見出し画像

週刊なちゅ日記(26年8月2日)

 投資に役立つようなことはあまり書かれていません。身の回り半径3メートルくらいの出来事を中心に綴っています。

7月27日(月) 桐谷さん

 日テレ系の「月曜から夜ふかし」で優待投資家の桐谷広人さんがガンを公表される。

 桐谷さんらしいな、と思うのは自身の大病すら「夜ふかし」で公表するところ。他局からも出演オファーがたくさん来るらしいけど、“仁義”を貫き、日テレ以外のTV仕事は受けない。本当に律儀。

 発表によると前立腺がんの治療をする前にステージ3の大腸がんが見つかり、抗がん剤治療へ変更。再発・転移防止のため向こう半年は投薬治療を続けられるんだそう。

 桐谷さんは株式市場のアイドルであり、一般の方にも投資を根付かせた証券業界きっての功労者。なんとか治療に成功して欲しいと思う。

 で、自身の人生を照らして改めて実感したのは、優待の消化ばかりに囚われてはいけないといこと。節約や蓄財のために優待消化を優先してしまうと、新しい経験の機会を逃し、決まったチェーン店に通うだけでの貴重な時間を使い切ってしまう。

 せっかく温存できた日銀券(万能優待券)は使えないまま人生がゲームセットって・・・これぞまさにラストエリクサー症候群。気を付けよっと。



7月28日(火) 熊本地震

 熊本で地震が発生。関連企業への影響が気になる。

熊本関連企業の株価/©日経CNBC

 九州は台風や地震の被害が多く、JR九州は他のJR会社より路線復旧に苦慮している印象。今回も、九州新幹線・在来線ともに復旧には相応の時間を要するみたい。

 復旧工事費用の大部分はCAPEX(資本的支出)計上になると思うけど、路線不通区間の営業収入は消失するので、業績影響は避けられないと思う。

 そして、特に被害が大きかったイオンモール熊本。

連結子会社保有物件に関するお知らせ/みずほリース

 イオンリートは罹災したイオンモール熊本を保有していたことがあって、前回の地震の際は復旧費用が嵩んで利益分配金が無配になったことがある。ただ現在は既に売却済のため、リートの方は助かってる。

 現所有者はみずほリース系の不動産ファンド御用達として知られるエム・エル・エステート。土地の方は無事としても、建物資産は103億円。全損にはならないまでも、高騰した今の工事費で再建するのは大変だと思う。

 人的・物的にも大きな爪痕を残した熊本地震ですが、被災地の皆様が一日も早く日常を取り戻されるよう、心よりお祈りしております。

日本財団こと、通称「笹川財団」

  僅少額ですが、熊本に寄附をさせていただきました。競艇ファンなので、日本船舶振興会日本財団経由、としました。


7月29日(水) テンポス

 テンポスHDの株主総会のため、蒲田へ。

 総会は創業者である森下社長の独演会、といった趣き。今年80歳なのに信じられない程よく喋る。SBIの北尾さん(75歳)も2時間以上ひとりぶっ続けで事業説明するけど、それに匹敵するレベル。

 出席者の中には仕事を休んで来ている人や名古屋から遠征してきた人、「立川志の輔の新春独演会(超プラチナチケット)と同じくらい楽しみしてた」という人まで。まさに森下社長の信者みたいな株主が大集結。

 当の森下社長に言わせれば、「俺がこんな話で講演会をやれば、1時間半で50万円もらえる。今日はタダだから、みんな良かったね!」といった具合。

 印象的な話ばかりだったので、後で別記事も書くつもりだけど、ひとつ挙げると新入社員研修。平塚から立川まで、5人1チームで80kmを歩く徒歩研修らしく、所要時間はなんと35時間!

 深夜にボロボロの状態で歩くので、巡回中の警察官にライトを当てられて職務質問されたりするけど、最後は「へぇ…警察学校よりも厳しいんですね」などと同情してくれるんだそう。どんだけブラックなの。

 総会ではそんな感じのエピソードトークがたくさん。株主にも森下社長のファンが多いけど、一番のファンは間違いないく社員の方でしょ。ドMしかいないのかな。

 社長は自社のことを「ブラック企業」と呼び、「社員もアホしかいない」と公言してるけど、それでも社員がついてくる組織を作り上げたのは素直に凄い。

 およそ上場企業とは思えない前時代的な企業だけど、これからも強い気持ちを持って、コンプラ意識全盛の小綺麗な世の中と戦っていって欲しい。


7月30日(木) ブラックコーヒー

 未明の佐久間さんのラジオで、スタバが大学生と共同開発した新しいコーヒーを売り出すことを知る。

 なんでもブラックコーヒーを飲んだこと無い大学生が46%もいるんだそう。私は高校時代の受験勉強の眠気覚ましとして飲み始めて以来、ずっとブラック一筋なので想像外の数字。

そりゃ写真映りはオサレだけど/
©スターバックスコーヒージャパン

 スタバ側の分析によれば「苦そうなイメージ」がハードルだろう、とのことで写真のクリアコーヒーを開発したそう。シトラスフレーバー付きのやつもあるけど、限定豆を使用している点以外は、既存品のアメリカ―ノの置き換え商品に見える。

 昨今の市販ペットボトル飲料市場でも、生豆原料5.0g以上の「コーヒー」ではなく、同2.5g以上の「コーヒー飲料」にシフトする動きが見られるけど、やはり背景には使用する珈琲豆を減らしたい、という意図がありそう。

