TOEIC730点を目指す人はwithをどう理解する?
「withは『〜と一緒に』って覚えなさい」 最初はこのように習いました。
次に道具の"with"って習いました。
そしたらその次は、付帯状況の"with"を習いました。
英文の中に"with"が入っていると今回はどれなんだろう、自分で英文を作るときも使い方がわからなくなります。
覚えるたびに、混乱するwith
最初は「トムと一緒に(with Tom)」で良かったんです。あぁ簡単だな、と。
ところがしばらくすると、「道具のwith(ナイフで切る:with a knife)」なんてものが登場します。「〜を使って」って、最初の「一緒に」はどこへ行ったの?と別物のように感じます。
極めつけは、高校で出会う「付帯状況のwith」です。 with his hands in his pockets(ポケットに手を入れて) という文字を見せられて、「えっと、彼と、切り離された手がポケットの中で一緒になって歩いてるホラーな状況……?」と今まで習ったように解釈するとわけがわかりません。
「一緒に」を習い、次に「道具」を習い、その次に「付帯状況」を習う……。 習えば習うほど使い方が増えて、すんなり理解できない。 私たちが英語の長文で迷子になるのは、この「増え続ける日本語訳の丸暗記」のせいだったんです。
解決策:withの正体は「カメラのワイプ」である
結論から言います。もうバラバラに覚える必要はありません。 withのコアイメージは、どこまでいっても「繋がり(セットでいっしょにあること)」、これだけです。
特に私たちが苦手な「付帯状況」は、テレビ番組の「ワイプ画面」だと想像してみてください。
あなたが映画の監督だとしたら、カメラはまず、トボトボと道を歩いている彼を映します(He was walking)。
でも、それだけじゃ彼の「雰囲気」や「寒そうな様子」が伝わりきらない。 そこであなたは、画面の隅っこに小さなワイプをポンッとくっつけます(with)。 そのワイプの中に映し出すのが……彼の「ポケットの中の手(his hands in his pockets)」です。
主役の画面に、もう一つの状況を「ペタッとくっつけて(いっしょにして)」実況したいからこそ、数ある前置詞の中から「with」が選ばれているんです。
映像でみる!イメージの底力(例文解説)
ワイプ画面(withの後ろ)の作り方は、驚くほどシンプル。 「名詞 + その名詞の状態」を並べる、ただそれだけです。
① 【人と一緒】基本のイメージ
例文: I am with you.
イメージ: 私がいる(メイン画面)。ワイプを開くと「あなた(you)」がそこに「いっしょ」にいる。
② 【道具】手元に「いっしょ」にあるもの
例文: He cut the meat with a knife.
イメージ: 彼は肉を切った(メイン画面)。そのとき彼の手元をワイプでズームすると、そこには相棒の「ナイフ(a knife)」が「いっしょ」にある。
解説: 「〜を使って」と暗記するのではなく、ナイフを手に持って「セット」にしている感覚です。
③ 【付帯状況】日常のひとコマをワイプで添える
例文: He was walking with his hands in his pockets.
イメージ: 彼は歩いていた(メイン画面)。そのときカメラのワイプには、彼の「手(his hands)」が「ポケットの中(in his pockets)にある状態」で映っている。
解説: 学校ではよく「with + 名詞 + ingや過去分詞」なんて公式で習いますが、この文には分詞(ingなど)はどこにもありません。「ポケットの中(in my pockets)」という場所だけで、手の状態が100%伝わるからです。難しい文法公式に縛られる必要すら、最初からなかったんです。
まとめ:もう暗記の奴隷にならないで
with Tom(トムがいっしょ)も、with a knife(ナイフがいっしょ)も、with his hands in his pockets(ポケットの手がいっしょ)も、全部同じ。
結局はワイプです。
「付帯状況」なんて難しい言葉は、いったん忘れてみましょう。これからはwithを見たら、頭の中で「メイン画面の横に、ワイプをポンッと置く」。それだけで、英語の長文がすんなり読めるようになるはずです。
最後に
私はスマホをもって歩いている。
は英語で何と言いますか?
スマホを持っているその手をワイプ画面に見立てて、考えてみてください!
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