📘 困った際によく出会う10の思考パターン【マンガでやさしくわかる認知行動療法】読書感想
【マンガでやさしくわかる認知行動療法】から「困った際によく出会う10の思考パターン」の紹介です。
※Amazonのアソシエイトとして、マモたろうは適格販売により収入を得ています。
うつ病やパニック障害などの精神疾患の治療法としてだけでなく、不安やモヤモヤ、イライラなど日常の心の問題に対処する精神療法として注目されている「認知行動療法」をマンガのストーリーと詳しい解説で気軽に学べる1冊です。
物語の主人公は、突然の子会社への異動で軽度のうつ病の症状が出て仕事もプライベートもうまくいかなくなってしまった主人公の夏野梨香。
彼女が飼い猫のハル大将のサポートを借りながら不安やうつを乗り越え、自分に向き合う姿を描きます。
治療の過程で使える「状況整理シート」など、ツールも豊富に掲載します。
「マンガでやさしくわかる~」シリーズですが、半分以上はテキストでした。認知行動療法がどういうものか知るには良い本でした。
困った際によく出会う10の思考パターン(p.118)
1.白黒思考
状況を極端な2つのカテゴリーで考えてしまう。
2.過度の一般化
たったひとつの嫌な出来事があると実際をはるかに超えて世の中すべて同様だと考える。
3.心のフィルター
全体をみることなくたったひとつの嫌なことにこだわることによって、現実を実際より暗くみてしまう
4.マイナス化思考
状況に対して、よい出来事を無視してしまうことによって、否定的な側面しか見ない。
5.結論の飛躍
現実な可能性を考慮せず。相手が自分に対して悪く考えていると早合点する。
6.拡大視・縮小視
自分の失敗を過大に考え、成功を過小評価する。逆に他人に対しては反対のことを行う。
7.感情的理由付け
例えば「こう感じるのだから、それは本当のことだ」と自分の憂うつな感情を自分の現実認識が正しいという理由とすること。
8.「べき」思考
自分や他人のふるまいや考えに対して、固定された思考を要求し、それが実現できないことを「最悪」だと考える。
9.レッテル貼り
極端な形の「過度の一般化」であり、ミスをした自分や他人に対して、固定的で包括的なレッテルを貼ってしまう。
10.自己関連付け
何か嫌な事柄がおこった時、自分に責任がないような出来事に対しても自分のせいにしてしまう。
思い当たることがたくさんありました。「思考のクセ」は感情に大きな影響をあたえています。白黒つけたいですし、べきべき言いたいです。
それが全て悪いことかというと、そうは感じません。しかし「困った際」にそれらを考えるのは自分や他人を痛めつけていることだと感じました。
出来事をフラットに受けとめるというのはとても難しいです。でも正しい正しくない、良い悪いを判断する前に、いったん受けとめるということは、大事なことだと感じています。
1を聞いて10の悪い事を想像することもあります。早合点で相手を糾弾することもあります。
本書を読み、「本当にそうだろうか」と自分を疑ってみることも、いろいろな気づきがあると感じました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
スキ、フォローなど、足跡を残していただければ幸いです。
いいなと思ったら応援しよう!
缶コーヒー1本で勇気づけられることがある。おやつ1つで余裕ができたりする。投稿を「いいね」と感じたら、そんなチップを、僕ではない、あなたの半径5mの人にしてみてはいかがでしょうか。