【台湾雑考 〜讀不完的台灣〜 #9】「外国人の在留申請手数料の引き上げ」を考える(附華語意譯)
■はじめに
みなさん、こんにちは。
今回は6月下旬に報道されていた「外国人の在留申請手数料の引き上げ」を取り上げます。
『一律6000円の「在留」手数料を1万~7・5万円に…入管庁案、「永住許可」は1万円が20万円に』(26.6/24 読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20260624-GYT1T00285/
この記事を知ったのは、以前僕に華語を教えてくれていた台湾人の先生がXで投稿していたからです。彼は日本で日本人女性と結婚し、日本に暮らし、子供も設けています。
そうした近しい人が「手数料20万かぁ。。。」と投稿していたのを見て、これまで僕が気に掛けていなかった話題だと痛感したのです。
これまでの僕なら、近年増加する外国人を見て「こんなに外国人は要らないよ」と言っていたんじゃないかと思いますが、華語を学び始めて以来、台湾で生活することを想像したり、身近な外国人の生活に思いを巡らせてみると、簡単にそうは言えないなという思いがしたのです。
今回はこの機会に、この話題の背景を調べてみたいと思います。
■今回の記事の要旨は?
・出入国在留管理庁(以下入管庁)が外国人の在留申請手数料の引上げ案を示した。
・新たな金額は更新を希望する在留期間により異なる。
・オンライン申請の場合は「3か月以下」の申請を除き、最大1万円を割り引く。永住許可申請は従来通り窓口対応のみとなる。
・5月に成立した改正出入国管理・難民認定法により、手数料上限額は以下の通り規定。
・資格の変更・更新が10万円
・永住許可が30万円
入管庁は近くパブリックコメント(意見公募)を実施した上、具体額は政令で定め、早ければ10月から引上げを実施する。
・政府は手数料収入を日本語教育の充実などに充てる考え。
では、実際にどの程度の手数料になるのか、記事から金額を引用します。

見出しでは永住申請には20万円と報じられています。これは取材から得た情報によるものと思われます。
■今回の改正の狙いとは?
では今回の手数料改定には、一体どんな狙いがあるのでしょうか?
以下の三点から考えてみます。
①入管業務の財源確保∶
在留外国人が400万人を超え、入管業務の増大・デジタル化・多言語対応など行政コストが膨らんでいる。その費用を利用者負担に転換する狙い。
②欧米の手数料水準へ揃える∶
現行の6,000円はG7他国と比べて極端に低く、「日本だけ安すぎる」という批判への対応。
③「不法滞在者ゼロプラン」(2025年5月23日実施開始)政策との連動∶
手数料を上げることで在留管理の財源確保を意図している。
上記三点について、一つ一つ日本の現状と照らし合わせて考えてみます。
①入管業務の財源確保
「入管業務」とは以下のような業務が柱になっています。
・出入国審査:空港・海港での水際対策
・在留審査:今回のテーマである手数料に関わる業務
・難民認定手続:迫害の恐れがある外国人の保護
・退去強制手続:不法滞在者の調査・送還
・共生社会整備:相談窓口など生活支援全般
在留外国人の増加に合わせて、対応業務も膨らむことは容易に想像ができますね。
では次に、2000年以降の在留外国人数の推移を整理します。

僕が子供の頃は近所に外国人がいると珍しそうに眺めたものですが、近頃では日常的にすれ違います。家の付近には中小規模の工場があるためか、アフリカ系の方や東南アジア系の若者をよく見かけます。
上記のグラフで僕が気になったのは、「特定技能制度」です。この制度の導入が今回の記事の背景において大きなポイントの一つとなりますが、後ほど触れたいと思います。
ここでは、およそ四半世紀で約2.4倍も増加していることを確認できました。
②欧米の手数料水準へ揃える
では次に、欧米の手数料水準を見ていきます。

この表の通り、在留期間ではなく申請種別により金額が異なるため、日本との単純な比較はできません。
しかし日本の従来の手数料設定が明らかに安価であることはわかります。
③「不法滞在者ゼロプラン」(2025年5月23日実施開始)政策との連動
そもそも「不法滞在者ゼロプラン」とは、2025年5月23日に入管庁が公表しました。
入管職員の護送を伴った強制送還の件数を3年後には倍増させ、退去強制命令が出されても日本に留まり続ける外国人の数を2030年には半減させることが目標とされています。
「不法滞在者ゼロプラン」の他には外国人に向けたどんな施策があるのか、例を挙げてみます。
・特定在留カード(2026年6月開始):在留カードとマイナンバーの一体化
・永住許可の厳格化(2024年改正):未払い者は許可取消対象に
・日本語教育の充実:今回の手数料収入の使途
・観光ビザ値上げ:訪日客向けだが同じ財布の話
このように、今回の手数料改定はいくつもの外国人施策と連動しています。今回の改定が施行されれば相当額の収入になりそうですが、裏を返せばそれだけ逼迫しているとも言えます。
■「特定技能制度」とは?
