映画館のエンドロール、最後まで見る?途中で帰る?──マナーと気持ちよく過ごすコツ
映画館のエンドロール、最後まで見る?途中で帰る?──マナーと過ごし方を考える
映画館のエンドロールは最後まで見るべき?途中で帰ってもいい? エンドロールを見る派・見ない派、それぞれの理由やマナー、スマホ・スマートウォッチの配慮、エンドロール後の映像(ポストクレジット)まで、気持ちよく映画館で過ごすための考え方をまとめました。
今日から『スパイダーマン』の新作も公開され、映画館へ足を運ぶ人も多いのではないでしょうか。
映画が公開されるたびに話題になるのが、「エンドロールは最後まで見る?それとも途中で帰る?」という話です。
SNSでは、
「途中で帰るのはマナー違反?」
「お金を払っているんだから自由では?」
「エンドロールまでが作品」
など、さまざまな意見を見かけます。
私自身は最後まで座っている派ですが、「最後まで見るべき」と押し付けたいわけではありません。
劇場側が禁止していない以上、立つ・立たないは個人の自由です。
ただ、まだ作品を楽しんでいる人がいることを忘れず、少しだけ周囲へ配慮できれば、お互いに気持ちよく映画館を後にできると思っています。
また最近は、エンドロール後に映像が用意されている作品も少なくありません。
「もう終わった」と思って席を立ったら、最後のワンシーンを見逃してしまうこともあります。
今回は、エンドロールを見る人・見ない人、それぞれの考え方や、映画館で気持ちよく過ごすための小さな思いやりについてまとめてみました。
エンドロールを見る理由は、人それぞれ
「エンドロールを見る人」と聞くと、スタッフやキャストの名前を全部読んでいる人を想像するかもしれません。
でも実際は、それだけではありません。
音楽を最後まで劇場で楽しみたい
映画の余韻に浸りたい
感想を頭の中で整理したい
キャストや使用楽曲を確認したい
エンドロール後の映像があるかもしれない
泣いた気持ちを落ち着かせたい
明るくなるまで座っていたい
同じように座っていても、それぞれ違う時間を過ごしています。
私にとってエンドロールは、「知らない人の名前が流れる時間」ではありません。
映画の世界から、ゆっくり日常へ戻る時間です。
音楽を聴きながら作品を思い返したり、2時間近く集中していた脳を休めたり。
心地よくて、少しだけ寝落ちしてしまうこともあります(笑)。
そして実は、エンドロール中に退席する人たちをぼんやり眺めていることもあります。
急いで帰る人、余韻を楽しみながらゆっくり立つ人、友人と小さな声で感想を話しながら出ていく人。
その人なりの映画の終わり方が見えるのも、私は少し好きだったりします。
もちろん、途中で帰るのも自由
一方で、途中で席を立つ人にも理由があります。
次の予定がある
トイレに行きたい
帰りの混雑を避けたい
映画があまり好みではなかった
エンドロールを見る必要を感じない
どれも、その人なりの事情です。
正直分かります。どれもあるあるではないでしょうか?
