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穏やかな海中散策

ここは穏やかな海。
果てしなく広がる海の中。

見上げると空からの陽射しが
微かに射し込み、反射した光が
キラキラと輝いて眩しく映る。

海の中では、
いろんな魚が気ままに泳ぐ。

止まることなく
ものすごい速さで泳ぐ回遊魚。

大きな体でゆったり泳ぐ魚。

カラフルな体で優雅に泳ぐ魚。

岩陰にひっそり潜む魚。

群れをなして泳ぐ魚。

サンゴ礁の中で
心地よさそうに過ごす魚。

いろんな姿、過ごし方をしている。

マグロさんやカツオさんは
ずっと忙しなく動き続けている。
どうしてそんなに忙しそうにしてるの?
そう聞くと
「動き続けないと生きられないんだ」
そう答えてくれた。
泳ぎ続けないと呼吸ができなくなるらしい。

ゆっくりできないのも大変だなー。
凛々しくて、かっこよくても
泳ぎ続けるのは苦しそう。

そんなことを思っていると
ニョキっとウツボさんが顔を出していた。
いかつい顔に少し驚いていると
「あー、驚かしてごめん。
怖がらせるつもりはなかったんだ。」
と声を掛けてきた。

どうやら、話をしたいみたい。

「俺はこの見た目だから、
どうしてもみんなを怖がらせちゃうんだ」
「本当は臆病で警戒心が強いから
急に近くに来られると、怖くなって
つい威嚇しちゃうんだ」

ウツボさんは臆病でシャイだったんだね。
そう返すと、

「そうなんだよ。
岩陰で大人しく過ごしてるのに
急に近付かれると危険を感じて
噛み付いちゃうんだ」
「防衛本能で噛み付くこともあるけど
それで《 海のギャング 》って呼ばれるの
何か不服なんだよなー。
見た目で決めつけないでほしいよな」

ウツボさんは見た目はいかついけど
温厚な性格だったんだ。
そりゃ、危険を感じたら
身構えて噛み付くことだってあるよ。
見た目だけでは、判断出来ないね。
綺麗な魚でも猛毒持ってることあるもんね。

そう返すとウツボさんは
満足気な様子でうなづいて
岩陰に戻っていった。

まだまだ知らないことは
たくさんあるなー。
何でも知ってるふりして
決めつけるのは損かもしれない。

そんなことを思いながら
今日もまた、気ままに泳ぐ。

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Nari. 言葉と感覚をなぞる感情翻訳サポーター お気持ちとして、応援してくださるとすごく励みになります! いただいたチップは創作や活動費として有意義に使わせていただきます😌