【工場見学】サントリービール 武蔵野工場:天然水が強み!新鮮なプレモル3杯とツアーを1,000円で!
【約3,800文字、写真約50枚】
東京・武蔵野にあるサントリー「天然水のビール工場」へ行き「ザ・プレミアム・モルツ おいしさ発見ツアー」に参加しました。その感想を書きます。
▶︎ 結論
サントリーは「天然水」が強み!良かった点は、1)新鮮なプレモルが最大3杯飲める!、2)プレモルの製造工程を楽しく学べる、3)参加費用は1,000円と安価なこと。都内にあるため、アクセスも比較的良いです。休日のお出かけ先にビール工場見学、大いにありです!
おすすめ度:★★★★☆
会話できる度:★★★★☆
混み具合:★★☆☆☆
イベント名:ザ・プレミアム・モルツ おいしさ発見ツアー
場所:サントリー「天然水のビール工場」東京・武蔵野
休館日: 年末年始、工場休業日
開館時間:10:00~15:00
住所:東京都府中市矢崎町3丁目1
アクセス:分倍河原駅からバスで約10分
入場料(一般):1,000円
事前予約:必須
展覧所要時間:約1時間
撮影:ほぼすべて可能
URL:https://www.suntory.co.jp/factory/musashino/info/
▶︎ 訪問のきっかけ

近年に訪問したキリンビール 横浜工場の満足度がとても高かったです。それは主に、1)勉強になったし楽しかった、2)新鮮で特別なビールを4杯飲めた、3)500円と安価だったことによります。そこで、都内にあるサントリーのビール工場にも行くことにしました。
▼ キリンビール 横浜工場の見学に参加した感想
▶︎ アクセス

京王電鉄・分倍河原駅の南口から、工場まで無料シャトルバスが出ています(乗車時間は約10分、バスの予約は不要)。







▶︎ 「ザ・プレミアム・モルツ おいしさ発見ツアー」感想

工場見学に参加するために、ネットの事前予約はマストです。料金は大人1人1,000円(20歳未満は無料)。2024年4月に、無料から有料に切り替えたようです。ツアー全体は約1時間。なお、キリンビールの工場見学は500円でした。
来場者は、夫婦、カップル、お子様連れの親子、ビールが好きそうな男性グループなどでした。なお、工場内でメモをする場合は、ボールペンのみが使用可能、鉛筆は不可です(美術館とは逆ですネ)。
✔️ ビジュアルシアター

サントリーのコーポレートメッセージは「水と生きる SUNTORY」。工場見学でも「天然水」のアピールが強かったです。キリンビールは一番搾りの「ものづくり・イノベーション」を軸にしていました。企業によって推しポイントが明確に違っていて興味深いです。

ビールの9割は水でできています。天然水は味にばらつきがないため、サントリーは水の品質は徹底的にこだわっているんだそうです。
なお「サントリー」の由来は、創業の基となった「赤玉ポートワイン」の「赤玉」を太陽に見立てたサン、創業者・鳥井信治郎の姓「鳥井」、これらを合わせて「サントリー」としたそうです。

創業時から「良い水から良い商品をつくる」という考え方を大切にしてきました。「天然水の森」活動として、16都府県26カ所で約12,000ha(2024年8月自転)の森を管理(≠所有)しています。工場の立地は、良質な天然水が取れる場所に限定し、工場名も「天然水のビール工場」となっています。
過去に「シングルモルトウイスキー白州」「サントリー天然水」などの見学ができる、サントリー白州蒸溜所(山梨県)に行ったことがあります。その時も「天然水」の重要性を強調していました。

1928年、ビール会社を買収してビール事業を始めるも、1934年に撤退。鳥井信治郎の次男で2代目社長の佐治敬三は、1963年、武蔵野にサントリー初のビール工場を開設して再チャレンジしました(2023年で60周年!)。2003年、「ザ・プレミアム・モルツ」(以下、プレモル)を発売しました。

