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soeji
心の花 掲載短歌(1月、2月)
目覚ましの曲が二番に入ったと気づく程には起きているけど
天気予報テレビ派アプリ派新聞派宗派の違う我が家の食卓
雲一つないいやあった秋晴れが空の鉢へと光を届け
食パンにピーナツバター塗り付けたスプーンを舐めて盗聴の味
ランチ後の「次何する?」が言えぬまま「じゃあね」とつま先だけが交わる
電車からぱらっと見えた葬儀場木々の隙間に喪服の影が
ジャンパーに宇宙 アイスをコーンからカップに変えた遅めの背伸び
カーディガン胸にしれっと穴一つボタンサイズの風が抜けてく
インスタの君の写真にいいねする「死んでないよ」と♡の代弁
私が所属する心の花という短歌結社の会誌にて、掲載された歌になります
