見出し画像

薬剤師ママの常備薬#1【解熱剤:カロナール(アセトアミノフェン)】

※記事内にはAmazonアソシエイトのリンクを含みます※

薬剤師として日々医薬品と向き合うなかで、
「これは家庭にあったほうがいいな」と思う常備薬をご紹介していきます。

シリーズ第1回は、急な発熱時に役立つ「解熱剤」について。

体調が急変し、熱が上がると誰でも不安になりますよね。
しんどさに加えて、原因がわからない・何をすればいいかわからない——
そんな“先の見えなさ”が不安を大きくさせます。

「熱は下げない方がいい」と言われることもありますが、
高熱で眠れなかったり、ぐったりして体力を消耗してしまうなら、
無理せず解熱剤で身体を楽にすることも大切なケアです。

医療機関でよく処方される「カロナール」はご存知ですか?
赤ちゃんにも使えるアセトアミノフェンを主成分とした解熱鎮痛剤で、胃への負担も少ないのが特徴です。

今回は、このカロナールと同じ成分が含まれた市販薬で、
家庭に常備しておきたい「解熱剤」を薬剤師の視点からご紹介します。

※用法用量を守って使用し、改善しない場合は医療機関を受診しましょう※


大人のみ使用可能:タイレノールA、アセトアミノフェン「クニヒロ」

こちらの薬は1錠にアセトアミノフェンが300㎎含有されています

大人の方
錠数が少ない方が良い方

こんな方におススメ

 タイレノールA 20錠

タイレノールは有名ですが、アセトアミノフェン含有量が1錠300㎎の場合、ジェネリック品も存在します。

アセトアミノフェン錠 クニヒロ 20錠


タイレノールA 20錠と同成分

カロナールA 24錠

2024年1月24日(水)に発売されたカロナールAも同量でアセトアミノフェンが含まれています。


大人も子供も使用可能

こちらに分類される薬は成人から小児(5歳~7歳)まで使用できる薬になります。

※薬によって1錠に含有されるアセトアミノフェンの量が違うので注意してください※

ご家族で使いたい方(お子様が5歳以上)
錠剤が小さい方が良い方

こんな方におススメ

【7歳から大人まで使用可】ノーシンアセトアミノフェン錠 24錠

7歳から大人まで飲めるアセトアミノフェン製剤です。

1錠あたり150㎎アセトアミノフェンが配合されています。

成人(15歳以上) 2錠 1日3回まで
7歳以上15歳未満 1錠 1日3回まで
7歳未満の乳幼児 × 服用しないこと

ノーシンアセトアミノフェン錠の用法・用量

【5歳~大人まで使用可】アセトアミノフェンK錠

アセトアミノフェンK錠 36錠

5歳から使えるアセトアミノフェン製剤です。

1錠あたり100㎎アセトアミノフェンが配合されています。

成人(15歳以上) 3錠 1日3回まで
11歳~14歳 2錠 1日3回まで
5歳~10歳 1錠 1日3回まで
5歳未満 × 服用しないでください。

アセトアミノフェンK錠の用法・用量

小児用【1歳から使用可】

小児用のアセトアミノフェン製剤も市販薬であります。
1歳以上のお子さんに使用できるものもあります。

※薬によって1錠に含有されるアセトアミノフェンの量が違うので注意してください※

1歳以上の小さなお子様
錠剤が飲めない方

こんな方におススメ

小児用バファリンCⅡ(錠剤)

【小児用バファリンCII ( 32錠)

こちらは3歳から使えるアセトアミノフェン製剤です。

錠剤なので、錠剤が飲めないお子様にはおススメできません。

1錠あたり33㎎アセトアミノフェンが配合されています。

11歳以上15歳未満 6錠 1日3回まで
7歳以上11歳未満 4錠 1日3回まで
3歳以上7歳未満 3錠 1日3回まで
3歳未満 × 服用しないこと

小児用バファリンCⅡの用法・用量

ムヒのこども解熱鎮痛顆粒(顆粒タイプ)

ムヒのこども解熱鎮痛顆粒 8包

こちらは紹介した中で唯一、アセトアミノフェン以外のものも配合されています。

1包あたりアセトアミノフェン150㎎、アスコルビン酸(ビタミンC)30㎎、グリシン(アミノ酸)150㎎が配合されています。

7歳以上11歳未満 1包 1日3回まで
3歳以上7歳未満 2/3包 1日3回まで
1歳以上3歳未満 1/2包 1日3回まで
1歳未満 × 服用しないこと

ムヒのこども解熱鎮痛顆粒の用法・用量

こちらの薬は1包が7歳~10歳向けに作られており、それ以下の年齢の方には量を調節する手間がかかります。

気になる味はイチゴ味になります

こどもパブロン座薬(座薬)

【第2類医薬品】こどもパブロン坐薬 10個入/メール便3個まで

こちらは座薬なので飲み薬が苦手なお子さんにおススメです。

1個当たり100㎎のアセトアミノフェンが含有されています。

6歳~12歳 1~2個
3歳~5歳 1個
1~2歳 1/2個~1個
1歳未満 使用しないこと
本剤は、2日続けて使用しないでください。

こどもパブロン座薬の用法・用量

最後に

カロナール(アセトアミノフェン製剤)の魅力は、解熱効果に優れ、胃への負担が少ないこと
昔から使われている薬なので、価格が手頃なのも嬉しいポイントです。

もし今回ご紹介した製品が薬局に置いていなくても、
薬剤師や登録販売者に「アセトアミノフェンが主成分の薬はありますか?」と声をかけてみてください。
きっと似たお薬を案内してくれるはずです。

ご家族の常備薬選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪


このシリーズでは、薬剤師としての視点から日々の暮らしに役立つ市販薬をお届けしています。
よければ「スキ」や「フォロー」で応援していただけると励みになります!

次回も引き続き皆様の迷ったときに頼りになる記事をお届けします♪

いいなと思ったら応援しよう!

あむさい よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費として大切に使わせていただきます!