【4コマで覚える】日常のイディオム「wear and tear」の本当の意味
みなさん、こんにちは!
英語を勉強していると、単語は簡単なはずなのに、組み合わさると急に意味が分からなくなる熟語ってありますよね。
今回は、海外の製品保証書や賃貸の契約書、さらには日常会話でも本当によく使われる「wear and tear」という表現をご紹介します。
一見難しそうですが、コアイメージを掴めば一瞬で理解できるようになりますよ!
4コマ漫画で見る「wear and tear」
まずは、誰もが経験したことのある「お気に入りのモノ」にまつわる日常のひとコマから、この言葉のニュアンスを感じてみましょう。

「wear and tear」の丁寧な解説
なぜこれが「ボロボロ」や「摩耗・傷み」という意味になるのでしょうか?2つの単語を丁寧に分解してみましょう。
wear(すり減ること): 「服を着る」という意味でおなじみの wear ですが、実は「(使っているうちに)すり減る、すり切れる」という意味もあります。タイヤの溝がなくなったり、靴底が薄くなったりする状態です。
tear(破れること): こちらは「涙」ではなく、発音は「テア」で「破れる、引き裂かれる」という意味の動詞(名詞)です。服の袖がほつれたり、カバンの角が破れたりする状態です。
この2つが合わさることで、次のようなコアイメージが生まれます。
日本語で言うところの「経年劣化(けいねんれっか)」や「自然な消耗・傷み」に一番近いニュアンスです。
どんな時に使う?日常会話の例文
この「毎日使って自然にボロボロになっていく感覚」を意識しながら、次の例文を読んでみてください。
① お気に入りの服や靴が古くなったとき
"My favorite jeans are showing some wear and tear." (お気に入りのジーンズが、結構クタクタになって味が出てきたな。)
生地が薄くなったり、少しほつれたりしてきた「着古した感」を表します。
② スマホや家具を長く使っているとき
"After three years of daily use, this phone has some wear and tear." (毎日3年間使っているから、このスマホも細かい傷や傷みがあるね。)
落として画面をバキバキに割ったような「破損」ではなく、ポケットの出し入れでついた小さな擦り傷などの「自然な消耗」を指します。
③ 賃貸の退去時(ビジネス・契約)
"You don't have to pay for normal wear and tear." (通常の生活でついた傷みについては、お金を払う必要はありませんよ。)
日本の賃貸でも「通常損耗(普通に暮らしていてつく畳の日焼けや家具の設置跡)は大家さん負担」というルールがありますが、英語でもまさにこの「normal wear and tear」という言葉がそのまま使われます。
まとめ
wear and tear = 日常的に使うことで生まれる「自然なすり減り(wear)」と「ほつれ・破れ(tear)」
事故による破壊ではなく、「普通に使っていてボロボロになること」がポイント!
単語の本来の意味を知ると、「だからこの2つがセットになっているんだ!」と納得できますよね。
次に長く使っている愛用品を見つけたときは、ぜひ「wear and tear」というフレーズを思い出してみてください。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