さて、先ほど触れた「特定技能制度」について、ここで整理したいと思います。
・施行:2019年4月(2018年改正入管法)
・目的:人手不足が深刻な現場へ、即戦力となる外国人を受け入れる
・特定技能1号:上限5年、技能・日本語試験あり
・特定技能2号:上限なし、永住への道も
・対象:16分野(介護・建設・農業・外食業など)。AI代替が比較的困難な対人・専門職が中心
・規模:33万6,196人(2025年6月時点、ベトナム・インドネシア・ミャンマー順)
「目的」の項目にある人手不足、即戦力という言葉が目につきます。
日本のさまざまな現場では喫緊の課題として「即戦力」が「不足」しています。
■「少子高齢化」
やはり課題の根っこはこれに尽きます。「昔は5人の現役世代が1人の高齢者を支えていたけど…」と、子供の頃から何度も耳にしてきた言葉です。現役世代が減り続け、同時に次世代を担う子供の数も減っています。その穴を埋めるべく、短期的に外国人労働者の受け入れを開始した背景がありました。
つまるところ、少子高齢化という課題が改善されなければ、外国人労働者に頼る図式は将来も続きます。「短期的」が「恒常的」になる社会も目に浮かびます。
■現役世代が負担しているものとは?
現役世代が負担している金額は、一カ月あたりいくらくらいになるのでしょうか。

このように現役世代の負担はおよそ3割でした。
■在留外国人の生活費は?
続いて、日本に暮らす在留外国人の平均的な毎月の支出を考えます。
税金などの支出については概ね日本人とは大差ないでしょう。
参考として、日本各地の賃料(1カ月)を付け加えます。
・東京∶約11万円(1K)
・福岡∶約6.0万円(1K)
・仙台∶約4.8万円(1K)
そして、特定技能外国人の平均月収は約22万円です(厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」、基本給ベース)。
日本人でさえ月々の支払いにヒーヒー言っているのに、外国人の平均月収は日本人の若手会社員と変わりません。その上、在留外国人には在留資格の維持コストが乗っかるわけです。当然ながら在留期間が短いほど更新頻度が高くなります。
今回の手数料改定について、ある在留外国人がSNS上で「勤め先からの支援がないとキツイな」と呟いているのを見かけました。今後の日本での生活のために蓄えてきたお金があるにしろ、ある日突然降ってくる大きな負担を憂いた切実な言葉だと感じました。
■おわりに
最後に私感・雑感を交えて今回は終わりにしたいと思います。
結論から言えば、結論は出ていません(ごめんなさい)。
日本では現状に対する打開策を見出だせない中で、新たな課題が増えるばかりです。
日本人にも外国人にも負担が大きい社会って何なんだろうとか、志を抱いて日本にやって来た人が存分に暮らしていける社会って何だろうとか、ぼんやりとした重たいものを感じます。
そしてこの記事について考えるたびに、華語を教えてくれた先生の顔や教室での日々を思い出します。
先日『日泰食堂』という台湾・香港・フランス合作映画を観ました。
https://nittai-shokudo.com/
このドキュメンタリー映画では2019年以降の香港の離島での生活が描かれ、その後時代は香港島で起きた民主化デモ、コロナ禍へと移り変わります。
香港島と繋ぐフェリー乗り場のそばで小さな食堂を営む老主人と、店に出入りする一人の若者のシーンについて、僕は社会に対する視点の違いを中心に据えて観ていました。
