ノンレム睡眠
【お悩み:眠りが浅い・夢ばかり見て疲れが取れない】
「寝ても寝ても夢ばかり見て、起きたときにぐったりしている…」「しっかり熟睡した感覚がない…」そんなお悩みのメカニズムと、今日からできる解決策を解説します。
そもそも、なぜ夢を見るの?(睡眠のメカニズム)
私たちが夢を見るのは、主にレム睡眠(浅い眠り)」のときです。
レム睡眠(浅い眠り):脳は起きているときと同じくらい(あるいはそれ以上)活発に動いて、記憶の整理をしています。
しかし、身体の筋肉は完全にゆるんで運動機能が停止しているため、外見的には眠っているように見えます。
ノンレム睡眠(深い眠り):脳の活動も完全にスローダウンし、いわゆる「ぐっすり熟睡している」状態です。
このときに成長ホルモンが分泌され、肉体の疲労回復が行われます。
「夢ばかり見る」と感じるときは、このノンレム睡眠(深い眠り)が不足し、レム睡眠の割合が過剰になっているサインかもしれません。
「夢をほとんど見ない」「どこでも寝られる」のは良いこと?
「私は夢をほとんど見ないし、いつでもどこでも寝られるから大丈夫」という方も、実は注意が必要です。
一見すると「すぐに熟睡できている」ように思えますが、いつでもどこでも、気絶するように一瞬で寝てしまう」状態は、実は慢性的な睡眠不足(睡眠負債)が溜まっている警告サインである可能性があります。
本当に質の良い睡眠が取れているかは、「日中に強い眠気に襲われないか」「すっきりと目覚められているか」で判断しましょう。
深い眠り(熟睡)を手に入れるためのアプローチ
脳をしっかり休ませ、深いノンレム睡眠の割合を増やすには、日中の運動習慣」が極めて効果的です。
1. 有酸素運動で「睡眠の質」を高める
ウォーキング、ジョギング、水泳などの有酸素運動は、脳の温度を適度に一時上昇させます。運動から数時間後、上がった体温が下がっていくタイミングで、深い眠りが誘発されやすくなります。
おすすめのタイミング:夕方〜夜(就寝の2〜3時間前まで)に20〜30分程度。
2. 筋トレ(レジスタンス運動)で「深い眠り」を維持する
スクワットや自重トレーニングなどの筋トレは、身体に適度な肉体的疲労を与えます。この疲労を修復しようと、身体が自然と「深いノンレム睡眠」を要求するようになります。
注意点:寝る直前の激しい筋トレは、交感神経を刺激して逆に目が冴えてしまうため、遅くとも就寝の3時間前には終えましょう。
逆引き辞典からのアドバイス
「いつでも寝られる」という頼もしい体質を活かしつつ、日中に適度な運動を取り入れることで、睡眠の「長さ」だけでなく「深さ(質)」をさらに高めることができます。
夢見がちで朝がスッキリしない日は、ぜひ「今日の夕方の軽い運動」から始めてみてください。
