エクリチュール 仄のめかす黙した木々のこと。あなたとわたしと、他の聖なる動物たちとの答えについて 7/22-2
■欲望
・自らの死と関係しない生というものが欲望の正体である
・自らが死ぬということ。その一点に収束していく動態以外は、生ではなく、他者の生を自らに取り違えたもの。つまり、欲望、なのである
・わかりやすく、他者の生に成り代わろうとする動態は、欲望であり、いずれ死によって自他ともに喪われるものである
・生を欲望と取り違えると(他者の生を自分の生だと取り違えると)、死を恐れるようになる。反面その他者の死を喜ぶようになる
■欲望の正体
・実は、すべての人がはじめにおいては、欲望(他者の生の真似)からしか始まらない
・欲望を抱き、トライアンドエラーを繰り返すことで、わかってくることは、どのようにしても、欲望は叶わない(もし叶ったように見えても満足が生じない)ということから人生は空虚になっていく
・それは、他者になろうとする真似事であり、他者の生に成り代わろうとすることであるからして、絶対に不可能であり、満たされないのである
・欲望とは、他者に成り代わろうとすることである
■自ら
・自らとは必ず死ぬところのものである
・必ず死ぬということが自らを確約しているのである(それ以外の自らを説明する言説や言葉はどれもすぐに吹いて消える)
・自らを取り戻すということは、自らが必ず死ぬところのものである、と自覚することである。そのときにはじめて人間は生まれるのである
・生が可能になる、ということ
・自分に倣うのではない(それは他者が与えた自分のイメージの場合が大概である)。自分を発見していくということなのである