毎夜店に集まる若者たちはこれからの自分たちの居場所を憂い、デモの様子を中継するTVを食い入るように見つめます。
そんな彼らの姿を一歩引いて眺める老主人は、言葉にはしないものの「居場所や環境は時代によって変わるものだよ。俺は老い先短いから、もうここで終えると思うけどな」と言っているように感じました。
世代、生い立ち、関心などによって、同じ場所に集う者でも考え方は異なります。それでも言葉を交わし、相手を気遣い、その場にいる者として緩やかにでも繋がろうとする姿は、時代や環境が違えどもこれまで人がやってきた行いであるように思えました。
僕自身、時が過ぎれば景色が変わることは常々感じます。通い慣れた中華料理屋は潰れ、跡地には小綺麗な雑貨屋ができたりします。それでも、その雑貨屋に通う人ができることも見てきました。僕には僕の時代や世界があり、その人にはその人の時代や世界があります。それでも互いの思いは互いに分け合えるもので、そうやってちょっと先の環境を作っていける気がします。
共生とか相互理解とか言ってしまえばありきたりな表現になってしまいますし、僕が彼に成り変わったり、彼が彼女の人生を過ごすことはできません。
それでも「庭の花の蕾が今朝はちょっと膨らんだね」とか、「昨日から掃除のおじさんの姿が見えないね」とか、小さくても共に分かち合えることを見つけて、自分のいる場で少しでも周りの人と繋がることを考えて生きたいなぁと思います(上手くまとまっていないことは自覚していますw)。
今回は直接的に台湾を扱ったテーマではありませんでしたが、広い意味で隣人について考える内容になっていれば幸いです。
これからも台湾に関するテーマを探して、この場で考えてみたいと思っています。
ではでは、また!
■華語意訳
【台湾雑考 〜讀不完的台灣〜 #9】談談「日本居留申請手續費調漲」
■前言
大家好!
我這次要提及6月下旬報導的「日本居留申請手續費大幅調漲」這個話題。
中央社
『日本申請居留、永居規費大漲 最快10月上路』
https://www.cna.com.tw/news/aopl/202606240251.aspx
我之所以知道這則新聞,是因為曾教導我華語的台灣人老師在X上發文。他和一位日本女性結婚,定居日本,並育有子女。
看到這位親近的人發文「手續費,20萬日圓啊。。。」,我才驚覺,這是我一直以來不曾關心過的議題。
看到近年外國人持續增加的現況,以前的我可能會認為「不需要這麼多外國人吧」,不過開始學習華語之後,讓我開始想像在台灣生活的可能性,也讓我更願意設身處地思考身邊外國人的生活,使我無法輕易說出那樣的話。
這次想藉這個機會,查一下這個議題的背景。
■這則新聞的摘要是什麼?
・日本出入國在留管理廳(簡稱入管廳)提出調漲外國人居留資格變更、更新手續費草案
・更新的手續費依希望的居留期間而異
・若外國人申請變更、更新居留資格時,採線上申請,除「3個月以下」的申請外,其餘最多可折抵1萬日圓。而永久居留權的申請規定則與以往相同,僅限窗口臨櫃辦理
・本次草案已被納入今年5月通過的「出入國管理及難民認定法」修正案中,當中規定:
・變更、更新手續費上限為10萬日圓
・永久居留權變更、更新的上限則為30萬日圓
入管廳近期將徵求公眾意見後敲定最終金額,最快於今年10月起實施調漲。
・日本政府計畫將這筆規費收入,用於充實日語教育等用途
那麼,實際上手續費究竟會是多少呢? 我引用新聞中的內容來說明。
⭐️更新後的手續費一覽表(來源日本讀賣新聞)
日文原文標題寫的是永居規費為20萬日圓,這應該是記者採訪後取得的資訊。
■調漲手續費的目的是什麼?
那麼,這次的手續費調漲,究竟有什麼目的呢?
