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【夫婦関係】 男の独りよがりなプライドは、本当は、だれも守っていない

私は、会社ではできる方だ。
同期の中でも、昇進は速かった。

でも、妻との間に
ちょっと距離感がある気がしている。

もしかしたら、それは、
私のプライドの高さが 理由かもしれない。


子どもの学校の手続きで、
妻が「早めにやった方がいい」と言った。

妻に言われなくても、
わかってる、と思っていた。 後でやろうと思っていた。

結局、忘れていて、間に合わなかった。

妻は何も言わなかった。
でも、顔を見ればわかった。

私は「仕方なかった」と弁解した。

妻はため息をついた。


職場の人間関係がこじれていた。

妻が「一度、上司に相談したら」
と言ってくれた。

癪に障った。
「わかってる」と言って、流した。

上司に相談するのは、
自分で解決できないと 思われる気がした。

結局、後でもっとこじれた。

妻には言えなかった。


二つの場面に、 共通することがあった。

妻の言う通りだった。

でも、認めたくなかった。

男としての体面が、
それを許さなかった。

妻に言われて変わることは、
負けだと思っていた。


ある夜、妻が静かに言った。

「話しても、伝わってる気がしない」

責めているわけじゃなかった。
ただ、疲れて、寂しそうな様子だった。

その言葉が、 頭から離れなかった。


伝わっていなかったのか。

いや、伝わっていたのに、
受け取らなかったのだ。

妻のアドバイスを無視することは、
妻を尊重していない、
ということだった。

それが妻を、 私から遠ざけていた。

そもそも、妻の言葉を受け取らないことで、
自分が成長する機会も、
損なわれていた。

プライドを守るつもりが、
妻との距離を広げ、
自分の可能性も狭めていた。


私は、
男のプライドを守ることに、
必死だった。

しかし、
男のプライドを守ることは、
妻を守っておらず、
自分自身も守っていなかった。

体面のためのプライドに、
本当の意味などなかった。


こんな記事を書いた
私自身も、まだ、その呪縛の中にいる。

しくみは、よくわかっている。
しかし、解決できているわけではない。


妻の見方は以下の記事に。


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