なお、プレモルは主に以下の工程でつくられます。
1)素材選び…材料は麦芽、ホップ、天然水のみ。
2)仕込…温めた天然水に砕いた麦芽を追加(麦芽のでんぷんが糖に分解)、ホップを加えて香りと苦味をプラスして麦汁となる。
3)発酵…麦汁に酵母を加えて、アルコールと炭酸ガスを生成。約7日でアルコール度数約5%の若ビールができる。
4)貯酒…若ビールを低温で熟成し、味や香りがまろやかにする。
5)濾過…澱や酵母を取り除く。
6)パッケージング…容器に詰める。
✔️ 素材選び

プレモルは、二条大麦麦芽をメインに使用し、欧州で4%しか取れないダイヤモンド麦芽も加えています。

ホップ(香りと苦味のもと)は、「アロマホップ」と「ファインアロマホップ」を使用しています。実際には、植物の状態ではなく、固形物にしたものを輸入しているそうです。

✔️ 仕込工程


仕込工程には、6つの槽と釜があります。
「仕込槽」…天然水と麦芽で麦汁のもとをつくる。
「麦汁受け槽」…濾過した麦汁を一時的に保持する。
「仕込釜」…麦汁のもとを煮出してビールの味を引き出す。
ここでは、麦汁の温度を上げながら、一部の麦汁を2回煮出すことで濃厚な麦汁をつくる「ダブルデコクション製法」によって、麦芽本来の旨みと深いコクを引き出しています。
「濾過槽」…麦芽の殻を取り除く。

「煮沸釜」…ホップを加えて煮沸する。
ここでは、沸開始直後はアロマホップのみ、仕上げにファインアロマホップを投入する「アロマリッチホッピング製法」によって、華やかな香りと良質な苦味を実現しています。開発に10年かかったそうです。
「沈殿槽」…ホップのカスなどを取り除く。


✔️ 発酵・貯酒・濾過工程



ちなみに、ビールと生ビールの違いは、熱処理の有無によるものです。酵母を死滅させるために熱処理するのが「ビール」、濾過によって酵母を取り除くのが「生ビール」です。生ビールは熱処理しないため、ビール本来の新鮮さが失われず、豊かな味わいを楽しめるそうです。
✔️ VR体験

2024年4月に工場見学がリニューアルした際、新設されたVR体験。スコープを覗くと、普段は入ることができない官能検査室の様子を見ることができます。白衣の方々が自らの五感を研ぎ澄ませて、日々ビールの状態のチェックしています。

VRスコープを顔につけながら上下左右に振ると、映像も上下左右に変わります。工場では、入れないスペースも多いため、実際に見れない風景を見られるのは面白い試みだと思いました。TV画面などで映像で見せるのではなく、VRを使う体験は、意外性があって楽しいですネ。
✔️ パッケージングエリア

ビールを缶詰めする実際の様子は見られませんが、箱詰めする様子を見ることができました。ここで工場ツアーは終わりです。

✔️ 試飲タイム

工場ツアーの最後は、新鮮な「ザ・プレミアム・モルツ」「香るエール」「マスターズドリーム」が合計3杯まで飲めます!私はビールの微細な味の違いは分からないですが、プレモルは他のビールに比べて、キレがあるような気がしました。ビールは作りたてが美味しいため、工場からの直送パックも宣伝していました。








なお、私はビールを2杯飲んだ後、ものすごく眠くなってしまいました。ビール工場を見学するために、1)前日はしっかり睡眠をとる、2)当日はしっかり朝ごはんをとることが大切だと思いました😅
また、ガイドの方は、始めから帰りのバスに乗るまで、質問するとずっと親切に応じてくれます。せっかくの貴重な機会なので、工場見学中は貪欲に質問を考え、投げかけるようにしましょう。


帰りのバスが発車するまで、20〜30分の自由時間があります。ブルワリーショップでお土産を買ってもいいし、フォトスポットで記念撮影をしてもいいです(スタッフの方に頼めば、親切に撮影してくれます)。




▶︎ まとめ

いかがだったでしょうか?新鮮なプレモルが3杯飲めることに加え、プレモルの美味しさの秘訣を楽しく学ぶことができて、1,000円はお得すぎる!また、サントリーは「天然水」に強みがあることがよく理解できました。複数の企業の工場見学に行くと、その企業独自のアピールポイントがより際立って感じられるため、面白いです。
▶︎ 今日の工場見学飯

▶︎ おまけ(多摩動物公園)

分倍河原駅から多摩動物公園駅は、電車を使って約20分で行けます。

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