「後ろから支えます」と言って逃げていた
約20年近く正社員として働いていたアパレル会社時代のこと。
退職して3年以上経つのに
今でも時おり思い出してしまう。
長女を出産後、
育児時短制度を使って仕事に復帰した。
店舗勤務だったが早番固定シフトにしてもらい、16時30分には退勤。
子育てに無理のないように配慮してもらいながら勤務していた。
maicoffeeさんは
どんな働き方をしたいですか?
時おりマネージャーから聞かれる質問。
「これまでの経験を活かして
後ろから若手スタッフを支える立場で
いたいです。」
今思えば…
なんだか偉そうな発言だったな。
出産前には店舗責任者や本社勤務も経験し、会社では中堅と呼ばれる立場。
勤務時間は短くても、
新しく役職に就いた若いスタッフの精神的な支えになれたら、と思っていた。
だけど。
最近、ふと思う。
あの頃の私は逃げていたのかもしれないと。
後ろから支えるって
自分が宣言することではなく、
結果としてそうなっていたら
周りが評価することなのではないか。
私はお店で最前線に立ち、
責任をとる覚悟が欠けていたのではないかと。
売上、お客様と向き合うこと、クレーム、
その他諸々。
もう辞めた仕事。
だけど、逃げ腰で働いていたような感覚を
今さら後悔するなんて不思議だ。
もっと違う働き方が
できたんじゃないかなと。
実際は子育てで必死だった。
仕事との両立に苦しみ、体調不良も経験した。
だから、自分を守るためには
あの頃の働き方は正しかったのかもしれない。
子育てをしながら正社員で働く友人を見て、
憧れてしまうときもある。
なんで私にはできなかったんだろう。
カッコいいなと。
🍴 🇮🇹 🍴
現在の私は、近所でパート勤務。
業界は変わったけれど、
お客様と接することはあの頃と変わらない。
正社員なんだから
とは距離を置くことができた。
プレッシャーは減った。
でも責任感は減らなかった。
だからこそ、私はちょっと楽になった。
短時間とはいえパートで仕事をして、
お迎えに行って、
帰宅してから夕飯を作る。
そんな少しのゆとりのある時間の使い方が
私には合っている働き方だった。
ちなみに我が娘たちも
私の今の働き方や勤務先が好きなようだ。
今の私には、
この働き方がちょうどいいってことかな。
