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ギャラリー&カフェ日和 5

今、展示中の作家のひとりはイケダタクヤという。イケダは変わり種の作家だ。熊本県天草市出身の元ミュージシャンで、現在建設業界の仕事に従事している。若い時に大手レコード会社のデビュー候補生として毎日作曲し、演奏した経験を持つ。その生活に疑問を感じ、自分からレコード会社からは降りたものの、音楽活動はしばらく続けていた。4人兄弟の末っ子で長兄は池田大輔というプロレスラーで、バロールラボの仲間たちで彼の試合に応援に行く。
今回は展示中のイケダタクヤのギャラリー掲示プロファイルを紹介したい。バロールラボの作家プロファイルは私が直接アーチストにインタビューした内容に基づいている。

このたびの熊本地震により被災された皆さま、ならびにそのご家族・関係者の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。

麦酒を愛し、ウォーキングで無になるアーチスト


イケダタクヤ Takuya IKEDA
アーチスト
熊本県天草市出身
独立して事業を初めて1年になる
仕事はやりがいも苦労もあるが
最近はウォーキングで乗り越えている
スーパーマンかスパイダーマンのようなレギンスパンツを
履いて長時間、街をウォーキングしていると、
気持ちが無になる
無になって、指が動くままに絵を描く日々だ
漁船の造船所を営む家に4人兄弟の末子として生まれた
天草での子供の頃、仲間と海で捕ったタコを
岩で日干しにしようとして
逃げられたことがある
あの時生き延びたタコのように、自分も
大海原を生きてきたのかもしれない
中学で家業の造船所を使ってガレージバンドを始め、
高校卒業後、東京で豊洲の「軍艦を作る工場」で働きながら
デビューに近いところまで音楽活動を続けた
今、独立して事業ができるのは、亡き父が紹介してくれた豊洲で
覚えた技術のおかげだ
スコティッシュフォールドの愛猫が亡くなった頃から
絵を描き始めて6年たち今に至る
もうとにかく自分も他人も見たことないようなモノを作りたい
今回は新作『猫パンチドランカー』シリーズを楽しんで
いただきたい

(画像は展示中のイケダタクヤ『猫パンチドランカー』2026.7.11-8.9.「空想する自由研究」展)


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