【キヅキ】TOTOPA 都立明治公園店
訪問日.2026.3
サウナシュラン2024年1位のTOTOPAへ
新国立競技場のすぐそばで公園の中にあるような
雰囲気で開放感があり、外観は近代的で洗練されていて、
入る前から自然と期待が高まります。
実際に中に入ってみると、細部までしっかり作り込まれており、
全体的に清潔感も高く、快適に過ごせる空間だと感じました。
一方で最高だからこそ気がつく、
「ここがこうならもっと快適になるのに」と
感じた点がいくつかありました。
利用者目線の気づきとして共有できればと思います。
① LINEチェックイン
惜しい点
近年増えているLINEでのチェックインについて、利便性は高い一方で、実際の利用シーンではやや負担を感じる場面がありました。
荷物を持ちながら、
・靴箱キーの管理
・LINEを開く
・チェックイン操作
といった複数の動作が必要となり、動線としてやや煩雑に感じられます。
また操作面においても、
・QRの読み込みに時間がかかる
・操作が直感的ではなく分かりづらい
・読み込み時の挙動に違和感がある
といった点があり、小さな違和感ではあるものの、積み重なることで体験全体の快適さに影響している印象です。
さらに、男性利用者が多いサウナという特性を踏まえると、LINE通知による販促の効果については、やや疑問も感じました。利用しない日は通知が煩わしく感じられ、ブロックと解除を繰り返すといった手間が生じる可能性もあります。
こうなると嬉しい
・銭湯のように靴箱キーとチェックインを連動させる
・キーのみで入退館および決済まで完結できる仕組み(非接触)
→ 動線がシンプルになり、利用者の負担軽減に加え、運営側の効率化にもつながると考えられます
② 会話音が施設全体に響く構造
惜しい点
施設中央が会話可能な設計であるため、ととのいスペースやサウナ室にも会話音が届いてしまう構造に感じられました。
リラックスを目的とした空間において、音の影響がやや大きく、静けさが損なわれる場面がある印象です。
改善案
・扉の防音性を高める
→ 空間ごとの役割がより明確になり、快適性の向上につながると考えられます
③ ヘッドホン型耳栓のフィット感
惜しい点
ヘッドホン型の耳栓は非常に良いアイデアだと感じました。
一方で、締め付けがやや強く、サウナ後の心拍数が上がっている状態では、少し負担に感じる場面がありました。
こうなると嬉しい
・「きつめ / ゆるめ」といった複数のタイプを用意する
→ 利用者のコンディションに応じて選択でき、満足度の向上につながると考えられます
④ ドリンクエリアの滞留
惜しい点
ドリンクエリアの椅子において、一部の利用者が長時間滞在している様子が見受けられました。
複数人での利用も想定される施設であり、リラックススペースとして魅力的である一方で、結果的に回転率が下がっている印象です。
こうなると嬉しい
・あえて室温を少し低めに設定する
→ 長時間滞在を抑制しつつ、適度な回転を促す設計になると考えられます
⑤ アメニティの質と不足
惜しい点
・ティッシュがやや硬く、用途によっては使いづらさを感じました
・乳液が設置されておらず、この価格帯としてはやや物足りなさを感じます
こうなると嬉しい
・柔らかいティッシュの併設
・乳液など基本的なスキンケア用品の追加
→ 利用後の満足度を高める要素になると考えられます
⑥ 料金体系による“ソワソワ感”
惜しい点
1時間単位の料金設定の場合、
・少し超過すると割高に感じる
・時間を気にしながら利用することになる
といった心理的な負担があり、結果としてリラックスしきれない場面がありました。
こうなると嬉しい
・15分単位など、より細かな料金設定への変更
→ 滞在時間に対するストレスが軽減され、満足度の向上につながると考えられます
⑦ 照明と音の設計
惜しい点
照明については、時間帯によって変化があるものの、明るい時間帯ではやや眩しく感じられました。
また音楽についても、無音の方がより没入できる気がしますが、会話音の抑制という観点からも必要性ががあるのかなと感じました。
こうなると嬉しい
・照明をより落ち着いた明るさに調整
・音楽は最小限、もしくは無しという選択肢の検討
おわりに
全体として非常にクオリティの高い施設であり、人気があることにも納得感があります。
その上で、細かな部分が整うことで、体験全体の質はさらに向上する余地があると感じました。
こうした利用者視点の気づきを集め、より良い体験につながる場として整理しています。
