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私がかけたい言葉が、そこにあった。

英語を学び始めた頃に出会った、

憧れの人がいる。

数年前、友人に誘われて

ママ向けヨガに参加した。

そこで出会ったのが、

外国人の旦那さんを持つ、

とても素敵な女性だった。

凛としていて、知的で、どこか余裕がある。

英語を学び始めたばかりだった私は、

「この人と話してみたい」

と強く思った。

でも、その日の雑談の中で

彼女がこう話した。

「外国人の奥さんというだけで
話しかけられるのが苦手なんです」

私は内心ドキッとした。

まさに私が思っていたことだったから。

それ以来、

うまく話しかけることもできず、

気づけば会うこともなくなった。

それから数年後。

偶然、私は職場でその方と再会した。

私は覚えていても、

きっと向こうは覚えていないだろう。

そう思っていた。

ところがある日、

彼女の方から声をかけてくれた。

「知り合いなんです」

そう言って私の名前を呼んでくれた。

私は驚いた。

そして、とても嬉しかった。

話しかけたいと思いながらも

距離を取っていた。

だからこそ、

覚えていてくれたことも、

声をかけてくれたことも、

本当に嬉しかった。

でも、

本当に私がこの人を好きになったのは、

その後だった。

ある日、仕事帰りに顔を合わせた時のこと。

彼女は忙しい仕事をこなしながら

子育てもしていて、出張も多い。

私から見れば、

毎日全力で走り続けている人だった。

そんな彼女が私に言った。

「これからお子さんのお迎えですか?
お疲れさまです」

私は返す言葉を失った。

疲れているのは彼女の方だと思っていたから。

なのに彼女は、自分の大変さではなく、目の前の人の大変さを見ていた。

きっと彼女にとっては

特別な言葉ではなかったのだと思う。

「お疲れ様です。」

あったかい言葉で、私はすき。

寄り添う言葉がそっと出てくる方。

その人はいつも、相手の目を見て話す人。

どれだけ忙しい朝でも、疲れている夕方でも。

だからきっと、

目の前の人の頑張りにも気づけるのだと思う。

私もそんな人になりたい.....。

疲れているのはお互いさま。

そんな想像力を持って、

誰かに言葉を渡せる人に。

いつか、

改めてお話できる時があったら

直接お礼を言おうと思う。

今日は、その方への感謝をここに残しておきます。


※この記事は、のぞみんさんの「あなたのスキ。」企画に参加しています。

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