【通信制高校のリアル】高2になった息子は入学前の希望通り青春を謳歌している?勉強は大丈夫?
中学3年間、一度も教室で授業を受けなかった長男のその後です。通信制高校の生活を1年目はエンジョイしていましたが、2年目はどんな感じか、包み隠さずお伝えします。
「全日制には負けるんじゃない?」と思われるかもしれません。
しかし、息子を見ていると、
「全日制とか通信制とか関係ないな。本人が自分にあった環境で、希望の活動や勉強ができているかが大切だな」
と考えが改まりました。
文化祭では舞台で踊る
息子は通信制高校生で、高1のときから週1でホームルームがあるコースを選んでいます。そのコースでは、裏方を含め、行事参加をクラス全員が何らかの形でするようになっています。
6月後半の文化祭当日は、たまたま仕事がない日でラッキー。夫もわたしも、中学のときに子どもが出る文化祭や運動会の応援に行っておらず、観に行けること自体に感慨深いものがあります。
私:「舞台のどこらへんに登場するの?」
息子:「YMCAの歌と踊りをするときに、中心で踊るから絶対に分かる」
クラスのみんなで創る舞台。まさか、上から下までアメリカの星条旗の衣装に身を包み、金髪の桂にサングラスの男子が!西城秀樹役で、舞台の中心でマイクを持って踊るとは夢にも思っていませんでした。実は体力がそれほどなく、ダンスにキレがありませんでしたが、笑顔で最後まで踊りきったね。
ちなみに、「男子が少ないクラスで、他にやってくれる人がいないから、一皮脱いだん?」と思ったのですが、「自分からやるって言った!」と意外な積極性でした。
他にも、学校全体で募集する「文化祭実行委員」もやっていたので、オープニングのダンス練習のためのに学校に行ったり、事前準備に行ったりと、全力で青春をしていました。当日は、クラスの男子でハンバーガーショップに行って、カラオケに行き、YMCAをみんなで歌って帰宅。青春だね。
キャストでコミュニケーション力を身につける
「人生でピンと来たのは2回目」と本人は言います。
一度目は、中3で今通っている通信制高校のオープンキャンパスに参加したとき。先生や生徒スタッフの先輩たちの対応や話がよく、
「自分もこの学校に入ってこの先輩みたいになりたい」
と思ったそうです。
そして、入学後にオープンキャンパスの生徒スタッフ(キャスト)に応募し、面接を受け(やる気を確認)、研修を受けたのちに、キャストをしています。2年生になると、経験者として、新しく入るキャストの育成にも関わっているそうです。
「相手を観察して話し方を変える」
キャストの話を聞いていて感心するのは、オープンキャンパスに来てくれた親子の様子を観察して、優しく話しかけたり、元気よく話しかけたり、相手にあったトーンで接しているそうです。
「コミュニケーションが好き」
と言いきるので、ひとつ自分の特性に気づき、そこを伸ばすことができて良かったと思っています。
気になる勉強面は?
通信制高校の勉強は、全日制に比べるとかなり少ない授業(スクーリング)を受けて、レポートを提出し、その後、テストを受けて合格したら単位認定されるという仕組みです。
この必要最低限やらないといけないことは、入学時から自力で取り組んでいます。次男と真逆の性格で、朝起きるのも、親の私が起こしたことがないくらい自立していて、学校の先生と本人ですべてが完結しています。
しかし、全日制に比べて圧倒的に授業時間が短く、学校で決まっている最低限の勉強をするだけでは、勉強時間がかなり短いのです。触れる知識の量も、自分で鉛筆を動かして勉強する量も少ないので、「若い時に鍛えないのは、もったいないな」と思っていました。
そんな中、転機が訪れました。
2年生になると、進路指導の一環で、いろんな業界の方が話をしに学校に来られます。
7月末に学校の進路指導の一環で自衛官の話を聞く機会があり、「防衛大学を目指す」と言い出したのです。
それから、ホームページで調べるだけでなく、防衛大学の赤本(大学入試用に過去問題や情報がまとまっている本)を購入し、入試の全体像をつかみ、勉強を始めました。
具体的には、受験科目を理解し、まずは、高校数学と英語に手を付け始めました。英語はまだ中学レベルもマスターしていないので、中学レベルからおさらいをしています。夏休みにも関わらず、一日数時間勉強しているのです。
入試の特徴として面接重視であること、また、体力も必要だと言って、ジム通いも以前に比べて真面目に行こうとしています。
親としては、子どもの足を引っ張らないことが大切だと思っています。平和や国民を守るという目的で働くことは、本人の性格に合っているように思うので、努力して未来をつかみ取ってほしいと願うばかりです。
小6から中学を卒業するまでの約4年間、長男は不登校でした。親として常に心配と隣り合わせでしたが、本人を信じて、寄り添った先に、自分の好きを見つけて動ける息子がいました。
不登校子育ての著書のご紹介
【不登校子育てのコミュニケーションがテーマの作品はこちら👇】
【長男とコラボした作品はこちら👇】
【書くことで母親である自分の心を整え、不登校子育てをしている実話👇】
