初めての国際線
お越し頂きありありがとうございます。
あれは、大学生の頃の出来事。
世界一幸せな国に何度も登場するあの国、
その政府文部省の奨学金を貰って留学する機会を得た事があった。
航空券は自己負担、出発時期は夏。
今でも覚えているのは、
片道格安航空券を探して入手したのは、
27万円もするエコノミークラスの
アンカレッジ、モスクワ経由で目的地に入る
アエロ航空だった。
アンカレッジの空港の記憶は、
殆んどない。
でも、薄らとモスクワの空港の記憶は、
見慣れないロシア文字と
ロシア帽を被った無表情な警察隊。
そして、トランジットで、
バスに乗せられ、
無気質な宿泊施設に連れられ、
バスタブの蛇口の捻り方が
分からなかったこと。
そして、
目的地国の空港は、
すっかり記憶から消えてしまった。
簡単に画像に残せて、
記憶を辿ることが難しくない今、
本当に考えられないことなのだ。
