AI音楽を嫌うプラットフォームが増えた
Sunoで曲が作れるようになると、次に出てくる発想は、皆だいたい同じだと思う。「配信すれば回る」「販売すれば売れる」、と言った感じでしょ?
ここに現実の壁が現れはじめてる。
壁の正体は、音質でも作曲力でもない。置き場、プラットフォームの温度差だ。AI音楽を歓迎する場所と、嫌う場所が割れてきてる。割れてきてると言うよりも、AI音楽を排除やね。嫌AIで方針を固め始めている。
Bandcampは「AI生成が主体の音源」を禁止に振った
Bandcampは2026年1月に、生成AIで
「全部または大部分が作られた音楽・音声」
を許可しない方針を明文化した。
さらに
「AIで他アーティストやスタイルをなりすます行為」
も禁止し、疑わしいコンテンツは通報してほしい、疑いがあれば削除する権利がある、としている。
加えてヘルプセンターのポリシーでは、Bandcamp上のコンテンツをスクレイピングしない/データマイニングしない/AI学習に使わないことまで明記されている。
コンテンツ基準にも
「音楽・音声がAIにより全部または大部分が作成・生成されたもの」
を禁止対象として入れている。
要するにこういう話で、
AIで作った音源を売る場所としてBandcampを選ぶ、という戦略が成立しない。
全面禁止ではないプラットフォームもある
Deezerは2025年に「AI生成トラックを含むアルバムにタグ付け」する仕組みを導入し、さらに完全AI生成トラックをレコメンド(アルゴリズム/エディトリアル)から除外していると公表している。
つまり「置けるけど、露出は抑える」方向。条件つきだけど、AI音楽を扱って貰えると言う話。
Spotifyも2025年に、AI悪用で起きる問題(なりすまし、スパム、詐欺的アップロード)への対策を強化し、過去12か月でスパム曲を大量削除した。
なりすましポリシー、スパムフィルター、曲のクレジット(制作情報)に「AIをどこで使ったか」を共通ルールで記録・表示させる方向で、禁止というより「荒らしを潰す」対策で動いてる。
今日のまとめ:AI音楽勢が先にやるべきは置き場の設計
こう見ると。AI音楽を各音楽プラットフォームで配信・販売するのは結構きついと言うのが現実かな思う、
同じ曲でも、置き場によって「出せない」か、「出せるが伸びない」。
ルール上は出せるけど、アルゴリズムが積極的に持ち上げてくれないと言うことは、伸びにくい市場って意味と思っても間違い無いなと。
だから、自分で導線(SNS/YouTube/コミュニティ)を引ける人だけが伸ばせる方向になるんじゃないかと思ってる。
実際に自分は、コミュニティでの販売と、TikTokでの収益をメインにしてる。(メインにとは言っても、微々たるものですよ)
AIで音楽を作れる今の時代は、音楽制作の入口を広げた代わりに、マネタイズの入口が「置き場」に移った、収益化目指すならば、販売方法も合わせて設計する必要がある。
今日の一曲:上り口説
旅の出立ち観音堂 先手観音伏せ拝で黄金尺取て立ち別る
袖に降る露押し払ひ 大道松原歩みゆく 行けば八幡 崇元寺
美栄地高橋うち渡て 袖を連ねて諸人の 行くも帰るも中之橋
沖の側まで親子兄弟 連れて別ゆる旅衣 袖と袖とに露涙
船のとも綱疾く解くと 舟子勇みて真帆引けば 風や真艫に午未
又も廻り逢ふ御縁とて 招く扇や三重城 残波岬も後に見て
琉球古典音楽から「上り口説」を。
琉球王朝時代に、実際に行われていた、江戸上りと言う、いわゆる沖縄の参勤交代の様な行事の、沖縄から鹿児島までの船旅を歌ったものが上り口説。
今回は、首里のお城から、港までの道中の歌詞Sunoでメロディーを乗せて見た。
今の時代でも、ここで歌われている、観音堂や八幡、崇元寺などは残されていて、唄を口ずさみながら、三重城までを歩いたことがある。
8キロぐらい、途中色々と飲み食いしながら、一風変わった沖縄観光だった。
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