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Vol_132 : ヒールかヒーローか

おはようございます。
株式会社プラス・ピボット
代表の山本です。

2023年に立ち上げた、
介護人材サービス「ホップ」は現在3期目。
売上28億、従業員60名、全国14拠点。
加えて、海外1拠点にまで成長しました。

私たちは2033年に向けて、
大きな目標を掲げています。
・売上400億 従業員600名
・47都道府県100拠点
・10のサービス

このnoteでは、
私が毎朝社員に向けて送っている
メッセージを公開しています。

私たちの「いま」と、
大切にしている「想い」を
感じていただければ幸いです。


前回の幹部MTG(今回は写真撮り忘れ・・・💦)

水曜は、東京にて月イチの幹部MTGがあり、
6月の実績振り返りや、予算配分の件、
マーケット環境や、メンバーコンディション
など様々な共有と意思決定を行いました。
各エリア、セクションを預かる
経営幹部が集まると相当に迫力がありますね。

その後は、井手AMと福岡に移動し、
木曜9:00から
北九州市役所に訪問してまいりました。

さて、7月課題図書の僕なりの
感想文の続きです。
レイ・クロックという方の経営者としての
凄みを3つの切り口から紹介します。

前回のメールでは「ハンズオンの人」
という凄みを共有しました。
残りの2つを共有です。

②デカいことがスキな人

レイ・クロックは、
とにかくデカいことが好きである。
エレガントなアイデアを創造すると
いったことにはまるで関心がない。

ゼロからイチを生むよりも、
1を1,000にすることに
モチベーションをかきたてられるタイプだろう。

クロックは、マクドナルド兄弟が編み出した
画期的なハンバーガーショップの原型は
そのままに、そのよさを最大限に生かして
もっとデカくするための仕組みづくりに集中した。

人はそれを「オリジナリティがない」
と言うかもしれない。

しかし、クロックはまったく気にしない。
「いや、マクドナルド兄弟の発想はホントに
よくできている」と絶賛して
「あとは私がデカくしましょう」という話。

この辺は僕も同類であると感じる。
自分自身にクリエイティビティや
先進性がないことは百も承知している。
なのでありふれた「派遣ビジネス」という、
外部から見たら古臭いビジネスで起業をしており、
それ以上でもそれ以下でもない
「王道」を展開している。まったく新しくない。

クロックは、その性格からして、
おそらくずっと自分でデカい事業をやりたいと
思っていたのだと思う。

しかし、52歳になるまで何もモノにしていない。
ひたすらマルチミキサーと紙コップを
売っていただけ。

しかも、新しい事業のアイデアを
探して回っていた感じもしない。

創業の引きがねはよく、
「新しい市場」
「新しい技術」
「新しいアイデア」
などといわれるが、マクドナルド兄弟の店を
訪れるそのときまで、クロックには
この3つのうち1つも持ち合わせがなかった。

このタイプの経営者にとって
何よりも重要な成果は、
独創性というようなフワフワしたこと
ではなく、ずっしりと手ごたえのある
インパクトなのだと思う。

一番手ごたえがあるのは、
何といってもスケールのデカさ。
1を、100にも、1,000にも、
1万にも、10万にもしてやるぞ、という話。



③仕組みづくりの人

もちろん、むやみに規模を
追求していたわけではない。

商売を「可能な限りデカく」するためには、
デカいオペレーションをぶん回す
仕組みがカギを握る。

当時の外食業界で、クロックほど
仕組みづくりにこだわった人は
皆無だったという。

「特定の店舗やフランチャイズオーナーの
クオリティに依存していては話にならない。
特定のお店やメニューのリピーターではなく
『マクドナルドのシステムのリピーター』
をつくらなければならない。」

そう、マクドナルドの創業期から
クロックは明言している。

マクドナルドで独自に開発された
システムのなかで、
レイ・クロック自身が初期に
取り組んだものとして、
パンのオペレーションがある。

構想はひたすらデカいのだが、
クロックの天才は
こういう細かいシステムづくりでる。
ハンズオン、現場主義といっても
いろいろなタイプがある。

自分一人ですべてを抱えてしまっては、
スケールの拡大はできない。

今より10倍、100倍、1000倍の規模で
やるとしたら、どういう仕組みを
導入すればいいのか。
クロックは何を見てもこの視点で考えている。

システム化の目的は仕事を簡素化し、
効率を上げること。各店舗の利益を
搾り出すことが一義的な目的なのではない。
すべての店舗で同じようなサービスを展開する。
真の目的はここにある。

これもスケールの追求のためである。


標準化ができて初めて急速な多店舗展開が
可能になる。
すべてをスケールから逆算して考える。
この発想がマクドナルドの戦略に強靭な
一貫性をもたらしている。

当社の拠点展開において、どの章も学びになる。

レイ・クロックは
「マクドナルド兄弟から店を強奪した」
と揶揄されることが多い。

しかし一方で、世界的チェーン店に
成長させたことで、我々はマクドナルドを
食べることができており、その利益によって
多くの貧困国の難民が支援を受けることができている。

一面的に見ればヒール(悪役)、
多面的に見ればヒーロー(英雄)である。

何より、彼自身、そのどちらにも全く興味がない。
誰にどう見られるかではなく、実益を積み上げ
ることに集中する。本当の経営者像をここに見た。

山本


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