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100日連続企画77日目 ポジティブと甘やかしの違い―時間軸で見えてくる“本当の前向きさ”

ポジティブと甘やかしの違い――時間軸で見えてくる“本当の前向きさ”

はじめに:ポジティブって本当にいいこと?

「ポジティブに考えよう」
この言葉は、私たちが日常的によく耳にするフレーズです。前向きに、明るく、楽観的に――。確かにそれは素晴らしいことですし、多くの場合、心の健康にもつながるとされています。

ただ、「ポジティブであること」と「自分を甘やかすこと」には、大きな違いがあるということを、今日はお伝えしたいと思います。

目の前の出来事を「まあいっか」と前向きに受け流すことが、時に本質的な問題から目を背ける手段になってしまうこともあるのです。

「甘やかし」とは何か?

自分を甘やかすとは、どういうことでしょうか。
それは一言でいえば、自分が成長するチャンスから逃げてしまう行為とも言えます。

例えば、苦しいけれども自分を成長させてくれるような機会があったとします。けれど、それが面倒くさかったり、ちょっとしんどかったりして、あえて避けてしまう。
「今はタイミングじゃない」「無理はしたくない」――そうやって、自分に言い訳をしてしまうことがあるかもしれません。

でも、それって本当にポジティブな選択なのでしょうか?

短期的視点と長期的視点

ここで大事になってくるのが時間軸の視点です。

短期的に見て楽なことと、長期的に見て自分にとって良いことは、必ずしも一致しません。
むしろ、長期的なポジティブは、短期的にはネガティブに感じられることが多いのです。

たとえば「10キロ痩せたい」と思っている人がいたとします。
ダイエットの目標は明確で、その人にとっては長期的な願望です。

けれど、今日の夕食後にケーキを食べること、夜中にポテトチップスを食べること。
これは短期的には「幸せ」で「ポジティブ」に感じられるかもしれません。
しかし、長期的には、その選択が自分を苦しめる可能性があります。

一方で、甘いものを我慢することは、短期的には「つらい」「しんどい」かもしれません。
でも、それが長期的な目標に近づくための手段であるならば、それはむしろ「本当のポジティブ」な選択なのではないでしょうか。

本当のポジティブとは?

こうして考えていくと、私たちは**「今気持ちがいいこと=ポジティブ」**という錯覚に陥ってしまうことがあります。
でも、ポジティブとは「自分の目標に向かって、前向きに選択できていること」なのです。

つまり、「甘やかす」とは、短期的な快楽のために、長期的な目標を放棄すること
「ポジティブ」とは、たとえ一時的に苦しくても、長い目で見て自分にとってプラスになる道を選ぶこと

この違いを意識しているかどうかで、日々の選択がまったく変わってきます。

「逃げ」も大事。でも、見極めも大事。

ここでひとつ、誤解のないように伝えておきたいのは、「逃げることが悪いわけではない」ということです。
ときには心と体を守るために、あえて逃げるという選択も必要です。
無理をして心身を壊してしまっては、元も子もありません。

ただ、もし自分の行動が**「ただ楽なほうに流されているだけ」**であるならば、少し立ち止まってみてください。

本当に今の選択は、自分にとってポジティブなものなのか?
それとも、甘やかしであり、成長の機会から逃げているだけなのか?

自分に問いかけてみることが、大事なのです。

終わりに:時間軸を味方にしよう

目の前の誘惑、楽な道、すぐに得られる快楽。
それらはとても魅力的ですし、つい手を伸ばしたくなる気持ちもわかります。

でも、その先にある自分の未来を、少しだけ想像してみてください。
もし、目標に向かって努力する自分がいるなら、その一歩は「つらくても前向きな選択」なのかもしれません。

時間軸を交えてポジティブ・ネガティブを考えると、今までは「前向き」だと思っていた行動が、実は「甘え」だったと気づくこともあるでしょう。

そして、気づけたあなたは、もうすでに一歩前に進んでいるのです。

それでは、愛を込めて。

Taka

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