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京都15日目の朝に思うこと

この11月、わたしはしばらく京都に住んでいる。
こんなにもスペシャルなタイミングは最初で最後、だろう。

このnoteは、ライターとしての場をつくろうと始めたため、エッセイのような日記のような、個人的な文章を載せることはほぼしてこなかった。
けれど、せっかくもせっかくである。
帰京するまでの間、5日分ずつ、ここに綴って残すことにした。

これは、伊豆の田舎に生まれ育ち、東京で長らく暮らしていたフリーランス5年目のアートライターが、しばらく京都で過ごす日常の記録である。

https://note.com/naomin_0506/n/n49176bd8b8be

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京都11日目。

どこへも出かけず、滞在拠点でひたすらPCに向かって仕事をする1日だった。

京都にいるから、といっても、各方面からの連絡ツールは遠慮してくれない。現在進行しているお仕事、直近で動くお仕事の下準備のお仕事。

日々、京都に暮らしている時間の一瞬一瞬を、かけがえのないものだと思う。仕事をしている場合ではない、なんて思ってしまうけれど、お仕事にまつわるメールが山のように届くので、瞬時に振り分け、スキマ時間に順に返信していく。


ラジオを聴きながら、連日の取材で大量に撮影した画像データを見返しつつ、整理。

滞在中、唯一雨が降った日に
平安神宮

東京で生活している身としては、どこもかしこも、これが日常の風景、ということに、ただただ驚く。

京都 熊野神社
811(弘仁2)年に修験道の日円上人が
この地に紀州熊野大神を勧請したのが始まり
夜の二条城 真っ白…!


京都12日目。

早起きし、日帰りで岡山・倉敷へ足をのばす。
京都から岡山までは、新幹線 ひかり、でも90分。のぞみだと60分で到着。

目的地は

1.倉敷民藝館
2.大原美術館
3.岡山市内で開催中していた「岡山芸術交流」

最初に大原美術館に着くが、元気な修学旅行生や ツアー旅行の方々、外国人の方々で大賑わい。かなり面食らう。

一旦 街を歩いて様子を見つつ、倉敷民藝館へ。
せっかくの岡山、ガラスの箸置きが欲しかったので 素敵なお品物を手にでき嬉しかった。お会計してもらおうとしたら、ちょうど正午に。柱時計の音色を最大数 味わえてラッキーだったし、展示も空間も素敵すぎた。

相棒 イッヌ氏も感激の
倉敷民藝館 素敵でした


再び大原美術館へ向かうと、ちょっと落ち着いた様子。
本館、児島虎次郎記念館、そして工芸・東洋館を巡り、至福の時間を過ごした。

大原美術館の素敵ロゴ
染色家 柚木沙弥郎さんのデザイン


観光の皆さんが一気にお帰りになり、15〜16時すぎになると館内は一気に落ち着いて静かになった。

平日なのにあの混み具合、今日がたまたま、だったのか。たいていどこも17時くらいでクローズしてしまうけど、できればもうちょっと、できれは19時とか20時くらいまで館が開いていたら嬉しいな、と思ったり。

次回は夕方にかけて出かける方が良さそうだ、と学んだ。

紅葉まっさかりでした


京都への新幹線で、大好きなトーハク本館前のお池を芝生広場に!というニュースに震えた。

初めて見た「レールスター こだま」
山陽新幹線だけの運行 乗ってみたかった


確かに お客様がら増え ゆっくりくつろげる場所が少ないし 国内外のスペシャルなイベントもできる(収益アップにつながる)ようなスペースを!という館の気持ちもわからないではない…けどなぁ… うーん

新幹線の改札内で発見したお店
岡山名物なんですね!!!
ほっかほかの蒸したてを手に京都へ
身体も温まりました


京都13日目。

京都の街は、早寝早起きに感じる。
個人のお店が地域のいたるところにあり、それらは大抵、18時とか19時とかで閉まる。

格子状の細い道には、街灯もあるけれど、あっという間に静かになるし、まぁまぁ暗い。

東京がどこもかしこも明るすぎて、それに慣れてしまっているから、なのだが、総じて夜がちゃんと暗い。それが妙に心地良い。

繁華街でもこの感じ
とても良い暗さ
夕暮れの京都タワー
こちらもとても良い暗さ
夕暮れどきがほんとうに良い

暗くなるから、外出して遅くなっても18時前には帰ってくる。
その分、夜ごはんが早まり、入浴が早まり、すぐ眠くなって、朝は日の出と共に部屋が明るくなってしまうので、起きる。


朝7時半から、近所のお宅で練習してるピアノの音色が聞こえてくる。
そして朝9時くらいからあちこちへと出かけている。


生まれ育った家は、祖父が大工だった。
朝が早く、夜ごはんは17時半から18時に食べるのが普通。場所中は必ず大相撲の中継を観ながら、だったのを思い出す。おかげで大相撲を観るのが今も好きだ。


さて、夜更かししてしまう理由は何だろう。
人とごはんや飲みに行く、夜間開館のミュージアムや、舞台、レイトショーを観る。いまのわたしにはどれも欠かせないもの。

大好きな京都国立近代美術館
夜間開館日に出かけた
昼間とうってかわり
人がいなくて落ち着く


京都14日目。

午前中は、テトリス状態のスケジュールを確認。
もっと効率化させられるかなぁと思いながら、調整を。

初めて訪れた、京都芸術滞在制作・展示プロジェクト
「Unis in Unison 2025: Kyoto Rising Artists Project」もよかった。
観に行った先で出会った作家の方々、ツアーでご紹介してもらった方々。会場で雑談していた方々。


すっかり日がくれた時間帯、夜間開館中の京都国立近代美術館へ向かう。
せっかく京都にいるから、ミュージアムショップで、OKミュージアムパスポートを購入した。いつも伺う、東京国立近代美術館のMOMATサポーターズ(年パス) が更新時期をむかえていたから。

このパスポートがあれば、京近美やMOMATコレクションのほか、上野の西洋美術館や京橋の国立映画アーカイブ、そして中之島の国立国際美術館でコレクション展も観られる、という、お得が過ぎるパスポートである。



プラ製のカードデザインは 写真家 野島康三、福田平八郎、そして神坂祐吉(神坂雪佳の弟さん)と3種類。
だいぶ迷ったが、やっぱり螺鈿が好き!ということで 神坂祐吉さんに。

シックな黒のパッケージはギフトにも良さそうだった。

ちなみに、コレクション展のみの OKコレクションパスポートはデュシャンのデザイン。こちらも素敵。

さらに、企画展にもご招待してもらえて、没後50年記念の堂本印象展を観る。画力と努力と美しさにくらくらしながら見入ってしまった。
会期は11/24まで。


その後、京都で唯一、行きつけのように伺う飲食店へ。
集った人たちとの話が尽きず、お酒が美味しくて楽しすぎて、気づいたら深夜2時頃になっていた。静まった街中を眺めながら、のんびりと帰る。ほんとうにいい時間である。


京都15日目。

日中は、滞在拠点で仕事を進め、夕方から外出。
作品が気になった、とある方の個展と、アートフェア「CURATION⇄FAIR Kyoto」へ


さて。
来週の今頃はもう、東京での暮らし、である。
残りわずかなこの旅。できるだけ自分自身のために、京都にいる時間を使いたい。

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Naomi┃アートライター・編集 記事を読んでいただきありがとうございます。いただいたサポートは書籍購入などに使わせていただきます。何よりそんな広く優しい心をお持ちの方には きっといいことがあるはず✨メッセージも合わせて書いていただけたら必ずお返事いたします✏︎

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