仕事の「成長中毒」を10年かかって脱した話
「成長しない自分には価値がない」「もっと頑張らないと」──そう思い込んで、がむしゃらに仕事をしていた20代~30代前半。気づけば心も身体もボロボロ。そんな私が「成長中毒」から抜け出し、「自分を生かす働き方」にシフトできたのは、「強みを伸ばす」という発想に出会ったからでした。
この記事では、仕事に命をかけていた私が、メンタルダウンを経験したことをきっかけに、「自分の強み」を軸にキャリアを見直すまでの体験談をお届けします。この記事が少しでも心を軽くしたり、新たなヒントを得るきっかけになればうれしいです。
※後半は有料記事となっています。
この記事が向いている方
・人と比較してばかりで落ち込むことが多い
・今の仕事が辛いけど、やりたい仕事も見つからない
・仕事を頑張りすぎて、心が折れそう
・20代~30代で自分のキャリアはこれでいいんだっけ?と思っている
1. 「自分なんか・・・」が口ぐせだった
私は地方の教師一家に生まれました(祖父母・父が教師)。
学生時代から、優等生でいなければならない、と勝手に自分にプレッシャーをかけていました。
自己肯定感が低く、できないこと探しの天才。常に自分の弱みに目を向けては、「克服して完璧にならないとダメだ」と自分を追い込んでいました。
要領が悪い分、ひたすら量でカバーするしかありませんでした。勉強も運動も、人と比べては自分を責める日々。
常に周りの誰かがうらやましく、劣等感に苛まれるばかりでした。
「どうせ自分なんか……」と、心の中でつぶやくのが気づけばクセになっていました。いつも「変わりたい」と願いながら、学生時代を過ごしていました。
2. 成長しない自分に価値はない
そんな私も大学を卒業し、事務方の会社員として働き始めます。
働くうえでの原動力となっていたのは、「成長したい」という強い気持ちでした。
3か月前、半年前、1年前の自分と比べて成長しているか?
この問いに、はっきりとYesと答えられる環境にいたい。
そうでないと、過ごした時間は全部無駄になる。
当時は白黒つけたいタイプで、本気でこう考えていました。
ジョブローテーションが盛んな会社なので、私は約2年おきに部署が変わり、新しい仕事に挑戦できて自分の希望にあっていました。
まるでゲームのように経験値を積み、ステージが変わり、そのたびに「できないこと」が目の前に現れる毎日。
「できるようになるまで、目の前のこと全部とにかくやる!!」という体育会系(?)マインドで、プライベートを犠牲にしながら目の前の仕事や資格の勉強に取り組む日々。
当時付き合っていた彼氏に
「仕事と俺、どっちが大事?」
と言わせるほど、仕事で頭がいっぱいでした。
(その後、紆余曲折あり別れました)
人に恵まれ、上司や先輩に鍛えてもらったおかげで成果を出せた部分もありました。例えば、
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