【ライブ】山添拓:無法な先制攻撃を許すな!平和を守る対話と決意(2026.3.2)

本資料は、アメリカおよびイスラエルによるイランへの先制攻撃、ならびに最高指導者ハメネイ氏の殺害という重大な事態を受け、国際法上の問題点、日本政府の対応、および日本への影響を多角的に分析したものである。

今回の攻撃は、イランの核開発を巡る対話が継続し、イラン側がIAEA(国際原子力機関)の査察受け入れを表明していた最中に、アメリカ・イスラエル側が一方的に対話を破棄して行われた。これは国連憲章が定める自衛権の範囲(差し迫った武力攻撃への対応)を超えた「先制攻撃」であり、国際法上の正当化が不可能な軍事行動である。

日本政府は、ロシアのウクライナ侵略に対しては「国連憲章違反」と厳しく批判する一方で、今回の件については「詳細を把握する立場にない」として評価を避けており、深刻なダブルスタンダードに陥っている。また、高一政権(※ソース原文に従う)による対米追従姿勢は、有事の際に日本国内の米軍基地が攻撃対象となるリスクを高め、ホルムズ海峡封鎖によるエネルギー危機を招く懸念がある。国内政治においても、重要な予算案審議を強行に進めるなど、民主的な対話の軽視が顕著である。

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1. イランへの先制攻撃と国際法上の論点

今回の軍事行動は、国際的な法秩序を根底から揺るがす事態として分析される。

国連憲章への違反

  • 自衛権の逸脱: 国連憲章第51条に基づき武力行使が許されるのは、差し迫った武力攻撃に対する「自衛権の行使」に限られる。しかし、アメリカおよびイスラエルは、イランから差し迫った攻撃があったという事実を表明しておらず、イスラエル自身もこれが「先制攻撃」であることを認めている。

  • 正当化の欠如: 相手国の体制や核開発への疑惑、独裁的性質などを理由とした先制攻撃は、国際法上で正当化されない。これを容認することは「力による支配」を認めることと同義である。

対話の破棄

  • IAEA査察の合意: 攻撃当時、イランの核開発疑惑を巡り、IAEAの査察を受け入れる方向で対話が前向きに進んでいた。

  • 攻撃主体による断絶: 対話を一方的に打ち切り、軍事行動に踏み切ったのはアメリカ・イスラエル側であり、対話による平和的解決の機会を自ら放棄したと指摘される。

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2. 日本政府の対応に対する批判的考察

高一政権の対応は、外交的な一貫性と透明性に欠けている。

ダブルスタンダードの指摘

  • ロシアによるウクライナ侵略に対しては「国連憲章違反」と断じたが、同盟国であるアメリカの行動に対しては、同じ国連憲章違反であっても批判を避けている。

  • 「詳細を把握する立場にない」という答弁は、情報の欠如を理由にした評価の放棄であり、主権国家としての主体的な外交姿勢が見られない。

首相の政治姿勢

  • 国会答弁の回避: 予算委員会において、首相が自ら答弁に立たず外務大臣に任せきりにする場面が見られた。

  • 優先順位の欠如: 国際情勢が緊迫する中で選挙応援を優先させるなど、危機管理意識の低さが露呈している。

  • 対米追従: 「はっきり物を通う」という世評に反し、対米関係においては批判的な言辞を一切封じ、追従を強めている。

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3. 日本への地政学的・経済的影響

中東情勢の悪化は、日本の国民生活に直結するリスクを孕んでいる。

安全保障上のリスク

  • 米軍基地の標的化: 中東での報復攻撃が米軍基地を対象としている現状から、日本国内の米軍基地も、アメリカの軍事行動に伴う反撃の対象となるリスクが明白となった。

  • 自衛隊の派遣懸念: 安保法制下の「存立危機事態」を名目に、ホルムズ海峡周辺へ自衛隊が派遣され、米軍の軍事行動に巻き込まれる危険性がある。

経済・エネルギーへの影響

  • ホルムズ海峡の封鎖: 日本の原油輸入の約9割が経由する同海峡が封鎖されれば、エネルギー供給が途絶し、物価高騰を含め日本経済に壊滅的な打撃を与える。

  • エネルギー価格の上昇: 軍事衝突そのものがエネルギー価格の不安定化を招き、全般的な物価上昇を加速させる。

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4. 国内政治と予算案審議の問題点

国際情勢の緊迫と並行し、国内の国会運営においても強権的な手法が目立っている。

予算案の問題点

2024年度予算案には、以下のような国民生活を圧迫する要素が含まれている。

項目

内容・懸念点

軍事費

約9兆円という巨額の軍拡予算。

社会保障

高額療養費の負担増、自己負担の増額。

産業支援

1.2兆円を投じるAI・半導体支援(過去に失敗例が多い分野)。

税制

消費税減税の見送り、大企業優先の支援策。

教育

大学学費の値上げ容認。

国会運営の強行

  • 審議時間の短縮: 例年行われる首相出席の集中審議を大幅に削減し、テレビ中継のない委員会での審議を進めるなど、国民への説明責任を回避している。

  • 採決の強行: 年度内成立を優先し、十分な議論を尽くさないまま3月中旬の採決を提案している。

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5. 重要言説の引用

「どんな理屈を並べたとしても、国連憲章に反して先制攻撃を行う。これは正当化されるわけがありません。ある国のリーダーをよそ国の攻撃をする、殺害する。これを許してしまったら、大国の思うがままにどんな国にも介入できるということになってしまいます」

「平和のために戦争やるんだとトランプ氏は言っています。そんな矛盾ってあるでしょうか。その国の体制にどんな問題があっても、その国の民主主義あるいは人権を保障していくのは、その国に住んでいる人が選び取っていかなければならない問題です」

「中国を批判するならアメリカも批判しなくちゃいけないでしょう。アメリカは実際に手を下してきたわけですから。そして人の命が奪われているわけですから。これを批判しなければ、どの国も今後批判できなくなります」

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結語

今回の事態は、単なる他国間の紛争ではなく、国際法に基づく平和のルールが「力の支配」によって上書きされようとしている危機である。日本政府に求められるのは、盲目的な対米追従ではなく、国連憲章を遵守し、対話による解決を求める主体的な外交である。国際社会の世論と連携し、武力行使の即時中止を求めることが、日本の安全保障と経済的利益を守る唯一の道である。

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