我來思考以下三個焦點。
①確保入管業務財源∶
居留外國人已突破400萬人,入管業務量、數位化、多語言對應等行政成本也隨之吃緊,因此希望將這部分費用轉嫁給申請者負擔。
②與歐美水準接軌:
與歐美相比,日本現行的6,000日圓手續費明顯過低,此次調漲是為了回應「只有日本特別便宜」的批評聲浪。
③與「不法滯留者歸零計畫」(2025年5月23日起實施)相互呼應:
透過調漲手續費,確保居留管理業務所需的財源。
關於上述三點,與日本的現況逐一對照來談談。
①確保入管業務財源∶
「入管業務」以下述業務為主。
・出入境審查:機場、海港的邊境管制
・居留審查:即為本次主題,與手續費相關的業務
・難民認定手續:保護恐遭迫害的外國人
・強制遣返手續:調查並遣返非法居留者
・共生社會整備:設置諮詢窗口等,提供生活支援服務
隨著居留外國人數量增加,相關業務量也隨之擴大,這是不難想像的。
那麼,我來整理一下2000年以後居留外國人數的推移。
⭐️居留外國人數的推移圖
我小時候,家附近一出現外國人,我就會帶著好奇的眼光盯著看,
但近年來,在外頭碰到外國人已是家常便飯。
我家附近有中小型工廠,常常能看到非洲裔和東南亞裔的年輕勞工。
看著上面的推移圖,我在意的是「特定技能制度」。
這項制度的導入,是這次報導背景的重點之一,後面會再詳細說明。
從這張圖可以看出,居留外國人在約四分之一個世紀內,增加到約2.4倍。
②與歐美水準接軌:
接下來,我們來看看歐美居留手續費的水準。
⭐️歐美居留手續費一覽表
如表所示,手續費並非依居留期間,而是依申請種類而異,因此難以與日本直接比較。
不過與歐美相比,日本現行的手續費設定明顯偏低。
③與「不法滯留者歸零計畫」(2025年5月23日起實施)相互呼應:
所謂「不法滯留者歸零計畫」,是入管廳於2025年5月23日公布的政策。
其目標有兩項:一是在三年內將入管人員護送的強制遣返件數增加到兩倍;二是在2030年前將收到強制退去命令後仍滯留日本的外國人人數減少至一半。
除了「不法滯留者歸零計畫」之外,還有哪些針對外國人的相關政策呢?以下舉幾個例子。
・特定居留卡(2026年6月起實施):整合居留卡與個人番號(My Number)
・永久居留許可審查趨嚴(2024年修法):欠繳費用者將成為撤銷許可的對象
・充實日語教育:本次手續費收入的用途之一
・觀光簽證費用調漲:雖針對赴日遊客,但與入管財源屬同一個錢包
由此可見,這次的手續費調漲與多項外國人相關政策相互連動。這次調漲若正式實施,預計將帶來相當可觀的收入,但換個角度來看,這也說明了相關財源已相當吃緊。
■「特定技能制度」是什麼?
那麼,接下來針對前面提到的「特定技能制度」來整理一下。
・施行:2019年4月(2018年入管法修法)
・目的:針對人手嚴重不足的現場,引進可即戰力的外國人
・特定技能1號:上限5年,須通過技能與日語測驗
・特定技能2號:無期限,且可申請永久居留
・對象:16領域(長照、建設、農業、餐飲業等),以目前較難被AI取代的對人服務及專門技術職為主
・規模:33萬6196人(2025年6月時點, 依序為越南、印尼、緬甸)
在「目的」項目中,「人手不足」與「即戰力」這兩個詞讓我特別在意。
日本各地現場都面臨著「即戰力不足」的迫切課題。
■「少子高齡化」
說到底,問題的根源還是在於此。「以前五個現役世代支撐一位高齡者,但現在…」這句話,是我們從小就常聽到的。
現役世代持續減少,同時肩負下一個世代的孩子數量也持續減少。為了填補這些缺口,日本開始短期引進外國勞工。
總而言之,若少子高齡化的課題未能改善,依賴外國勞工的局面恐怕將持續下去。不難想像「短期性」逐漸演變為「常態性」的社會。
■現役世代肩負的是什麼?
現役世代每月肩負的金額大概是多少呢?
⭐️「社會保險費+其他稅金+消費稅」各年齡層負擔一覽表
※本表依據下列數據試算而得的概算值,實際負擔金額依家庭組成、居住地、職業類別等而異。
・【月收】日本國稅廳「令和5年度民間薪資實態統計調查」各年齡層平均年收除以12的數值
・【社會保險費】依全國健康保險協會及厚生勞動省公布的2024年度保險費率計算(勞資各半後的個人負擔部分)
・【所得稅・居民稅】依財務省・總務省稅率表,套用薪資所得扣除額、基本扣除額、社會保險費扣除額後的試算值
・【消費稅】依總務省「家計調查」(2024年)單身家庭月間消費支出目安乘以10%的概算值
由此可見,現役世代每月的負擔大約佔收入的三成。
■居留外國人的生活費大概是多少?