 せいぜい400円台の商品だし、こういう原価率の調整で「ステルス値上げだ」と野暮なことを言う気はない。寧ろ強大なブランド力を誇るスタバであっても、あの手この手で採算性を確保しようとする工夫に、いわゆる「企業努力」というやつを感じる。

 私は飲まないと思うけど笑、気になる方はぜひ。

 投資家視点では、スターバックスコーヒージャパン(2712)の再上場観測の方がよっぽど気になる。



7月31日(金) キオクシア 

 決算シーズン真っ盛りということで、注目のキオクシアの決算。

第1四半期決算説明/キオクシア

 1Q実績の営業利益(Non‐GAAP)は1兆1,326億円、2Q見通しは同1兆9,000億円はサプライズのない数字だけど、強気予想を出してる証券会社もあるので、コンセンサスとの比較ではやや下。

 一方で、8,000億円規模の自社株買いはサプライズ。株数の5.37%に相当し、会社側が目下の株価水準を安いと考えているメッセージは十分伝わると思う。

 そして個人的に気になったのは、28日に公表済の松井証券の1Q決算。なんと資料内でキオクシアを「名有り」で言及してる。

1Q決算説明資料/松井証券

 松井店内の東証売買代金上位5銘柄への集中が進んでおり、3ヵ月前と比べて依存度が33%から62%へと激増。うち43%がキオクシア。


1Q決算説明資料/松井証券

 株価が上がるほど資金面で手を出せなくなるお客さんが増えて、取引人数が減っていくのが興味深い。ちなみに同社の信用取引残高5,000億円のうち、400億円をキオクシアに依存しているそう。

 松井はSBIや楽天と違って単元未満株の取り扱いが無いため、値嵩株が増えると構造的に不利。でも今回は株式3分割の発表があったので、松井関係者は密かに胸を撫で下ろしていると思う。よかったね。

 いずれにせよ、個人投資家ばかりのネット証券すら「キオクシア一本足打法」という実態がよく分かった。これではグロース銘柄に資金が回ってこないのにも納得。

 金曜は圧倒的なS高張り付きを見せつつも、週明けはまさかの売り気配スタートになりそうなメンヘラ具合だけど、他への影響が大きいので注目してます。


8月1日(土) キングダム

 キングダム、魂の決戦を鑑賞。配給は東宝とソニーピクチャーズ。

真(信、秦)の戦うべき相手はちいかわなのでは

 本作はアニメをちょっと見ただけで実質未履修。ZIP!で米津玄師さんのインタビューを見てまんまと見たくなってしまった・・・チョロすぎて鬱。

 そんなライトユーザーなので、上映中盤で「こんなに風呂敷広げたら時間内に終わらないじゃん!」ってヒヤヒヤしてたら、案の定終わらないままエンドロールへ。最後になって本作がシリーズ5作目の連作映画ということを知る。がびーん。

 以下、ざっと感想。私のような初見のライトユーザーでも、随所におさらいが入るので置いていかれずに済むし、迫力の戦闘シーンも見応えがある。

 ひとこと物申すとすれば、東宝とソニーによるパワープレイ感が強い。でも超豪華キャスト陣+米津玄師(この人もソニー所属)という完璧なフルハウス布陣なので、こういう“横綱相撲”を取っても、十分許容出来ると思う。

 個人的には超有名ネットミーム・王騎将軍(大沢たかおさん)をはじめて見れたのが良かった。ああ、これがXでよく見る人か・・・って笑。

将軍というよりXの番人感が強い
/©Impress Watch

 最新作では既に故人なので、回想シーンしか出てこない「概念上の存在」なんだけど、ようやく私も時代に追いついた気分。


8月2日(日) リズム天国

  今週、Switchの「リズム天国 ミラクルスターズ」を買ったので早速遊んでみる。 

©任天堂・つんく♂ Codeveloped by TNX

 wii版はやっていたけど、15年も前の話。リズ天にそこまで愛着があるわけじゃないんだけど、社会人になってからは纏まった時間を取られるRPGなどのゲームを避け、短時間で完結するライトゲームを選ぶことが多くなった。

 こう書くと消去法的選択っぽく聞こえるんだけど、私はゲームセンターでやるKONAMIの音ゲーも好きだし、ヘタクソだけど太鼓の達人もやる。集中力養成にもいいのでは?と密かに思っている。

 さて、肝心の本作。購入前に見たネットレビューでは、「当たり判定が厳しい」「逆に緩すぎる」などと賛否が分かれていたので心配したけど、個人的にはまぁ満足。概ね期待どおりの内容。

思ったよりシュールな設定があった/
©任天堂・つんく♂ Codeveloped by TNX

 以前からあるゲームだけどアラビアンな曲調に合わせて、玉ねぎ型キャラクターのヒゲをリズムよく抜いていく「リズム脱毛」がやはり至高。

 よくこんなクソゲー思いつくよね。ウマ娘じゃないけど、酔っぱらって企画会議でもしてないと思い付かないよこんなの。

 任天堂はゼルダとかファイヤーエンブレムみたいなやり込みゲーも作るけど、1st-partyのソフト屋の立場としてはライトゲームを作ってこそ真価を発揮する会社だと思うな。



 大体そんな感じの一週間でした。最後までご覧いただきありがとうございます。また気が向いたら来週も書きます(おしまい)。


いいなと思ったら応援しよう!