陥凹
などが起こることがあります。
私たち施術者が直接耳管を広げたり、鼓膜を元に戻したりすることはできません。
ただし、私は身体全体の循環や排出環境という視点で考えます。
耳の周囲は、
首
顎
側頭部
顔面
咽頭周囲
とも関係しています。
リンパアクティベーションによって、頭頚部周囲の緊張や循環環境が整うことで、結果として耳周囲の違和感が軽減したり、楽になったと感じる方がいる可能性はあります。
しかし、それをもって耳管狭窄症が改善したとは言えません。
今回のお話で私が大切だと思うのは、耳の症状そのものを追いかけることより、娘さんがどの程度困っているのかです。
・耳の詰まり感があるのか
・聞こえ方に変化があるのか
・めまいはあるのか
・日常生活に支障があるのか
そういった部分を確認しながら関わっていく方が良いと思います。
また、飛行機についても、
「リンパアクティベーションを受けたから大丈夫」
という考え方はしません。
飛行機搭乗の可否やリスクについては、必ず主治医の判断を優先してください。
私ならお客様には、
「耳管狭窄症そのものを治すことはできませんが、身体全体の循環や頭頚部のコンディションを整えることで、少しでも快適に過ごせる身体づくりのお手伝いはできるかもしれません」とお伝えします。
病気を変えようとするより、
まず全体を整える。
私はその考え方を大切にしています。
「耳を治そうとするな。まず身体全体の状態を見なさい。」
特にお子さんの場合は、耳の症状だけでなく、首や顎の緊張、睡眠、疲労、姿勢なども含めて総合的に見ていくことが大切だと思います。