接下來,我來思考一下居留外國人平均每月的生活支出。
在稅金等支出方面,與日本人相差不大。
以下列出日本各地的房租(每月)供參考。
・東京:約11萬日圓(日式單人套房)
・福岡:約6.0萬日圓(同上)
・仙台:約4.8萬日圓(同上)
此外,特定技能外國人的平均月薪約為22萬日圓(厚生勞動省「令和7年賃金構造基本統計調査」,以基本薪資為準)。
連日本人都為每月的支出叫苦連天,而居留外國人的平均月薪與日本年輕上班族相差不大。此外,居留外國人還需額外負擔維持居留資格的手續費用,居留期間越短,更新頻率自然也越高。
關於這次的手續費調漲,我看到某位居留外國人在社群媒體上留言:「如果公司沒有提供補助的話,真的很吃力啊」。即使平時為了在日本的生活努力存錢,也難以預料某天會突然出現如此龐大的負擔,這句話讓我深刻感受到他內心的無奈與沉重。
■結語
最後,我想以個人的感想與雜感作為結語。
先說結論,我還沒有結論(不好意思)。
日本在尚未找到應對現況的解方之際,新的課題卻不斷增加。
「對日本人和外國人來說負擔如此沉重的社會,究竟是怎樣的社會?」「那些懷抱志向來到日本的人,能夠盡情生活的社會又是怎樣的社會?」這些問題在我心中留下了一種說不清、道不明的沉重感。
而且,每當我思考這篇文章時,都會想起教我華語的老師的臉龐,以及在教室度過的時光。
前陣子我去看了台灣、香港、法國合拍的電影《日泰食堂》(原題:日泰小食)。
https://nittai-shokudo.com/
這部紀錄片描繪了2019年以後香港離島的生活,隨後時代的洪流帶來了香港島的民主化示威運動與新冠疫情。
在連接香港島的渡輪碼頭附近經營小食堂的老闆,以及常來店裡的一位年輕人,我在觀看這部作品時,特別關注兩人對社會的不同視角。
每晚聚集在店裡的年輕人們,都對自己未來的容身之處感到憂慮,目不轉睛地盯著轉播示威現場的電視螢幕。
而退一步靜靜觀察這一切的老闆,雖然沒有說出口,但我感覺他心裡在想:「人的棲身之所與環境,本就會隨著時代改變。我這把年紀,大概就在這裡終老了吧。」
因世代、成長背景、關注的事物各有不同,即使聚集在同一個地方,每個人的想法也各不相同。即便如此,他們依然互相交談、彼此關懷,試圖以緩慢的方式,與同在這個空間裡的人產生連結,這讓我感受到,無論時代與環境如何變遷,這始終是人們一直以來所做的事。
我自己也常常感受到,時光流逝,眼前的風景也隨之改變。常去的中華料理店歇業了,原址開了一家整潔漂亮的雜貨店。我也見證了有人開始光顧這家新雜貨店。我有我的時代與世界,別人也有屬於他們自己的時代與世界。即便如此,我相信彼此仍能分享某些共同的感受,並一起創造出稍微更好的環境。
「共生」或「相互理解」這些詞彙說出口,難免流於老套,我無法取代他,他也無法替她走完她的人生。
即便如此,我希望能在日常生活中找到那些微小卻能與他人共同感受的事物,例如「今天早上庭院裡的花苞又長大了一點呢」,或是「從昨天開始就沒看到打掃的大叔了呢」,在自己所在的地方,試著與周遭的人產生哪怕一點點的連結,這是我想珍惜的生活方式。(我知道這些想法還沒整理得很好w)
這次的內容雖然不是直接探討台灣的話題,但若能讓大家從更廣泛的角度思考何謂「鄰人」,我將深感榮幸。
今後我仍會持續尋找與台灣相關的主題,在這裡與大家一同思考。
那麼,我們下次見!
