「壁に時計がある」をaboveと言うと、ネイティブの頭には「怪奇現象」が浮かんでいる話
「壁に時計が掛かっている」を英語にするとき、なんとなく「上のほうにあるからaboveかな?」って使っていませんか?
実はそれ、ネイティブからすると「時計が壁からフワフワ浮いているホラー現象」に見えています。
「上に」という同じ日本語に騙されていると、こういうジワジワくる言い間違いをやらかします。今回は、1分でスッキリ理解できる「on」と「above」の本当の正体を解剖していきます!
onの本質:「上に」じゃない
まず、私たちが学校で「〜の上に」と教わった on。 これ、今日から「上に」という訳は完全に忘れてください。
onの本当のイメージは「ペタッと密着」です。
上下関係は一切関係ありません。何かに「くっついている」状態なら、どこでもonが使えます。
机の上のスマホ(接触しているから on)
壁に貼ったポスター(横向きの面だけど、接触しているから on)
天井にとまったハエ(真下に向かってくっついているけど on)
だから、壁にピッタリ接触している時計は、絶対に「on the wall」なんです。
aboveの本質:触れずに「自分より上のポジション」
じゃあ、問題の above は何かというと、「ある基準より高い位置(ただし触っちゃダメ)」です。
例えば、さっきの時計の「さらに上の位置」に棚があるとします。時計と棚は離れていますよね。この「接触しておらず、基準になるものより上のポジションにある」という状態のときにだけ、aboveを使います。
だから、もし壁にかかった時計を「above the wall」と言ってしまうと……「壁という基準より上に浮いている時計(=怪奇現象)」になってしまうわけです。
教科書には載っていない「生きた例文」で体感する
辞書にあるような退屈な例文ではなく、普段の会話でそのまま使えるシチュエーションでイメージを焼き付けましょう!
① on(密着)のシチュエーション
"You have some cream on your nose." (鼻の頭にクリームついてるよ。)
鼻の表面にクリームが「ピタッと密着」していますよね。上だからではなく「ついている」から on です。
"Who put these fingerprints on the screen?" (誰だよ、画面に指紋つけたの?)
スマホの画面に密着した指紋。これも当然 on です。
② above(離れてより上)のシチュエーション
"My apartment is just above a noisy bar." (俺の部屋、うるさいバーの真上なんだよね。)
1階がバーで、2階が自分の部屋。バーと部屋は離れていて「自分の方が高い位置」にあるので above です。
"We are flying above the clouds right now." (今、雲の上を飛んでいます。)
飛行機が雲を突き抜けて、雲より高いポジションを飛んでいる状態。雲に接触していないので above です。
3秒で判断できる!使い分けチェックリスト
迷ったら、頭の中でこの2択を問いかけてみてください。
くっついてる? ➔ 迷わず on
触れずに、基準より上にある? ➔ 迷わず above
これだけでもう、英会話やメールで「どっちだっけ…」と固まることはなくなりますよ!
今すぐできるアクション
スマホを片手に部屋を見回して、「あそこにあるクッションはonかな?」「天井のライトはaboveかな?」と頭の中で呟いてみてください。3つ見つけるだけで、ネイティブの感覚が一生モノになります!
最後に
「時計のホラー現象、笑った!」「on=密着は目からウロコ!」と思った方は、ぜひ下の「スキ」をポチッと押してもらえると嬉しいです!
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