だから、「最後まで見ないなんて失礼だ」と決めつけるのも違うと思います。
映画館が禁止していない以上、立つ・立たないは個人の自由です。
ただ、その自由が他の人の鑑賞を妨げないようにする。
そこが大切なのではないでしょうか。
エンドロール中も、まだ上映は続いています
エンドロールが始まると、「映画は終わった」と感じる人もいます。
でも、その時間もまだ上映中です。
映画によってはエンドロール中にも映像やセリフが続いていたり、最後にワンシーンが入っていたりする作品もあります。
また、画面ではなく音楽を楽しんでいる人もいます。
つまり、自分にとって映画が終わっていても、隣や後ろの人にとっては、まだ作品の途中かもしれません。
だから私は、「退席する自由」と「最後まで観る自由」は、どちらも大切にしたいと思っています。
エンドロール中に席を立つなら、ほんの少しだけ配慮を
スマホは場外で確認する
上映が終わると、時間や電車の乗り換えを確認したくなることもあります。
でも、その確認はできれば劇場の外へ出てからでも十分です。
ほんの数十秒待つだけで、周囲の人の鑑賞を邪魔せずに済みます。
どうしても画面をつけるなら足元へ
どうしてもスマホを使う必要があるなら、立ってから画面をつけるのではなく、座ったまま足元へ向けて点灯させます。
そのまま画面を下へ向けた状態で立ち上がり、退席すると、周囲へ光が広がりにくくなります。
暗い館内では、自分が思っている以上にスマホの光は目立ちます。
スマートウォッチも意外と光ります
スマートウォッチを毎回外すのは現実的ではありません。
そんなときは、画面を手首の内側へ回しておくだけでも違います。
もし通知で画面が点灯しても、すぐ反対の手で覆えますし、腕を下げれば光も周囲へ届きにくくなります。
映画が終わったからといって、その場ですぐ通知を確認するのではなく、場外へ出てから確認する。
それだけでも十分な思いやりになります。
少し姿勢を低くして移動する
後ろには、まだスクリーンを見ている人がいます。
少し姿勢を低くして、できるだけ素早く通るだけでも、視界を遮る時間は短くなります。
実際に目の前を人が通ること自体は避けられなくても、「できるだけ邪魔にならないように」という気遣いは意外と伝わるものです。
その小さな配慮があるだけで、「ちゃんと周りを気にしてくれているんだな」と感じ、不快な気持ちまでにはなりにくいのではないかと私は思っています。
早く帰るなら通路側の席もおすすめ
毎回エンドロールで退席すると決めているなら、最初から通路側の席を選ぶのも一つの方法です。
今はネットで座席を指定してチケットを購入できる映画館がほとんどです。
友人やパートナーと映画を観に行くなら、「映画のあとにご飯へ行こう」「上映後はすぐ帰ろう」「トイレが心配だから早めに出たい」など、予定を事前に話し合うこともできます。
もし早めに退席する予定があるなら、最初から通路側の席を選んでおくと、お互いに気兼ねなく過ごせます。
映画そのものだけでなく、上映後まで含めて予定を共有しておくことも、一緒に映画を楽しむコツだと思います。
自分を守るための配慮でもある
最近は映画を無断で撮影し、SNSへ投稿する人も実際にいます。
その影響もあり、上映中にスマホを取り出したり、スクリーンへ向けたりする行動に敏感になっている人も少なくありません。
もちろん撮影するつもりがなくても、周囲から誤解されることがあります。
だからこそ、
スマホは足元だけで使う
スクリーンへ向けない
電子機器はなるべく場外で操作する
こうした行動は、周囲への配慮だけではなく、自分が余計なトラブルに巻き込まれないための知恵でもあります。
エンドロール後の映像があるかもしれない
最近はエンドロール後に短い映像や次回作につながるシーンが入る作品も珍しくありません。
マーベル作品などでは、エンドロール後のワンシーンを楽しみにしている人も多いですよね。
「もう終わった」と思って帰ったら、実は最後に大切なシーンがあった。
そんな経験をした人もいるのではないでしょうか。
もちろん、すべての映画にあるわけではありません。
でも、「何かあるかもしれない」と最後まで座ってみるのも、映画館ならではの楽しみ方だと思います。
まとめ
エンドロールを見るか、途中で帰るか。
その答えは人それぞれです。
最後まで見ることを押し付ける必要もありませんし、途中で帰ることを責める必要もありません。
ただ、映画館は多くの人が同じ作品を共有する場所です。
だからマナーとは、誰かを縛るルールではなく、
せっかく時間とお金を使って作った「映画を楽しむ時間」を、お互い嫌な気持ちで終わらせないための思いやり。
私は、そのくらいに考えるのがちょうどいいのではないかと思っています。
そして、もし時間に余裕があるなら。
たまにはエンドロールの音楽に耳を傾けながら、映画の余韻を味わってみてください。
もしかすると、本編とは違う、映画館ならではの贅沢な時間に気づけるかもしれません。
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